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2024年10月22日
企業・経営 / プレスリリース
~自律走行搬送ロボット(AMR)とZetesのサプライチェーン実行ソリューションを組み合わせた革新的なソリューションを創出~
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行)の100%子会社で、サプライチェーン実行ソリューションのリーディングカンパニーであるZetes(ゼテス、本社:ベルギー、ブリュッセル)は、最先端の自律走行搬送ロボット(AMR:Autonomous Mobile Robot)で知られるデンマークのロボティクス企業Robotize(ロボタイズ、本社:デンマーク、リュンビュー)に投資し、50%の株式を取得しました。この戦略的投資により、Zetesは、労働力不足などの大きな課題に直面する物流業界における効率化のニーズに対応する包括的なソリューションの開発が可能になります。
2016年にデンマークのリュンビューに設立されたRobotizeは、食品・飲料、重機、清掃設備など、さまざまな業界で信頼されるパートナーとして急成長を遂げてきました。Robotizeは、製造および物流環境における安全で確実、かつ自動化された資材輸送を目的としたAMRの開発を専門としています。同社のソリューションは、スケーラブルで信頼性が高く、使いやすさに定評があり、Zetesの協調型サプライチェーンスイート(Collaborative Supply Chain Suite)を完全に補完するものです。
ZetesとRobotizeは、機械/電子工学、そして優れたソフトウェアの専門家チームを擁し、高度なモビリティ、安全性、およびサプライチェーン実行アプリケーションを組み合わせた革新的なソリューションを創出していきます。これにより、物流業務の効率性と生産性が向上し、労働力全体が強化され、労働力不足などの今後ますます重要性を増して行く課題を克服することができます。
ZetesのRobotizeへの投資は自然な進展で、両社は、人を置き換えるのではなく、テクロノジー活用で、人の働くチカラをエンパワーし、労働力全体を強化するための付加価値ソリューションを提供するという共通の使命を持っています。
ZetesのCEO、Pierre Lambert(ピエール・ランベール)は次のように述べています。「Robotizeへの新たな投資に大きく期待しています。両社は、顧客に力を与え(エンパワーし)、サービス品質を高める最高のソリューションを提供するという同じ価値観に突き動かされています。そして、これは親会社であるパナソニック コネクトとも完全に一致します。共に、物流業務を強化し、顧客の進化するニーズをサポートする包括的なソリューションを開発していきます。」
RobotizeのCEO、Anders Pjetursson(アナス・ピツアサン)氏も以下のように意気込みを語っています。「Zetesとの提携は、当社にとって新たな可能性を切り開きます。これは、既に初のコラボレーションが成功を収めていることで実証されています。Zetesの顧客ポートフォリオは素晴らしいものであり、当社のAMRはZetesの高品質なビジネスアプリケーションに完璧に適合するため、当社の能力を拡大する上で最適な基盤となります。」
Zetesは、サプライチェーンの最適化および人物識別ソリューションを専門とするテクノロジー企業です。当社のサプライチェーンソリューションは、企業がコネクテッドサプライチェーン全体で機動性、可視性、およびトレーサビリティを実現するのを支援します。また、当社の人識別部門は、公共機関や超国家機関に対して、セキュアな身分証明書や渡航文書の発行、市民の認証を可能にし、国の登録簿や有権者リストを作成するためのソリューションを提供します。Zetesはベルギーのブリュッセル市に本社を構え、EMEAの22カ国で1,300人以上の従業員を擁しています。2017年には、パナソニック株式会社の100%子会社(現・パナソニック コネクト株式会社の連結子会社)となりました。詳細については、https://www.zetes.com/をご覧ください。
Robotizeは、工場や倉庫内での自動化された安全な物資輸送に適合した自律走行搬送ロボット(AMR)の設計と製造を専門としています。独自のGoPal® AMRソリューションは、既存のインフラや日常業務への影響を最小限に抑えつつ、物品や材料を自動的かつ安全にピックアップ、輸送、納品することでイントラロジスティクスを最適化します。GoPal® AMRソリューションは、自動車、製薬、食品・飲料など、さまざまな業界で導入されています。Robotizeはデンマークのリュンビューに本社を構えています。詳細については、https://www.robotize.com/をご覧ください。
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約28,300名の従業員を擁し、売上高は1兆2,028億円(2023年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
また、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつに位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高い企業文化の改革に取り組んでいます。
▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
記事の内容は発表時のものです。
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