2024年11月15日
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2024年11月6日
技術・研究開発 / プレスリリース
(株式会社タップの委託事業としてプロジェクト参画)
複合施設でのロボット導入を進め、異なるメーカーのロボットが協力し合える環境を目指す
パナソニック ホールディングス株式会社は、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社とともに、ロボットフレンドリー施設の推進に向けた共同研究開発プロジェクト「リソース管理システムによる複数ロボットの群管理標準化に関する研究(代表機関:株式会社タップ)」への参画を発表いたします。本プロジェクトは、経済産業省が制定する「ロボットフレンドリーな環境構築支援事業」に採択されています。当社の他には、NECネッツエスアイ株式会社、株式会社エフ・シー・シー、株式会社沖縄日立、三菱電機株式会社、三菱電機ビルソリューションズ株式会社、株式会社Preferred Roboticsが委託業者として参画、ロボットフレンドリー施設推進機構(RFA)が発行した規格に基づく建物設備の連携を推進するとともに、施設をさらにロボットフレンドリー化するための研究開発を行います。
<採択先>株式会社タップ
委託先等:NECネッツエスアイ株式会社、株式会社エフ・シー・シー、株式会社沖縄日立、パナソニック ホールディングス株式会社、パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社、三菱電機株式会社、三菱電機ビルソリューションズ株式会社、株式会社Preferred Robotics
<本事業における啓蒙活動委託先として>
一般社団法人沖縄観光DX推進機構
経済産業省は、ロボットを簡単に導入できる「ロボットフレンドリー」(通称:ロボフレ)な環境を整えるための事業を進めています。株式会社タップが採択されたのは、ホテルを含む複合施設やオフィスビル、病院などの施設内で使用される異なるメーカーのロボットが、スムーズに動ける環境を作ることを目的とした取り組みです。
本事業では、ホテルを含む複合施設でのロボット活用を進め、現在使用されているシステムとロボットをうまく連携させることを目指しています。具体的には、以下のようなロボットの導入およびシステム連携を想定しています。
●稼働するロボットの種類:
●ロボットと関連システムとの連携:
メーカーが異なるロボットを同時に稼働させる際には、衝突などを防止するため管理する仕組み(リソース管理システム)が必要です。本事業では2社(NECネッツエスアイ、三菱電機)がリソース管理システムを開発し、それぞれを同時に稼働させ、ロボットをスムーズに運用することを目的とします。
複数メーカーのロボットでもホテルシステムやエレベータ制御システムと連携することで、フロア内の水平移動だけでなく、エレベータを使って上下階の移動も可能になります。これにより、サービスロボットによるホテルの業務が一層効率化され、お客様により迅速で質の高いサービスを提供できるようになります。
ロボフレ事業における各社の研究開発内容は下記の通りです。
会社 |
研究開発内容 |
---|---|
(株)タップ |
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NECネッツエスアイ(株) |
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(株)エフ・シー・シー |
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(株)沖縄日立 |
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パナソニック ホールディングス(株) |
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パナソニック(株) |
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三菱電機(株) |
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三菱電機ビルソリューションズ(株) |
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本プロジェクトの特徴は、複数メーカーのロボットが共通規格で連携できる環境の構築にあります。これにより、異なるメーカーのロボットが共存し、事業者は各ロボットの強みを活かして選択・導入が可能になります。共通規格の確立により、メーカー間の協調領域と競争領域が明確化され、競争が促進されます。
メーカーのメリット
導入事業者のメリット
こうした実証実験を行い、近い将来、さまざまな場面や用途でロボットが円滑に稼働することを目指して、複数のメーカーが協力してロボットを動かすための環境構築を支援し、スムーズなロボット導入に向け貢献していきます。
記事の内容は発表時のものです。
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