2024年12月19日
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パナソニック エコシステムズ株式会社は、愛知県春日井市の春日井事業場敷地内に、体験型実験住宅:「IAQ Labo」を、2017年6月1日にオープンしました。これは、近年の住宅トレンドである高気密・高断熱化や、更なる省エネルギーの追求、また健康への配慮など、住宅の高性能化に呼応する新たな室内空気質(IAQ:Indoor Air Quality)を体験できる実験住宅です。
当社は、住宅全体が省エネルギーで、かつ快適な空気質を提供する商品開発を進めるため、2011年11月に「IAQハウス」をオープン。主に住宅の設計・施工を行う専門会社に、室内空気質(IAQ)の重要性を訴求してきました。さらに、近年では、ゼロエネルギーハウス(※2)や、健康に配慮したウェルネス住宅(※3)が注目を集め、住宅の高性能化が進展する中で、室内空気質(IAQ)への関心がより一層高まっています。
このたびオープンした「IAQ Labo」は、住宅を設計・施工するお客様に対して、空気調和4要素である「温度」「湿度」「清浄度」「気流」の違いによる空気質を体感いただくことがコンセプトです。
同時に、体感いただいたお客様の感じ方を収集し、当社の今後の製品開発につなげるデータを蓄積していきます。
「比較体感コーナー」は、換気方式の異なる3つの空間を設けています。1つは、給気及び排気に機械換気を使用した第1種換気の部屋。2つ目は、排気のみを機械換気とした第3種換気の部屋。3つ目は、給気及び排気に機械換気を使用するとともに、給気と排気との間で温度と湿度の回収を行う全熱交換形換気を使用した第1種換気の部屋となっています。
来場時期に合わせて、夏期・冬期・中間期など任意の外気を作り出し、それぞれの部屋で換気運転を行った場合の換気方式の違いによる「温度」「湿度」「清浄度」等の空気質の差を体感することができます。
リビング・ダイニングキッチン(LDK)と寝室では、全身受風による新しい受風感覚を体感できます。
また、実際の生活シーンを想定した部屋、および部屋の間を流れる「気流」を、VR技術(※4)による立体視を通じて体験することができます。
「気流」や「香り」などを付加した新たな室内空気質(IAQ)の各種提案において、体感と同時に、個々人の感じ方の違いを収集し、そのデータを蓄積・解析することで、今後の新製品開発や、室内空気質(IAQ)のさらなる研究開発につなげていきます。
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。