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2021年7月12日
製品・サービス / プレスリリース
紫外線(UV-B)でイチゴのうどん粉病の発生を抑制(※1)
農薬の散布回数を低減
品名 | UV-B電球形蛍光灯(反射傘セット) |
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品番 | SPWFD19UB3PC |
発売予定日 | 2021年10月1日 |
希望小売価格 | オープン |
パナソニック ライティングデバイス株式会社(本社:大阪府高槻市、代表取締役社長:坂本 敏浩)は、紫外線(UV-B)を照射することでイチゴのうどん粉病の発生を抑制する(※1)「UV-B電球形蛍光灯(反射傘セット)」を2021年10月1日に発売し、農業設備販売業者などを通じて販売していきます。
うどん粉病は、イチゴなどの葉や茎に白いカビが発生する植物病害です。うどん粉病の原因となる菌は、空気中を浮遊して他の株にうつるため、一度うどん粉病が発生すると閉鎖的なビニールハウス内に蔓延していきます。そのため、イチゴ農園では定期的に農薬の散布を行いうどん粉病の抑制を図りますが、農薬散布の手間や時間が負担になる場合がありました。
そうした中当社は、イチゴに適度な紫外線を照射することで免疫機能を活性化させ、うどん粉病の発生を抑制(※1)するUV-B電球形蛍光灯を2014年より展開しています。うどん粉病を抑制(※1)することで農薬散布の回数を低減できるため、減農薬や農作業の省力化に取り組んでいる農園を中心に導入が進んでいます。
今回発売する新製品「UV-B電球形蛍光灯(反射傘セット)」は、器具に取り付けられた新開発の反射傘によって、効率的に紫外線を下方向に照射することで、従来品と比較して消費電力を約20%低減しています。また、通常UV-B電球形蛍光灯は、温度が低い環境でUV強度(※2)が低下しますが、今回の新製品ではランプの設計を最適化することで、従来品と比較して低温下でのUV強度(※2)の低下を抑制しており、ビニールハウスの室温が低下しやすい夜間でも効率的に紫外線を照射できます。
当社は今後も、照明事業で培ったノウハウを活用し、新たな価値を生み出し、安心で快適な社会づくりに貢献していきます。
パナソニック ライティングデバイス株式会社 お客様相談センター
電話:0120-878-213(受付時間:平日9:00~17:00)
イチゴの葉に適度な紫外線を照射することで、イチゴの免疫機能を活性化させ、うどん粉病の発生を抑制(※1)します。紫外線の照射によりうどん粉病の発生を抑制することで、農薬散布の回数を低減できるため、減農薬や農作業の省力化に取り組んでいる農園などに適しています。
今回の新製品では、UV-B電球形蛍光灯、反射傘それぞれを刷新。UV-B電球形蛍光灯に合わせて開発した反射傘が、天井方向や横方向に照射される無駄な光を下方向に効率的に反射することで、従来品と比較して消費電力を約20%低減しています。
UV-B電球形蛍光灯はビニールハウス内に人がいない夜間に使用します。一方で、通常UV-B電球形蛍光灯は、夜間などの温度が低い環境ではUV強度(※2)が低下します。今回の新製品ではランプの設計を最適化することで従来品と比較して低温下でのUV強度(※2)低下を抑制しており、ビニールハウスの室温が低下しやすい夜間でも効率的に紫外線を照射できます。
パナソニック ライティングデバイス株式会社は、1936年にナショナル電球株式会社として設立以来、白熱電球や蛍光灯の生産会社として、世の中にあかりを提供してきました。2014年に現在の体制となって以降、UV-B電球形蛍光灯や、タングステン極細線、レーザープロジェクター用デバイスなど、白熱電球や蛍光灯の生産で培った技術を活用した新たなビジネスを展開しています。2021年4月にはパナソニック株式会社 ライティング事業部内に新設された光源・デバイスビジネスユニットを構成する一つの事業会社となり、同じく光源・デバイスビジネスユニットに所属する、パナソニック フォト・ライティング株式会社、パナソニック ライフソリューションズ池田電機株式会社と共に、生産・販売面での協力を進めています。
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。