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2022年9月8日
製品・サービス / プレスリリース
広角24.5 mm(※1)、光学20倍ズームレンズ搭載の4K60p 10bit記録の高画質モデル
放送局での取材・イベントなどプロの撮影現場やハイアマチュア向け
品名 |
デジタル4Kビデオカメラ |
|
---|---|---|
品番 |
HC-X2 |
HC-X20 |
色 |
-K(ブラック) |
-K(ブラック) |
メーカー希望小売価格(税込) |
オープン価格 |
|
発売日 |
10月20日(*) |
パナソニック株式会社は、1.0型MOSセンサーを搭載し、4K60p 10bit記録の高精細な描写表現が可能なデジタル4Kビデオカメラ「HC-X2」「HC-X20」を10月20日より発売します。
近年、放送局の取材・イベントなどの撮影では少人数で高品位な映像を撮影する需要が増加し、小型・軽量の機動力に加え、高画質・高い操作性のニーズが高まっています。本製品は1.0型MOSセンサーの採用と高画質4K60p 10bit記録対応により、階調豊かな広いダイナミックレンジと低照度耐性を確保した品位の高い4K60p記録を実現しました。また、室内など限られたスペースでも撮影が可能な広角24.5 mm(※1)、離れた場所の被写体に寄れる光学20倍ズームの広い焦点域での撮影により、さまざまなフィールドで使用することができます。さらに、上位機種のHC-X2は、13ストップの広いダイナミックレンジを実現するV-Log/V-GamutやHLG記録などの高度な制作フローへの対応やSDIやLAN端子の搭載によりさらに幅広い用途への活用が可能です。
当社は本製品を、プロユーザーやハイアマチュアに向け、高画質映像と機動性を両立したビデオカメラとして提案していきます。
・1503万画素1.0型MOSセンサーが広いダイナミックレンジと高感度を実現
・高画質でなめらかな4K60p 10bit記録やFHD 120fpsのスーパースロー撮影に対応
・13ストップV-Log/V-GamutとHLGによるHDR映像制作(HC-X2のみ)
・幅広い焦点距離をカバーする光学20倍ズームと屋内撮影にも有効な広角24.5 mm(※1)レンズ
・状況変化に素早く対応できる3連のマニュアルリング、NDフィルターやLAN端子(X2のみ)、3G-SDI対応BNC端子(X2のみ)搭載
・RTMP/RTSPなどのストリーミングプロトコルに対応
※1:35 mm判換算。
*新型コロナウイルス感染症の影響により、発売の延期や供給が遅れる可能性があります。発売時期は確定次第、当社ホームページに掲載いたします。
LUMIX・ムービーご相談窓口 フリーダイヤル 0120-878-638
受付:9時~18時 月~土曜日(祝日・正月三が日を除く)
●1503万画素1.0型MOSセンサーが広いダイナミックレンジと高感度を実現
高解像と低照度のバランスに優れた有効画素数1503万画素の1.0型MOSセンサーを搭載しました。広いダイナミックレンジにより、ハイライトからシャドウまで自然な階調表現を可能にします。4K60p記録などの全記録モードでクロップレスを実現し、センサーと高速処理エンジンの組み合わせによる優れた高感度性能が、暗部のノイズを抑えた描写を実現しました。また、大型センサーならではの浅い被写界深度により、背景のボケ味を生かした演出の映像表現も可能です。
●4K60p 10bit記録やFHDでのVFR撮影や120fpsのスーパースロー記録に対応
高効率のHEVCコーデックに対応し、動きの速い被写体でも明瞭でなめらかな映像が撮れる4K60p 10bit 200 Mbps記録、豊富な情報量で高度なポスト編集に有効な4K30p 4:2:2 10bit記録、4K 2fps~60fpsのVFR記録、FHD 120fpsのスーパースロー記録、編集に便利なFHD ALL-Intra記録など多彩な記録形式が可能で、ドキュメンタリー映像からシナリオ映像まで、幅広い用途で活躍します。
●13ストップV-Log/V-GamutとHLGによるHDR映像制作(X2のみ)
