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2019年4月11日
製品・サービス / プレスリリース
まもなく迎える「令和」の時代に本当に安心な住まいは、防災意識の「持続」までサポートする家!
防災意識調査から浮き彫りになった課題に挑む、新しい防災住宅の価値を提唱
パナソニック ホームズ株式会社は、4月13日(土)より、『防災持続力を備える家』を、低層戸建住宅・多層階住宅・集合住宅に新しく展開し、全国の展示場で「災害時も、ずっと暮らせる安心を」をテーマにキャンペーン活動を実施いたします。
『防災持続力を備える家』イメージ
「災害の時代」と言われた平成を振り返ると、平成23年(2011年)の東日本大震災、平成28年(2016年)の熊本地震、記憶に新しい平成30年(2018年)の台風21号による関西地方の被害や、大阪府北部地震、北海道胆振東部地震など、自然災害は、もはや他人事ではなくなっており、人々の防災に対する意識も高まっています。
新しい「令和」の時代を迎えるまで残り20日。当社は、新時代を迎える機にあらためて防災のあり方に向き合い、本当に安心できる住まいを提供するために、防災に対する意識調査を実施しました※2。
今回調査を通じて明らかになったのは、「備えを継続する難しさ」でした。これからの新時代に人々が安心して暮らすためには、防災を「持続させる」という、住宅業界初の※1新しい価値を提供できる家づくりが必要と考え、このたび『防災持続力を備える家』を新しく開発し、展開いたします。
当社は、「令和」の時代に入っても、創業者 松下幸之助が提唱した、「良家」の住まいづくりの理念に基づき、自然災害から家族を守り、安心して暮らせる防災住宅を追求し続けていきます。
パナソニック ホームズ株式会社 宣伝・広報部 広報課
TEL 06-6834-1955
先ず、防災意識については、昨今の災害報道を通じて、72%の人々が「高まった」と回答、食料や飲料水、乾電池や蓄電池、非常用の持ち出し袋など、何かしらの備えを実際に行っている人は80%にのぼりました。これらの結果から、人々の防災意識は高まっていることが伺えました。
一方、意識の高まりにも関わらず、「備えを継続できる」と回答した人は3割に満たない29%しかおらず、「何をどれだけ備えればいいかわからない」「時間が経つと忘れてしまう」「管理しきれない」などを理由に、水や非常食の賞味期限切れや電池の入替を忘れてしまうような状況になっているのではないかと推察されます。
以上、今回の調査から見えてきた最大の課題は、防災意識自体は高まる中で、「備えを継続できる」と答えた人は非常に少ないという現実でした。
備えの継続は難しいという課題に対して、今回当社が新しく提案するのは、「家の備え×ご家族へのサポート×IoT」で、防災力が持続できる家づくりです。
「家の備え」では、災害時も家族を守り、自宅で生活を続けるための住宅性能・設備を提案。超高層ビルの制震技術「座屈拘束技術」を工業化住宅で唯一※3戸建住宅の構造に採用していることをはじめ、停電時は約3日分の電気を確保できる※4パナソニックの太陽光+蓄電システム、常に新鮮な水を貯え、断水時は約3日間の飲料水を確保できる※5貯水タンクを備える等、家自体が防災の備えを持続します。
「ご家族へのサポート」では、パナソニックのくらしの統合プラットフォーム「HomeX」が、家族の備えを技術とサービスでサポートし防災を持続。(1)気象警報と連動して台風等の予報を通知し、(2)自動的に蓄電して停電に備え、(3)自動でシャッターを閉めて暴風に備えます。
また、お施主さま専用サイト「Panasonic Homes CLUB」において、備蓄品の入替や災害後の設備復旧手順等の情報提供等、人の意識が及ばない防災までを喚起する「防災リマインダー」を用意。さらに、お施主さまの有料会員制度「あんしん倶楽部」では、台風や床上浸水で受けた被害に応じてお見舞い金をお支払いする等の補償サービスを備えています。※6
4月11日(木)に、当社の湖東工場(滋賀県東近江市)において、報道関係者向けに『防災持続力を備える家』の発表会を開催。臨場感のある体験によって当社が提案する「災害時も、ずっと暮らせる安心」の住まいについて理解をいただく内容としました。
発表会には、当社 代表取締役社長 松下 龍二と開発担当責任者の斎藤 隆輔が登壇。これまで当社が取り組んできた住まいづくりの理念や、防災に関する意識調査において、「備えの継続の難しさ」という課題発見や、新しく開発した『防災持続力を備える家』の概要について発表し、人々が安心して暮らせる、新しい防災住宅の価値を提起する内容としました。
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直径約1メートル、重さ約1トンの巨大な鉄球をクレーンで吊り上げ、鉄骨構造体に勢いよく衝突させる実演を用意。鉄球の衝撃で鉄骨構造体が倒壊しないことをはじめ、繰り返す地震にもゆがみを抑えることを実証します。この強い構造体があるからこそ、繰り返す大地震にも何度も耐え抜き、家族の生活をずっと守り続けることができます。
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モデルハウスの一室で、台風の直撃を想定したデモンストレーションを用意。気象庁から大雨暴風警報が発令されると、「HomeX」が感知して自動でシャッターを閉め、蓄電池への充電を開始します。停電になると、自動で蓄電池からの電力供給に切り替わり、照明が点灯します。家が自動で備えてくれる安心を体感いただく内容となっています。
