2024年12月2日
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パナソニック補聴器株式会社(東京都品川区、代表:片山 崇)は、「聞こえの進化で人とつながる」をコンセプトとする耳かけ型補聴器「R5シリーズ」(3機種)を10月26日に発売します。
一般社団法人 日本補聴器工業会の調査によると、国内の補聴器の普及率※1はわずか15.2%と、欧米の普及率と比べても十分とは言えない状況です。補聴器を使用しない理由の中には、「騒音下では役に立たない」が26%、「恥ずかしい」が25%、「形やデザインがよくない」が16%という結果が含まれています。また、所有している補聴器の聞き取り状況に関する不満として、劇場やコンサートホールなどの大きな会場が35%、テレビ鑑賞が26%、映画館、電話がそれぞれ25%、となっています。(出典:一般社団法人 日本補聴器工業会 JapanTrak 2022)
こうした背景を踏まえて新たに開発したのが、「R5シリーズ」です。本製品は、今後、劇場や電車など公共施設での活用が期待されるBluetoothの新規格「LE Audio」に対応。テレビやスマホ、タブレットなどの「LE Audio」対応機器との接続により音声が直接届くので、周囲の雑音の影響を受けずに聞きたい音をよりクリアに聞くことができます。また将来的には、駅のアナウンスや映画館の上映音声なども無線で受信し、自宅だけでなく街でも音源とつながる予定です。従来の補聴器ではカバーしづらく、聞こえの不満となっていたさまざまな場面で、今までにないより快適な聞こえの提供を目指しています。
本製品は、使いやすさも追求しています。非接触充電式のため補聴器から小さな電池を出し入れする必要がなく、補聴器を充電ケースに置くだけで簡単に充電できます。1回の充電で補聴動作は約36時間、無線によるテレビ視聴は連続で約12時間使えるので、朝から夜まで安心してお使いいただけます。また、使用しない理由にもなっていた形やデザインについても、身に着けるアイテムとしてより心地よい装着感を目指した「やさしいカタチ」をベースに、髪色や肌なじみが良い色やファッショナブルな色を展開します。
先進的な技術やデザインで心地よさと快適さを両立した、パナソニックならではの補聴器が誕生しました。急速に加速する超高齢社会において、聞こえることの嬉しさと、聞くことの楽しさを提供し、人とひととのコミュニケーションを支えることで、人々のより豊かなくらしに貢献します。
スマホやタブレットと補聴器が直接つながるので、動画や音楽はもちろん電話もよりクリアな音声で楽しむことができます。また、新開発の専用テレビアダプターを使うことで、「LE Audio」に準拠していないテレビとも接続が可能。ご家族と同じ音量でテレビをお楽しみいただけます。さらに今後、劇場などの各種ホールやスタジアム、空港や駅など、さまざまな公共施設が「LE Audio」に対応した際には無線でつながり、よりクリアな音声が期待できます。
一般的な電池交換式補聴器のように小さなボタン電池を扱う手間がかからない非接触充電式なので、充電ケースに置くだけで充電端子を意識することなく簡単に充電することができます。また、補聴器内蔵の小型リチウム二次電池は約4時間で満充電にでき、補聴動作は約36時間、「LE Audio」によるテレビ視聴でも約12時間の連続使用が可能※3。1回の充電で朝から夜まで安心してお使いいただけます。電池残量はスマホアプリ上で確認できるほか、補聴器を装着する時に装着中の補聴器本体から電池残量に応じて音声でお知らせします。
人間の心に寄り添うデザインを目指して、メカニカルで金属的な印象ではなく、「やさしい」曲面を使いながら先進性をカタチに表現しました。ソリッドなツートンカラーを採用し、奥行きと深みのある質感を実現。カラーバリエーションは、髪色や肌に合う4色のほか、ファッショナブルでアクティブな2色も用意しています。また、スイッチやボタンを本体表面からなくした密閉構造にすることで、汗や水、ホコリに強く、故障しにくさも実現(防塵・防水国際保護等級:IP68)。美しいデザインと快適な装着感、高い耐久性を兼ね備え、ファッションアイテムとしても楽しんでいただけます。
「ピーピー」という不快なハウリング音をより強力に抑えるICA(Independent Component Analysis)方式のハウリング抑制機能を搭載。ハウリング音だけを独立させて抽出・抑制することで、従来の検出方式に比べてハウリングをより素早く適確に検出して抑えます。圧迫感やこもり感が少ないフィッティングが可能となりました。
食器が当たるカチャカチャという音や、ドアを閉めた時に発生する不快な衝撃音を抑えることができるISS(Impulsive Sound Suppression)方式の突発音抑制機能を搭載。音声と衝撃音とを従来方式よりも正確に識別し、言葉の聞こえはそのままに、耳障りな衝撃音だけを的確に抑えます。
両耳に補聴器を着けた場合に、左右の耳で母音と子音を分担して聞き分けることで、言葉の聞き分けを助ける当社独自のダイコティック補聴技術(「聞き取りサポート」機能)を搭載。「音は聞こえるが、言葉がはっきりしない」という方におすすめです。
本製品のリモコンとして使えるスマホ用のアプリケーションを提供。スマホの画面で、より簡単に操作できます。音量調節機能や補聴器を紛失した際に、補聴器との通信が途絶えた場所を地図上に表示する機能があります。
一般的名称 |
耳かけ型補聴器 |
||
---|---|---|---|
販売名 |
R5シリーズ |
||
品番 |
WH-R57 |
WH-R55 |
WH-R53 |
チャンネル数 |
20 ch |
16 ch |
12 ch |
希望小売価格※4 |
両耳 898,000円 |
両耳 698,000円 |
両耳 498,000円 |
適応難聴度 |
軽度~重度 |
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使用電池 |
コイン型リチウム二次電池 |
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電池持続時間 |
ミドル(M):約36時間 ※使用条件または補聴器の設定によって変わります。 |
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最大音響利得 |
ミドル(M):50 dB |
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90 dB入力 |
ミドル(M):120 dB SPL |
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医療機器認証番号 |
305AKBZX00040000 |
日本工業規格JIS C5512:2015に基づいて測定、表示してあります。
※1:自己申告における難聴者が補聴器を所有している割合。
※2:iOS14以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touchに対応しています。
AndroidについてはLE Audioに準拠したスマホ、タブレットに対応。補聴器のアップデートにより今後連携が可能となります。
※3:使用可能時間は、イヤホンの種別や使用条件、補聴器の設定によって変わります。
補聴動作・・・・・ミドル(M):約36時間、ハイパワー(HP):約30時間
テレビ視聴・・・・ミドル(M):約12時間、ハイパワー(HP):約10時間
※4:両耳、片耳価格は、補聴器・リモコン・充電ケース・テレビアダプター(WH-R53を除く)のセット価格です。
パナソニック補聴器相談センター 0120-045285
(日・祝を除く 受付9時から17時30分)
ホームページURL https://panasonic.jp/hochouki/products/R5/
記事の内容は発表時のものです。
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