4K/8K放送で求められる広いダイナミックレンジに対応するため、X2は当社製シネマカメラVARICAMと同じガンマカーブの13ストップV-Log/V-GamutやHLG記録など広いダイナミックレンジの動画記録ができます。V-Logで記録すれば、ポストプロダクションにおいてVARICAMやLUMIXで撮影した動画データと合わせた場合でも、スムーズなカラーグレーディングが可能なため、制作用途に合わせたワークフローを実現します。
●効率的なワークフローを実現するデュアルコーデック記録(X2のみ)
X2は、低ビットレートのサブ動画を同時記録できるデュアルコーデック記録に対応しました。スロット1に4K30p 100 Mbpsの動画を記録しながら、スロット2にFHD30p 50 Mbpsや低ビットレートのFHD30p 8 Mbpsのサブ動画を同時記録することが可能です。編集時にスロット2で録画したサブ記録ファイルを活用することで、ワークフローの効率化を図ることができます。
●幅広い焦点距離をカバーする光学20倍ズームと屋内の撮影に有効な広角24.5 mm(※1)レンズ
全モードで広角24.5 mm(※1)から、望遠490 mm(※1)までの焦点距離をカバーします。また、iズームでは32倍(FHD時)/24倍(4K時)まで、高い解像度を保ったままテレ端からシームレスなズームアップが可能です。ボールO.I.S.機構とスムーズなズーム操作により、約120秒のスローズームでもピントボケや揺れを抑えた、なめらかなズームトラッキングを実現します。また、広角24.5 mm(※1)は車内など狭い状況で被写体から距離が取れない撮影や、遠近感を強調した広角表現による街並みなど印象的なシーンの収録を可能にします。
●状況変化に素早く対応できる3連のマニュアルリングとNDフィルター搭載
本体の鏡筒部に3連リングを搭載し、それぞれフォーカス、ズーム、アイリスと独立して操作できるので素早く直感的なカメラワークを実現します。NDフィルターは、撮影環境に応じて4段階(クリア、1/4、1/16、1/64)の調整ができるので、被写界深度を変えることなくスムーズな露出操作が可能です。マニュアルリングのそばにボタンが装備されているので操作性も高く即時に対応可能です。
●カメラや外部モニターで同時に確認できるLCD・EVF・HDMI・3G-SDI(X2のみ)のうち3系統への同時出力も可能
屋外での視認性に優れた3.5型約276万画素の高輝度LCDモニター、0.39型約236万画素のOLED ビューファインダー、HDMI、3G-SDI(SDIはX2のみ)のうち3系統への同時出力に対応します。LCDとEVFの同時出力やLCDモニターとHDMI、3G-SDIの同時出力に対応し、現場の運用に応じた映像出力を選択することが可能です。HDMIでは最大4K60p、3G-SDIでは最大FHD60p、共に4:2:2 10bit出力に対応(※2)します。
●3G-SDI対応BNC端子、LAN端子搭載の優れた拡張性(X2のみ)
BNC端子2基搭載で3G-SDI出力、タイムコード(TC IN/OUT)の同期が可能です。SDIとHDMIで接続先の機器に合わせて解像度を優先したり、接続の安定性を優先したりと撮影現場に合わせた最適な接続方法を選択できます。
さらに、X2はLAN端子搭載でFHD60p 24 Mbpsの有線IPストリーミング(RTSP/RTP/RTMP/RTMPS)が可能です。本機とパソコンやルーターを有線LANケーブルで接続することで配信プラットフォームを活用したライブ配信が行えます。X20もUSBイーサネットアダプター(市販品)を使用することで、同様にUSB-LANによる有線IPストリーミングが可能です。他に、スマートデバイスとのUSBテザリングによる無線IPストリーミング(X2のみ)や、Wi-Fi®による無線IPストリーミングに対応。
※2:HDMIとSDI同時出力の場合は同一のフレームレートになります。
・SDXC/SDHCロゴはSD-3C, LLCの商標です。
・“Wi-Fi®”は“Wi-Fi Alliance®”の登録商標です。
記事の内容は発表時のものです。
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