2018年10月17日

「水銀に関する水俣条約(※1)」に対応

水銀ランプ(※2)の生産を終了、
LED照明器具へのリニューアル提案を強化

高天井用照明器具、投光器、街路灯、道路照明器具など

【水銀ランプ】(2020年6月末生産終了予定)

パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、水銀に関する水俣条約に対応し、2020年6月末をもって水銀ランプの生産を終了します。今後は、水銀ランプが多く使用されている高天井用照明器具、投光器、街路灯、道路照明器具などの分野において、LED照明器具へのリニューアルを提案します。

2013年10月10日に、水銀による汚染防止を目指した「水銀に関する水俣条約」が、国連環境計画の外交会議で採択・署名されました。これにより、水銀を使用した一般照明用の高圧水銀ランプ(※3)について、水銀封入量に関係なく、製造、輸出、または輸入が2021年から禁止されます。当社はこの動きに先行して、2020年6月末をもって水銀ランプ31品番の生産を終了します。

この機に、水銀ランプ終了の専用ホームページ開設や、各種説明ツールの作成などで市場への情報発信を強化するとともに、水銀ランプ市場での置換可能なLED照明器具の品ぞろえの強化により、LED照明器具へのリニューアル提案をさらに積極的に進めていきます。

照明器具の本体を交換せずにランプだけをLEDに交換する場合には、安全性や組み合わせについて注意が必要です。また、照明器具にも寿命があり(適正交換時期は10年)、内部では安定器やソケットなど給電部品の劣化が進んでいます。さらに、照明器具の省エネ率も向上しており、ランプと器具を一緒に交換することで大きな省エネ効果が得られます。

そのため、当社は今後、より省エネ性が高く、長寿命で、瞬時点灯が可能なLED照明器具への移行を推進します。特に、水銀ランプが多く使用されている工場・倉庫・体育館・球技場・駐車場・街路・道路などの市場向けについては、LED高天井用照明器具や、LED高天井用ダウンライト、LED投光器、LED街路灯、LED道路照明器具など、高効率なLED照明器具の普及を加速させていきます。

当社は、今後もお客様のさまざまなニーズに対応できる質の高いLED照明器具を提供していくことで、あかり文化の向上、地球環境への貢献を目指していきます。

  • ※1:水銀の一時採掘から貿易、水銀添加製品や製造工程での水銀利用、大気への排出や水・土壌への放出、水銀廃棄物に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める条約です。
  • ※2:放電中の水銀蒸気からの放射によって発光する高輝度放電ランプ。
  • ※3:メタルハライドランプや高圧ナトリウムランプなどは含みません。

【お問い合わせ先】

照明と住まいの設備・建材 お客様ご相談センター
0120-878-709(受付9:00~18:00)

エコソリューションズ社 ライティング事業部 ライティング機器BU 屋外商品部
電話:06-6908-1131(代表 受付 9:00~17:30)

【水銀ランプとLEDの比較】

瞬時始動・瞬時再始動

特長比較

ランプ交換だけのLED化にはご注意を

<ご参考>

水銀

水銀ランプに使用する水銀は、金属水銀または無機水銀です。水俣病の原因である有機水銀は、水銀ランプには含まれておりません。

水銀ランプ

発光効率は、白熱電球より高いため、光量が必要な分野で使われておりますがLEDだとさらに高い発光効率を誇ります。放射光は赤色成分の欠けた緑がかった青白色で、演色性は良くないですがLEDにすることで約2倍の演色性の数値になるので明るくなります。代表的な使用法として工場・倉庫・体育館・球技場・駐車場・街路・道路などの照明器具に使用されることが多いです。

以上