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2018年11月1日
製品・サービス / プレスリリース
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)とソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)は、省電力広域無線通信技術「LPWA(Low Power Wide Area)」の1つである「NB-IoT(Narrow Band IoT)」を活用した常時接続IoT 家電の実用化に向け、商用環境下で実証実験を実施します。今回の実証実験は、ソフトバンクが世界で初めて※1商用環境での接続試験に成功した高セキュリティーの「NIDD(Non-IP Data Delivery)」技術※2を用いて、2018年11月から大阪で開始します。
パナソニックは、これまで100年にわたり、家電を通じて人々の生活を快適・便利にしてきました。近年では、通信技術の進化に伴い、スマートフォンやウェブサービスとの連携が可能なIoT 家電を展開しています。さらに、お客様一人ひとりの状態に合わせて日々アップデートし続ける製品やサービスをお届けするくらしの実現に向け、インターネット回線が無いご家庭でも電源を入れるだけでクラウドを活用できるようになるLPWA の検証を進めています。
ソフトバンクは、時代に必要とされる最先端のテクノロジーと最も優れたビジネスモデルにより、「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の実現に向けて取り組んでいます。今回の実証実験では、IoT デバイスにIP アドレスを割り当てずにデータ通信を行うことができるNIDD を使用し、LTE 通信規格NB-IoT での検証を行います。これにより、IoT 家電向けに高セキュリティーなネットワークを構築することができます。NIDD は、従来のデータ通信時に付加的に必要となるヘッダー情報などのデータが削減されることにより、通信に必要な電力を抑えられ、バッテリーを長持ちさせることができるほか、より広いエリアをカバーすることが可能となります。
パナソニックとソフトバンクは、LPWA を用いてお客様とつながり続けることで新たな価値や体験を生み出し、より豊かなくらしや社会の実現を目指していきます。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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