2024年12月17日
- 製品・サービス
- プレスリリース
Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。
2023年11月29日
製品・サービス / プレスリリース
パナソニックのデジタルコックピットソリューションのクラウド対応が、従来のハードウェア開発後にソフトウェア開発が始まるワークフローを根本から変え、自動車開発者や車両/システム検証チームが並行して作業できるShift-Leftを実現
ジョージア州ピーチツリーシティ、2023年11月28日(米国時間)— 本日、AWS re:Invent 2023にて、Tier1サプライヤーであるパナソニックASアメリカ社(以下、PASA)は、車両開発サイクルの初期段階から自動車開発者を支援するためのクラウドネイティブ車載ソフトウェア開発環境Virtual SkipGen™(vSkipGen™)がAWSのオンラインソフトウェアストア AWSマーケットプレイスで利用可能になったことを発表しました。PASAは2020年に次世代のコネクテッドデジタルコックピットソリューションとしてSkipGen™3.0を発表しました。vSkipGen™はこのSkipGen™3.0を仮想化してAmazon AWS上で利用可能にしたもので、これまで車載ハードウェアがないと開始できなかったソフトウェア開発を車載ハードウェアなしでも可能とします。PASAとAmazonはこれまでeCockpitの進化を共同で推進してきましたが、このvSkipGen™は自動車開発を「Shift-Left」するための最新成果となります。vSkipGen™は、自動車においてこれまで一体であったハードウェアとソフトウェアを分離し、それぞれを独立して進化させることで、市場投入までの時間を短縮し、ソフトウェアの品質を向上させます。
PASAのvSkipGen™は、IT業界や自動車業界で標準となっている仮想デバイスインタフェースVirtIOによって仮想化を行い、インフォテインメント用のAndroid Automotiveと、車両クラスタードメイン用のAutomotive Grade Linuxをサポートします。また、最新のコックピットシステムの開発に必要な自動車周辺機器とセンサーシミュレーションをサポートしています。vSkipGen™が提供する仮想プラットフォームは自動車コックピット開発の真の「クラウドネイティブ」を可能にし、クラウドサーバーの計算能力を活用してマルチメディア、グラフィック、オーディオ、ディスプレイレンダリングのためのハードウェアアクセラレーションを提供し、優れたパフォーマンスとプレミアムな体験を提供します。
パナソニックASアメリカ社のCTOであるAndrew Poliakは、「AWS上のvSkipGen™は、現在最先端のSDV(Software Defined Vehicle)の機能を利用したいと考えている方々のために設計されています。」と述べています。「AWSとのパートナーシップにより、クラウド上でコックピットドメインを仮想マシンとして運用することは、開発チームがシームレスで並列に作業し、サードパーティのサービスを活用したアプリ開発を可能にし、開発プロセスの初期段階でシステム統合とテストを実施するうえで非常に重要です。」と続けています。
パナソニックグループは、市場の拡大だけでなく、Panasonic GREEN IMPACTの達成に向けた取り組みをサポートするため、SDVの進化に投資しています。この自動車ソリューションvSkipGen™は、ソフトウェア開発や試作段階におけるハードウェアプラットフォームを不要にし、資源やコストを節約することで、パナソニックグループの環境目標に貢献していきます。
●Androidは、Google LLC の商標です。
●その他、本文で記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。なお、本文中ではTM、®マークは一部明記していません。
パナソニックASアメリカ社は、パナソニック ノースアメリカ株式会社の一部門であり、自動車インフォテインメントおよびコネクティビティシステムソリューションの世界的なリーディングサプライヤーです。同社は、ジョージア州ピーチツリーシティに本社を置き、ミシガン州ファーミントンヒルズで営業、マーケティング、エンジニアリング拠点を保有しています。パナソニックASアメリカ社の詳細については、https://na.panasonic.com/us/automotive-solutionsをご覧ください。
北米ニュージャージー州ニューアークを拠点とするパナソニック ノースアメリカ株式会社は、持続可能なエネルギー、没入型エンターテインメント、統合サプライチェーン、モビリティソリューションの革新を通じて、B2Bのお客様を支援し、より良い生活とより良い世界の実現に取り組んでいます。同社は、大阪に本社を置くパナソニック ホールディングス株式会社の主要な北米子会社です。Interbrandの2022年のトップ100のベストグローバルブランドの1つであるパナソニックは、世界中の企業、政府機関、消費者から、先端技術のパートナーおよびインテグレーターとして認められています。パナソニックのアイデアとイノベーションについては、以下のウェブサイトhttps://na.panasonic.com/usをご覧ください。
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。