あなたは、照明に何を期待するだろうか。明るさ?省エネ?長持ち?それなら、パナソニックの照明は、あなたの期待を超えている。明るさでも省エネでも長持ちでも、業界をリードしてきたパナソニックが、いま提供する照明は、あなたのくらしに寄り添い、より豊かに彩る「あかり」だ。
くらしのシーンに合わせた快適な『あかり』を求めて
パナソニックでは、その時々の生活シーンに合わせた「あかり」を取り入れ、くらしを豊かに彩る楽しみ方を提案してきた。その一つが、複数のあかりを効果的に組み合わせて快適な空間をつくる照明設計手法「シンフォニーライティング」だ。空間全体を均一な明るさで照らすのではなく、必要な場所に必要な「あかり」を配置し、必要なときに灯す「適材適照」によって、くらしのシーンを心地よく演出することができる。
明るさだけでなく、光の色が空間や人の心理に与える影響は大きい。一般的には、青白い光は、明るくさわやかで活動的な空間に合い、赤味がかった光は落ち着いたくつろぎの空間に適している。ただし、暗い環境での青白い光や明るい環境での赤味がかった光は、人の感覚に合った快適な「あかり」にならないため、色味と明るさをマッチさせることが重要となる。
そのサポートをするのが、パナソニックの「シンクロ調色」だ。スイッチの調光ダイヤル1つで心地よい明るさと光色のバランスを自動で再現してくれるのが特徴で、徐々に変化する「あかり」を自分の目で確かめながら、快適な空間を手軽に演出できる。さらに、複数のあかりをまとめて調光・切り替えができる「リビングライコン」を使えば、リビング・ダイニング・キッチンなどでくらしのシーンに合わせた快適な空間を、ボタン1つで簡単に演出することができる。「あかり」の変化で、例えばリビングをシアタールームや勉強部屋にするなど、空間の使い方を自在に変えることも可能だ。くらしの中の何気ないシーンを、より豊かに心動くひと時として楽しむことができるだろう。
社会課題を解決する「あかり」
より良い「あかり」は、社会課題も解決する。例えば、医療現場。患者の安静が第一に求められる病室では、明るすぎる光源がその妨げになってしまう恐れもある。パナソニックの医療・福祉専用のLED照明「ホスピタルコンフォート」は、ベッドに横たわる患者はもちろんのこと、同じ部屋に複数人がいる場合でも、看護や読書などに十分な明るさを保ちながら、向かい合う病床同士でのまぶしさを低減。さらに、壁面から前方へ光を照射する配光設計で病室全体の明るい雰囲気を保つことが可能だ。空間全体の心地よさに配慮した製品設計には、パナソニックがあかり事業の積み重ねで培ってきた強みが活きている。
「光害」も、近年、注視されている社会課題だ。これまでもパナソニックは、防犯灯・道路灯など各地で夜道を照らし安全を守ってきたが、過度な明るさが周辺環境へ影響を及ぼす「光害」に配慮した照明器具を新たに開発。美しい星空を観光資源とする地域の要望を受けた、夜空の美しさを阻害しないようまぶしさを抑える設計に成功したLED防犯灯・道路灯は、日本で初めて国際ダークスカイ協会より「星空に優しい照明」としての認証を獲得した。
ひとが心地よい「あかり」を追い求めて
パナソニックの「あかり」が提供するのは、単なる明るさではなく、心地よい「あかり」だ。それでは、心地よい「あかり」とは何だろうか。パナソニックは、その問いに応える独自の指標を作り上げた。それが、空間の明るさ感を示す指標「Feu」だ。従来の照明設計では、床面や机上面の照度「ルクス」だけで判断してきたが、2005年、業界に先駆けて開発された「Feu」により、天井や壁の反射光も含む、空間全体の明るさを数値化することで、より人の感覚に近い表現ができるようになった。これにより、心地よい「あかり」を生み出す照明設計が、定量的にできるようになった。照明設計の考え方そのものを変えたのだ。
パナソニックは、「A Better Life, A Better World」をブランドスローガンとして掲げ、一人ひとりのお客様と徹底的に向き合い、より良いくらしとより良い社会に貢献することを目指している。また、現在、成長事業の一つとして、「空間ソリューション」に取り組んでいる。「あかり」が、くらしの様々なシーンや医療・公共などの現場の課題を解決しているのは、その一例だ。パナソニックは、100年を超える事業活動の中で培ってきた強みを核に、これからも、くらしに寄り添い、一人ひとりに最適なソリューションを提供し続けていく。