2024年12月17日
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パナソニック株式会社は、空間の混雑度、温度、湿度、CO2濃度などを定量的に計測し、データとして見える化する「空間見える化ソリューション」を2021年12月より受注開始します。この「空間見える化ソリューション」は、人・環境センサ(AIカメラ、CO2センサ、温湿度センサなど)をオフィスなどの空間に最適配置し、空間の状況を計測します。その情報をクラウドに収集し、人や環境のデータとして提供することで、管理者と利用者の両方の視点で安心・快適なオフィスや施設の運用をサポートします。
近年の働き方改革に加え、COVID-19発生後は新しいワークスタイルに対応したオフィスや施設の形が模索されています。オフィス利用者からは、「混雑を避けてオフィスや施設を利用したい」などの要望があるのに対し、管理者には、「オフィスや施設の利用率が適切か、空気環境は快適か、などの状況がわからない」といった問題があり、具体的な改善に踏み切れないという課題が新たに見えてきました。
今回発売する「空間見える化ソリューション」は、空間内に人・環境センサを最適配置することで、空間の混雑度、温度、湿度、CO2濃度などを計測し、データとして提供するサービスです。データをLTE回線でクラウドに自動収集することで、管理者は、多拠点の情報を遠隔で管理することも可能。計測したデータを分析するツールにより、今後の改善・改修提案などへの活用もできます。また、施設の利用者視点では、混雑度の見える化をはじめとする各種データをモニターやスマートフォンなどで確認・共有することができ、例えば、執務室や食堂の混雑状況を利用者が確認することも可能となります。
この「空間見える化ソリューション」は、空間ソリューション事業推進の一環として、ニューノーマル時代のワークプレイス創造に向け「『働く』を実験する」をテーマとしたライブオフィス「worXlab(ワークスラボ)」に約1年間設置して様々なデータを計測、解析してきました。今後、そのノウハウを活用し、施設の管理者、利用者に対して、活用しやすい見える化したデータを提供することで、安心・快適なワークプレイスの運用をサポートします。
エレクトリックワークス社 マーケティング本部 空間ソリューション事業推進部 マーケティング推進部
電話:06-6908-1131(代表 受付9:00~17:30)
以上
記事の内容は発表時のものです。
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