2024年12月19日
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パナソニックは、ロボティクスを活用した共創型イノベーション拠点である「Robotics Hub」において、産産連携・産学連携の取り組みを加速します。具体的には、6つの大学との連携による共同研究を進め、サービスロボットなど次世代ロボットの早期実用化を目指します。
当社はロボット領域を「技術10年ビジョン」で重点分野として定め、研究開発に重点的に取り組んでいます。この度、ロボットに関する技術の共有化と活用、社内の連携、さらには社外との連携を加速するために、共創型イノベーション拠点「Robotics Hub」を、東京と大阪に設立しました。
「Robotics Hub」の大阪拠点(門真市マニュファクチャリングイノベーション本部構内)は、主に社内連携を担うロボット開発拠点の位置づけであり、ロボットモジュールの開発や次世代ロボット技術の開発を行ってまいります。東京拠点(住友不動産汐留浜離宮ビルPanasonic Laboratory Tokyo(PLT)内)は、主に社外との連携拠点として、大学や他企業との共同開発、開発したロボットの実証実験などを行う場として活用してまいります。また、社内外向けのRobotics Hub ホームページを新たに開設し、ネットワークを活用した連携も進めてまいります。
これまでのロボットは主に工場などの産業用分野において、現場の自動化や高度化を行うロボットが主体でした。当社はそれらに加えて、人間が本来持っている能力を高めるために、「自己拡張 Augmentation」をキーワードにロボット技術を活用してまいります。この取り組みを強化・加速するために、「Robotics Hub」を拠点として大学との共同研究を積極推進します。具体的には、千葉工業大学、東京大学、東北大学、奈良先端科学技術大学院大学、立命館大学、早稲田大学(五十音順)の計6つの大学とテーマを決めて共同研究に取り組みます。さらに、「自己拡張 Augmentation」のコンセプトの具現化に向けて、エンジニア以外の人の先端知見を取り入れるための学際的バーチャルラボ「Aug-Lab(オーグラボ)」を4月に開設し、共創の促進とともに価値検証を進め、次世代ロボットの早期実用化を目指します。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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