2024年10月2日

製品・サービス / トピックス

介護向け複数同時入浴タイプ ユニットバス「アクアハートF-eX K」のラインアップ強化 ~介護スタッフの移動介助における負担軽減と利用者の快適性向上~

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社(代表取締役社長:山田 昌司 本社:大阪府門真市、以下、当社)は、高齢者施設向けユニットバス「アクアハート F-eX K」に、さらなる介助負担の軽減と利用者の快適性向上のためのラインアップを強化。2024年10月2日に受注を開始します。
■背景
介護業界では近年、人材不足が深刻化しており、2026年度では介護職員必要数は約240万人と予想され、2022年度介護職員数の約215万人と比較すると約25万人が不足すると言われております。(※1)
業界の課題である人材不足の状況下で、少しでも介護職員の負担軽減の助力となるべく、2022年7月1日に複数人同時入浴における介助がスムーズにできる施設向けユニットバス「アクアハート F-eX K」を発売しました。
本製品は、ユニットバス同士の連結枠をなくすことで、最大3台の浴槽(備え付け2台+移動式1台)(※2)
を設置することが可能です。また、連結枠による壁面からの突起をなくすことで壁面がフラットになり、リフトなどを使用した浴槽間の移動がスムーズになることで、介護職員同士の連携が取りやすくなり、介助の負担軽減が期待できます。浴槽間はシャワーカーテンで仕切ることでプライバシーにも配慮。
このたび、さらにラインアップの強化を図ることでより介護職員へのお役立ちを図っていきます。
当社は『くらしの「ずっと」をつくる。“Green Housing”』を事業スローガンに、変化する価値観や社会課題に向き合い、持続性のある豊かな社会をつくっていきます。

<特長>
1. フラットラインLED照明(調色)をオプションで追加
2. 標準装備でW水流シャワーを追加し、水栓デザインを一新

【お問い合わせ先】
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社
水廻りシステム事業部 特建開発部
電話:06-6909-7676(代表)

■特長
1. フラットラインLED照明(調色)をオプションで追加
導光棒技術により、線状の均一な光で空間全体を照らします。凹凸の少ないフラットな形状のためお手入れもラクにできます。白色から電球色へ光の色を切り替えができる調色機能を搭載。
2. 標準装備でW水流シャワーを追加し、水栓デザインを一新
シャワーヘッドのW水流シャワーは、フェイスの中心部に小さめのシャワーの穴を密接して配置することで強さを感じさせ、周辺部には、大きめのシャワーの穴を配置することで広がり感を持たせ、心地よさをを感じさせます。
この2つの水流で快適な浴び心地と節水を可能にします。また、一時止水スイッチ付きでこまめに止水操作ができます。水栓については従来よりスリムな形状に変更し、デザイン性が向上しました。
■アクアハートF-eX Kの特長
1. 従来品にあった連結枠を無くし、浴槽間の移動が楽なバリアフリー空間へ
連結枠がないため、同時に複数人の入浴介助が必要な場合の行き来や、リフトなどを使った浴槽間の移動がしやすく、壁面からの突起が無いことで、移動式の補助いすやシャワーキャリーの設置が可能。
2. W2,300 mmのドアを採用、大型ストレッチャーのスムーズな移動が可能
有効開口1,400 mmのワイドドアによって大型ストレッチャーでの浴室への出入りがスムーズに。また、脱衣所と浴室内の段差が0 mm(高低差3 mm)のため移動が容易です。本設計は国が定める水準(※3)以上を満たしています。
3. 一室内に浴槽を最大3台(備え付け2台、移動式1台)まで設置可能
浴室内の平面空間を広く確保することができるため、移動式含め最大3台まで浴槽を設置することが可能。洗い場も広く、同時に複数人入浴することができるため、介助者の負担軽減が期待できます。

■採用者の声
知人同士など裸を見られることに抵抗のないご利用者様については、入浴時にカーテンを開け放すこともあります。3人だと会話が弾むのか、介護スタッフとの1対1の時では訴えない体の不調についても打ち明けてくれることがあるんです。そうすると私たちも必要な対応を取れますから、介護の質を上げられます。

採用者の声:https://sumai.panasonic.jp/housing-biz/public/hint/welfare-2410/index.html

※1 出典:令和6年7月12日 厚生労働省 第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について
※2 一部のサイズを除く
※3 住宅の品質確保の促進などに関する法律 等級5の基準

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

カテゴリ:

注目ニュース