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2015年4月10日
サステナビリティ / トピックス
2015年3月12日、マレーシアのマラヤ大学は、パナソニック マレーシア株式会社の提供する環境・エネルギーソリューションを採用し、同国の大学として初となる環境対応型オフィスを完成させました。また、メディア各社を招いての本発表と同時に、同大学とパナソニック マレーシアとの間での公式な契約調印式も行われました。
マレーシアで最も歴史があり最上位にランクされる同大学との今回の取り組みにおいて、パナソニックは公式技術パートナーとして、効果的な「環境対応型オフィス」を実現するためのコンセプト実証を担当するという重要な役割を担いました。クアラルンプールの中心部に独立して設置されたこのオフィスのために、同社は環境調査と開発をサポートする以下の商品とソリューションを提供しています。
■マラヤ大学「環境対応型オフィス」の特長
(1)4キロワットの高効率HIT(R)太陽光発電システムを屋上に設置。年間6.2メガワットの発電能力によって、3.9トンのCO2排出削減、もしくは200本の成木を植えたのに匹敵する効果を実現。
(2)屋内空気質を管理する、マレーシア初のパナソニック熱交気調システム。屋内の冷気を保ちながら、常時新鮮な外気の取り込みが可能。さらに、閉鎖環境内のウィルスやバクテリアを不活化するナノイー発生装置付きの空気清浄機も採用し、屋内空気質の維持をサポート。
(3)省電力・長寿命の高効率LED照明、エネルギーモニタリングやその他情報を表示するための省電力薄型テレビなどの省エネ製品群。
(4)木製の輸送用パレットを再利用したテーブル、スツール、キャビネットなど、環境への負担が少ないリサイクル材製家具。
マラヤ大学とのパートナーシップを通じて、2万1千人を超える同大学の学生、教員、研究者、さらには国内外からの訪問者に対し、パナソニックはサスティナビリティのメッセージが広く伝わることを願っています。
このオフィスの稼働に伴う実証が進むにつれて得られるデータや知見は、貴重な参考資料として大学側からパナソニックに共有され、今後の品質改善や、現地市場における多様なニーズへの対応力の強化に役立てられると同時に、職場から家まで、環境への負担が少なくサスティナブルなくらしの実現に貢献していきます。
「本学は新しいオフィスのコンセプトを、随時キャンパスの他の部分にも広げていく予定にしており、サスティナブルなキャンパスへの移行を目指して、草の根的な活動とトップダウンによる投資・方針の変更が一体となった取り組みを進めています。将来的にはもっともっと環境に対応した大学になります」と、同大学の副学長、ダット・モード・アミン・ジェラルディン教授は語っています。
契約の調印は、同副学長とパナソニック マレーシアの松永 陽介社長によって行われました。その席で松永社長は、革新的なパートナーシップを目指す両者の熱意と意思に触れ、スマートでサスティナブルな未来という共通のゴールを目指し、グローバルな環境との共生はもちろん、国全体でのくらしの質向上に寄与していくことを表明しました。
「今日の記念すべきイベントを共に実施できたマラヤ大学のように、私たちはマレーシアの他のお客様や地元パートナーとも協業し、社会課題・環境課題を解決するソリューションや技術を通して、社会のためにサスティナブルな未来を創り出します。そうしてこの国全体に"A Better Life, A Better World"を広げていきます」と松永社長は述べました。
<関連情報>
▼パナソニックがマレーシアに空調システムのエンジニアリング会社を設立(2015年3月13日)
http://news.panasonic.com/jp/topics/2015/43510.html
▼マレーシア・国際グリーンテック・エコプロダクツ展示会(IGEM)2014にパナソニックとパナホームが出展(2014年10月29日)
http://news.panasonic.com/jp/topics/2014/38704.html
▼パナソニック マレーシア株式会社
パナソニック マレーシア株式会社は、AV機器、家電、エアコン、デジタルカメラ、ビデオカメラ、プロ用放送機器、企業用システム、通信、健康美容機器から 電池や照明器具といったパナソニックブランドの幅広い電気電子製品の販売、サービス、マーケティング企業です。
・ウェブサイト(英語):http://www.panasonic.com/my
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