2024年12月17日
- 製品・サービス
- トピックス
Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。
2022年5月25日
製品・サービス / プレスリリース
当社初、非住宅空間における空気の課題に特化
デザイン起点で顧客共創を実現
パナソニック株式会社 空質空調社は、当社初の非住宅空間における空気質の課題解決に特化した、空質空調ソリューションの実験施設「AIR HUB TOKYO(エアハブトーキョー)」を6月1日、東京・日本橋に開設します。この施設には、空質7要素(温度、湿度、清浄度、気流、除菌、脱臭、香り)を最適に制御した最新のコンセプトモデルを設置し、お客様の体験を通じ、デザイン起点でのソリューション開発を推進していきます。
近年、新たな生活様式が定着する中で、公共空間や商業施設などの非住宅空間において、従来の温度管理に加えて、湿度、清浄性といった空気質の向上が求められています。また、不動産オーナーや施工業者など当社のビジネスパートナーにとってはこのような空質空調機器の機能に加えて、施工性やメンテナンス性なども重要です。
当社はこれまで住宅空間で培ってきた技術や商品の強みを生かし、非住宅空間向けに、空質、空調機能を連携させた機器とソフトウェア、それらのメンテナンスやサービスまで含めたソリューションを強化していきます。「AIR HUB TOKYO」はお客様が実際に体験しながら当社と共創することで、デザインを起点とした顧客ニーズに寄り添うソリューション開発を推進する拠点です。
本施設はスケルトン天井などの自由に設計できる空間に、最新の業務用空質空調連携システムや提案前のプロトタイプを期間限定で設置し、お客様に体感いただきながら、ニーズを把握し事業性を検証します。プロトタイプ第一弾として、空質7要素を最適に制御した空間ソリューション「Reboot Space(リブート・スペース)※1」のコンセプトモデルを設置します。また、目に見えない空気に対して、心地よさの数値化や表現方法の開発と検証も行います。
当社は本施設を活用し、お客様と当社のデザイナーやプランナー、技術者が共創を促し、顧客視点のユーザーエクスペリエンス設計、プロトタイプの実験を行い、非住宅空間において人間中心の商品開発プロセスを実践していきます。
空質空調社は、「空気から、未来を変える。」をブランドスローガンに、環境テクノロジーの更なる革新を進め、健康で快適なくらしと社会を創造し、持続可能な未来の実現に貢献していきます。
空質空調社サイトURL:https://www.panasonic.com/jp/hvac/
本施設の天井はスケルトン仕様で、室内も壁による仕切りが無い自由度の高い空間です。空質空調ソリューションのプロトタイプを実際に設置し、機能性や施工性、メンテナンスのしやすさなどをお客様と議論しながら、現場のニーズに合わせたソリューション開発を実現します。ソリューションの一例として、五感で感じる空気の心地よさの数値化や表現手法の開発と検証を行うことで、見ることができない空気の安心・安全を実感するユーザーインターフェースの開発を行います。
スケルトン天井の様子
室内機の検証の様子
ビジネスパートナーが抱える課題に対して、当社のデザイナーやプランナー、技術者が一緒に意見を交わし、解決策を議論するワークショップを実施します。空気の体感を通じて、目に見えない空気に関するお客様の課題を共有し、顧客と当社の視点を合わせ新たなソリューションを開発します。
ワークショップスペース
本施設には空調、換気、除菌機能などを一体化した「業務用空質空調連携システム」や、最新の空質空調ソリューションのプロトタイプなどを設置します。開設時のプロトタイプ第一弾として、空間ソリューション「Reboot Space」4タイプのコンセプトモデルの検証を開始します。閉空間から開放空間まで、当社独自技術である換気、気流、清浄度を組み合わせることで、快適性と静音性を兼ねた空間を提供。オフィスや商業施設のオーナーや設計担当者などのお客様が体感し、要望や意見を元に事業性を検証します。
空質空調ソリューションのプロトタイプ
22年4月に発売した、空調機の温度調節機能と熱交換気ユニットによる換気機能に、除菌、加湿、脱臭機能をプラスしたシステムです。
閉空間から開放空間まで、当社独自技術である換気、気流、清浄度を組み合わせることで、快適性と静音性を兼ねた空間を提供します。
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。