
2025年3月26日
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贈賞式での記念写真、左から臼井 幸也、吉田 英博、中谷 修平
パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社は、「低コスト・高精細OLEDディスプレイを実現する産業用インクジェット装置の開発」の業績に対して、公益財団法人大河内記念会より、「第71回(令和6年度)大河内記念技術賞」を受賞し、2025年3月25日に日本工業倶楽部会館で贈賞式が行われました。
開発したインクジェット装置のラインヘッドユニット
賞の名称:大河内記念技術賞
受賞業績:「低コスト・高精細OLEDディスプレイを実現する産業用インクジェット装置の開発」
受賞者:パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社
吉田 英博、中谷 修平、臼井 幸也
受賞技術概要:
1. 微小液滴吐出技術の確立と全ノズルの目詰まりを抑制するインク循環システムの構築により、メンテナンスが少なくて済む高安定化インクジェットヘッドを実現。
2. 大判パネル印刷において、乾燥ムラを抑制するワンパス印刷技術と表示ムラを抑制するピクセル間の印刷体積制御技術を開発。
3. 大型ステージでの印刷安定性を実現する吐出タイミング補正制御技術を開発
これらの技術の融合により、メンテナンスフリーならびにムラフリーなインクジェットヘッドで、大画面・高精細パネルのワンパス印刷を実現する世界初(※)の量産対応型産業用インクジェット装置を開発しました。
※2021年6月25日、当社調べ
第71回(令和6年度)大河内賞受賞業績・受賞者(社)一覧(公益財団法人 大河内記念会ホームページ)
https://okochi.or.jp/prize-year/fiscal-year71/
インクジェット印刷装置 製品サイト
https://www.panasonic.com/jp/company/ppe/jigyo/inkjetprinter.html
公益財団法人大河内記念会は、現在の国立研究開発法人理化学研究所の前身、旧財団法人理化学研究所の第三代所長であった故大河内正敏博士が日本の生産工学の発展のため学界および産業界に残された功績を記念し、「生産のための科学技術の振興」を目的として昭和29年(1954年)に設立されました。
大河内記念会では、生産工学、生産技術、生産システムの研究並びに実施等に関するわが国の業績で、学術の進歩と産業の発展に大きく貢献した顕著な業績に対して毎年大河内賞を贈呈して表彰しています。
(公益財団法人大河内記念会ホームページの「大河内賞贈賞」ならびに「第71回(令和6年度)大河内賞の贈賞決定について」から引用しています。)
記事の内容は発表時のものです。
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