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2019年7月1日
製品・サービス / トピックス
迷惑行為常習者等の入場を防ぎ、ファンの安心・安全に貢献
パナソニック株式会社は、デンマーク・スーペルリーガのサッカークラブであるブレンビーIF(Brøndby IF)のスタジアムに当国スタジアム初となる顔認証システムを導入しました。本システムはスタジアムの安全とファン体験の向上に貢献するとともに、特にライバルチームとの対戦など大勢の観客が詰め掛ける注目の試合開催時のセキュリティスタッフの負担の軽減に大きく貢献します。
本システムは、従来、セキュリティスタッフが目視で行っていた要注意人物のスタジアム入場を防ぐプロセスを自動化します。パナソニックのセキュリティカメラと「FacePRO」顔認証ソフトウェアを活用し、過去に同スタジアムで迷惑行為を行うなどした要注意人物をシステムが検知した際、リアルタイムに自動的にスタッフへメッセージを送ります。
スタジアムのセキュリティ対策およびファンの安全安心を向上することなり、コペンハーゲン同一都市のダービー・マッチなど注目される試合での安全安心の貢献が大いに期待されています。さらに、顔認証技術によるセキュリティプロセスの自動化は入場ゲートでのチェックを加速するため、一般のファンのスタジアムへの入場を快適にもします。
同スタジアムは1試合の平均来場者が約1万4千人であり、要注意人物リストに登録されている人物は約100人もいます。今回の顔認証システムの導入によって、セキュリティに関するスタッフの負担軽減が図れ、そのリソースを一般のファンへの入場支援とサービス向上に集中できるようになります。
ブレンビーIFの代表取締役社長ジェスパー・ジョルゲンゾン(Jesper Jørgensen)は、「本システムは入場ゲートでの要注意人物リスト登録者の確認プロセスの効率を大きく改善し、対象者がスタジアムに入れないことを確保します。当クラブは、常にファンのスタジアム体験を最適にし、最高のエクスペリエンスをファンに届けるため努力しています。本システムの導入はその方向への進化の一環になると考えています。」と述べています。
<個人情報保護について>
個人情報を保護するため、リストに登録されている人以外の収録されたイメージやデータは保存されません。そして、リスト登録のデータはブレンビー社内サーバーに保存され、そのサーバーはインターネットや外部システムに接続されていないため、情報漏洩を防ぎます。
<本システムで採用している顔認証技術について>
アメリカ国立標準技術研究所(NIST)で世界最高水準の認証性能を達成。左右45度、上下30度の顔向き「斜め顔」や「10年経年変化」「部分隠蔽・サングラス」に対しても、精度の高い照合が可能です。
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/05/jn170510-5/jn170510-5.html
記事の内容は発表時のものです。
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