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日本最大級の「住宅試験センター」に設置している、最大風速60 m/s、最大降雨量240 mmという大型台風級の暴風雨の再現装置では、凄まじさと共に、暴風雨に耐える住まいの安心も感じていただく内容となっています。
2016年、国土強靭化に係る国の計画等の指針として策定された「国土強靭化基本計画」は、近年における自然災害の激甚化を踏まえ、2018年12月に見直しが閣議決定しています※7。見直しでは、災害から得られた知見の反映や耐震対策の継続推進のほか、避難生活環境や被災者の健康状態の改善等の項目が新しく盛り込まれており、国をあげて防災対策が進展しています。
また、経済産業省が推進する、戸建住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)支援事業についても、2019年3月に「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを活用したレジリエンス強化事業」を新設。
停電時に使用可能なコンセントの設置を必須化しているほか、蓄電システムや太陽熱利用システム等、災害に強い住宅の整備について補助を行う方針が示されています。※8
このたび新しく展開する『防災持続力を備える家』は、上記の「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを活用したレジリエンス強化事業」で求められる要件に対応可能で、邸別の補助金申請を行うことができます。
展開開始 | 2019年4月13日(土)~ |
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展開場所 | 全国のパナソニック ホームズ展示場(一部地域を除く) |
内容 | 展示場ご来場者に、キャンペーンブック『災害時もずっと暮らせる安心を』をプレゼント |
広告宣伝 | 4月22日(月)~5月12日(日)の期間、首都圏・関東、名古屋、関西地区をはじめとする全国でテレビスポットCMを集中放映 |
https://homes.panasonic.com/common/anshin/
高耐力制震フレーム「アタックフレーム」
超高層ビル建築にも使用される「座屈拘束技術」を工業化住宅で初めて採用した構造※3で、繰り返す大地震からも家のゆがみを抑え込み損傷を防ぎます。また、業界トップクラス※9の立ち上り幅(170 mm)を誇る頑強な基礎で、住まいを土台からしっかりと支えます。
構造の強さは、振動回数が140回に及ぶ実大住宅振動実験で実証。阪神・淡路大震災・神戸波の4.3倍※10のエネルギー量にも耐えました。
太陽光+蓄電システム
『防災持続力を備える家』では、太陽光発電と蓄電池から電気を安定供給できる「太陽光+蓄電システム」を採用。晴天時の昼間は太陽光発電で創った電気を、曇り・雨天時や夜間は蓄電池に蓄えた電気を使用します。※11
毎日の暮らしにおける節電貢献をはじめ、災害時の停電でも、蓄電池から約3日分の電気を確保し※4、テレビ・スマホの充電や冷蔵庫・LED照明等が利用できます。※12
貯水タンク「マルチアクア」
4人家族で約3日分の飲料水を確保できる※5貯水タンク「マルチアクア」を設置。水道管を分岐して設置するため、タンクには常に新鮮な水が入り、空気に触れない二重構造により飲料水として使える水質を守ります。※13
また、生活用水は、エコキュート(約360リットル)やエネファーム(約135リットル)から確保することができます。※14
HomeXディスプレイ
IoTで暮らしをサポートするパナソニックの先進技術「HomeX」。気象警報と連動して台風などの予報を通知したり、シャッターを閉めて蓄電池への充電を始めたり、家が自動で災害に備えます。将来必要になるかもしれない新たな防災情報や備えにも対応できるように機能をアップデートしていきます。※15
情報提供の画面イメージ
当社のお施主さま向け専用サイト「Panasonic Homes CLUB」では、サイト内やスマホでも見ることができるメールマガジンで、備蓄品の入替や災害後の設備復旧手順等、人の意識が及ばない防災までを喚起する「防災リマインダー」による情報提供を行います。※16
有料会員制度「あんしん倶楽部」では、台風や床上浸水で受けた被害に応じて、補修工事をサポートしたり、お見舞い金をお支払いする等の補償サービスを用意。被災して困った時に安心です。
台風で屋根瓦や樋が飛ばされる被害が発生し、火災保険が免責となった場合、最高20万円までの原状回復工事を補償します。
河川の氾濫で床上浸水となり、システムキッチン等に被害が発生した場合、最高100万円までの原状回復工事を補償します。
台風の暴風雨により換気ガラリから雨水が侵入し、クロスやじゅうたんに汚損が発生した場合、最高5万円のお見舞金をお支払いします。
設備機器が故障した場合、修理費用のうち1年間に累積3万円までをサポートいたします。
太陽光発電システムを設置(2013年1月1日以降)いただき、気象庁が発表する日照時間が基準値を下回った場合に日照補償金をお支払いいたします。例)2018年度基準値:大阪府1,956時間・東京都1,813時間
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。