2024年12月19日
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2024年4月26日
技術・研究開発 / プレスリリース
この度、京都市、パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)、独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)の3者は、公民連携プラットフォーム「KYOTO CITY OPEN LABO」を活用し、洛西地域をフィールドに、デジタル技術を利用した地域コミュニティの活性化を目指した実証事業を実施します。
京都市では、洛西ニュータウンをはじめとした洛西地域全体の活性化を目指して「洛西“SAIKO”プロジェクト」を実施し、市民や事業者の皆様と協働しながら、魅力あるまちづくりを進めることとしています。
今回、洛西ニュータウンの課題の一つである少子高齢化による地域活力の低下に対処するため、「住民の日常の課題・ニーズを地域内で解決するためのデジタルプラットフォーム構想」に取り組むパナソニックHDと京都市、UR都市機構とが連携し(※)、デジタル技術による地域コミュニティの活性化の実証事業を行います。
※ 京都市とUR都市機構は、魅力あるまちづくりを相互に連携して取り組むことを目的に、令和5年11月に包括連携協定を締結いたしました。まずは洛西ニュータウンにおいて具体的な取組を進めていくこととしており、本取組はその一環として実施します。
パナソニックHDが開発中のスマートフォン用アプリ「つれづれめぐり」を洛西地域向けにカスタマイズし、住民参加型のモニター実験により、アプリを介した【住民同士のつながり創出】、【ローカル情報の可視化】、【住民主体のまちづくり情報の共有】などの実現可能性を探ります。
既存の「洛西NTウォーキングマップ」のデジタル化や、歩行距離や地域イベントへの参加により地域通貨(コイン)が得られる仕組み、ローカル情報の交換機能などの実装を検討予定。
●0th実証事業(第1四半期)
➤地域住民から10名程度のモニター協力者を募り、アプリの使用感等を確認するとともに、グループワーク等により洛西地域における展開方法について探ります。
●1st実証事業(第2四半期)
➤0th実証事業の結果を踏まえ、「つれづれめぐり」アプリの洛西地域版を開発し、30名程度のモニター協力者による実証を行います。
●2nd実証事業(第3四半期)
➤1st実証事業の結果を踏まえ、アプリのブラッシュアップを行い、100名規模のモニターによる実証事業により、アプリを介した地域コミュニティの活性化の実現可能性を探ります。
●実証事業のとりまとめ(第4四半期)
➤実証事業を通じて得られたデータ等をとりまとめ、モニター参加者等と共有し、アプリの有用性や継続性について検証します。
京都市:実証事業の総括(企画・運営)、地域住民との調整、情報提供・情報発信 等
パナソニックHD:アプリの企画・開発・運用、参加者のデータ分析 等
UR都市機構:UR賃貸住宅関係者等との調整、情報提供・情報発信、アプリ活用の場の提供
京都市が抱える様々な行政課題その他の課題に対し、民間企業等から課題の解決に資する技術やノウハウ、アイデアなどを募集したうえで、京都市と民間企業等が一緒になって実証実験や具体的実践等により課題解決に取り組む仕組みです。
(参考)https://open-labo.city.kyoto.lg.jp
記事の内容は発表時のものです。
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