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2013年4月18日
サステナビリティ / トピックス
世界には電気の無いくらしをしている人が、13億2000万人いるといわれています。途上国の農村部では、薪や動物の糞・灯油などを調理や部屋の明かりのエネルギー源に使っていることも多く、屋内で発生した煙による死亡率はマラリアや結核による死亡率を上回り、毎年190万人もの命が奪われています。この人たちにあかりを届けようというプロジェクトが、パナソニックが展開する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」。昼間の太陽の光で充電し、夜間に灯りとして使えるソーラーランタンを、途上国の無電化地域へ2018年までに10万台寄贈しようとしています。本動画は、2011年度にカンボジアのNGO等に寄贈したソーラーランタンが、どのように人々の役に立っているかを取材したもの。小さなあかりが、こんなにも人々のくらしを改善できるのかという事実に驚かされると同時に、国際協力の大切さを改めて考えさせられる動画です。
▼カンボジアに灯る希望のあかり~ソーラーランタン(9分25秒)
http://ch.panasonic.net/contents/10913/
http://youtu.be/F1itSf02Tz0
<注目シーン>
【地域の保険・医療への貢献】(1分27秒~)
保険医療を中心とする国際協力活動を行っているSHAREの虎頭さん。カンボジアでは母子保健の問題が大きく、ソーラーランタンを使う前は、石油ランプで出産をしていたこともあるといいます。現在は、ソーラーランタンを使って傷口がちゃんと見えたり、出血が確認できたりと安心してサービスが提供できるようになったそうです。
【自立支援への貢献】(4分12秒~)
子供たちが売買される問題を無くす活動を続けている、かものはしプロジェクトの青木健太さん。その解決策のひとつとして、コミュニティファクトリーを運営することで女性の収入の向上を支援しています。しかし、冬の時期は暗くなるのが早く、電気のない環境では効率が落ちるうえ、目の疲れや頭の痛みを訴える人も多かったのだそうです。ミシンを操作する手元を照らすソーラーランタンが、その悩みの解消に役立っています。
【読み書きと教育への貢献】(5分26秒~)
ASACカンボジアに学校を贈る会の浦田富貴美さんは、農村部の識字教育事業を支援しています。戦争や内戦に苦しみ、ポルポト政権下では教育のしくみが破壊されてしまったカンボジア。現在でも小学校を出ても読み書きができない人が、特に農村部を中心に多く、カンボジアのさまざまな問題の根源となっています。
「わたしたちの国を発展させるためには、少しでも知識を持っている私たちが、なんとかしなければならないと思いました」と語る識字教育者のBun Phengさん。夜間、9クラスが開かれている識字教室は、ソーラーランタンのあかりのおかげで充実したものになっているといいます。「読み書きができることで、自分の人生に光が差して、前が明るく見えるようになった」という声をよく聞くと語るのはASACの浦田さん。「そういう意味ではパナソニックさんのソーラーランタンのあかりは、まったく同じような働きをしていると感じます」と感想を述べました。
これからも、無電化地域のくらしにひとつひとつ、あかりを灯すという地道な活動を続けるパナソニック。その活動が意味するものが、心に伝わってくる動画です。ぜひご覧ください。
▼関連リンク
パナソニックが「ソーラーランタン10万台プロジェクト」始動~太陽光による電気照明を世界の無電化地域に届ける
http://panasonic.co.jp/news/topics/2013/109648.html
ソーラーランタン10万台プロジェクト
http://panasonic.co.jp/citizenship/lantern/
パナソニックの企業市民活動ブログ:ソーラーランタンプロジェクト
http://panasonic.co.jp/citizenship/blog/2012/10/post-289.html
国連開発計画(UNDP)タンザニアにソーラーランタン寄贈
http://panasonic.co.jp/citizenship/blog/2011/04/undp.html
フォトアルバム:インドでのソーラーランタン寄贈と活用シーン
https://plus.google.com/photos/+Panasonic/albums/5862672999700607633
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