2020年9月16日

GPUを独自の革新的なソフトウェアで活用する新しいコンセプトとアーキテクチャー

次世代ライブ映像制作プラットフォーム"KAIROS(ケイロス)"を発売

進化するITエコシステムを活用し、将来への高い柔軟性と拡張性を提供

次世代ライブ映像制作システム「IT/IPプラットフォーム

品番 AT-KC100T AT-KC10C1G AT-SFC10G
名称 Kairos Core 100 Kairos Control Kairos Creator
品名 メインフレーム
(映像信号処理)
コントロールパネル
(操作パネル)
GUIソフトウェア
(各種設定および操作)
価格(税別) 2,800,000円 2,700,000円 250,000円
発売時期 2020年9月
品番 AT-SF001G AT-SF002G AT-SF003G AT-SFE03G
品名 4Kオプション I/O拡張
オプション
CANVAS
オプション
NMOS
オプション
価格(税別) 650,000円 650,000円 650,000円 550,000円
発売時期 2020年9月

パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:津賀一宏)の社内分社であるコネクティッドソリューションズ社(本社:東京都中央区、社長:樋口泰行)は、プロスポーツ、コンサートなどの各種イベントおよび放送局の映像制作・会場演出・映像配信の用途に向けて、ライブ映像制作のクオリティと生産性を飛躍的に向上させる次世代ライブ映像制作システム「IT/IPプラットフォーム“KAIROS(ケイロス)”」を9月より発売いたします。

近年、ライブ映像制作においては会場での複数のプロジェクターを使ったマルチスクリーンやLEDビデオウォールへの映像表示など、より高い臨場感を提供するための新たな技術への適応が求められています。また新型コロナウイルス感染症の影響により喫緊の課題となったIP化によるリモート制作など映像制作の生産性を向上するための新たな技術への適応も課題です。こうした技術要件の進化は目覚ましく、将来を見据えた機材選定という難問に応えるのが「KAIROS(ケイロス)」です。

ハードウェアはCPU/GPUを持つ汎用IT機器を採用することで最先端のIT技術を享受し、GPUを使い従来にない高い自由度のライブ映像処理を低遅延で実現する独自の革新的なソフトウェア技術を基幹に、オープンソフトウェアアーキテクチャーを採用することで、システムとして高い柔軟性と拡張性を擁します。

さらに、ソフトやハードを問わず急速に進化するITエコシステムの活用を加速するために、“KAIROSアライアンスパートナーズ”を設立しました。パートナー製品との連携やシステム統合化を推進し、次世代映像制作プラットフォームのデファクトスタンダードとなることを目指しています。「KAIROS」はパナソニックが推奨するコンセプト「スマートライブプロダクション」の中核となる「創る」を担い、当社が強みを持つ「撮る=カメラ商品群」「映す=プロジェクター/ディスプレー商品群」の商材を有機的に繋ぎ、積極的なビジネス展開を図ってまいります。

■ITベースの「KAIROS」アーキテクチャーイメージ図

KAIROSはSDIなどベースバンドだけでなく、ST 2110、NDI®など多彩な映像入出力に対応、最新のIPテクノロジーをフルにサポートし、ライブビデオ制作のリモートオペレーションを実現します。GPUで映像処理をすることにより、ME数、KEY数に制約されないマルチレイヤー、解像度や画角にとらわれない“CANVAS”スクリーンなど、自由な映像制作が可能です。直感的で使いやすいGUIソフトウェア、レイアウトを自由にカスタマイズできるコントロールパネルは操作性にすぐれ省スペースでの運用を実現します。なおかつ、最短1フレームの低遅延を実現し、PTP同期もサポートしているため、スポーツシーンやミュージックライブにおいても臨場感を損なわないライブ演出が可能です。

パナソニックは「A Better Life, A Better World」の実現を目指し、映像とITを結ぶプラットフォームの強化を通じて、ライブ映像制作のニーズを持つ様々な業界に新たな価値を提供してまいります。

<主な特長>

1. ST 2110、NDI®、SDIなど多彩な入出力インターフェイスと映像フォーマットの組み合わせが自在

2. ME/KEY数フリーのレイヤー、画角フリーの“CANVAS”など、GPU処理による自在の映像表現

3. 直感的なGUI、キーアサインできるコントロールパネル、ソフトウェアベースの操作性と拡張性

【お問い合わせ先】

パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社
メディアエンターテインメント事業部 プロAV商品企画部 マーケットコミュニケーション課
TEL:06-6905-4640(直通)

【主な特長】

1. ST 2110、NDI®、SDIなど多彩な入出力インターフェイスと映像フォーマットの組み合わせが自在

  • ●ベースバンド信号(12G/3G/HD-SDI、HDMI、Display Port)※1、IPパケット(ST 2110、NDI®、RTP)の入出力をフルにサポートしています。
  • ●接続できる入出力数には制限なし。外部ルーターを使用した場合と同様の多入力運用が可能です。
    同時使用数はHD(3G)で32入力/16独立出力※2、4K(UHD)では8入力/4独立出力※2
  • ●カスタマイズ可能なマルチビューワー出力(Display Port)を2基備え、最大36の映像を表示可能。
  • ●PTP(Precision Time Protocol)同期に対応し、ST 2110ベースのシステムで運用が可能です。

2. ME/KEY数フリーのレイヤー、画角フリーの“CANVAS”など、GPU処理による自在の映像表現

  • ●ME数・KEY数の制約なし。GPUパワーの許す限りレイヤーを重ね、KEY、スケーリング、ほかエフェクトの適用が可能です。カラーマットも装備。
  • ●CANVAS機能(オプション)は、16:9の標準画角だけでなく、32:9(ウォールディスプレイ)など特殊な画角の映像制作が可能。マルチビューワーには特殊な画角の映像もそのまま表示できます。
  • ●遅延は最短1フレーム。スポーツシーン、ミュージックライブの臨場感を損なわないライブ演出に対応。
  • ●RAMレコーダー(8 ch/非圧縮)とメディアプレーヤー(HD 2 ch/圧縮)を備え、システム内で動画ファイルを再生し映像ソースとして使用可能。静止画ファイルにも対応。

3. 直感的なGUI、キーアサインできるコントロールパネル、ソフトウェアベースの操作性と拡張性

  • ●直感的で使いやすいGUIのPCソフトウェア“KAIROSクリエーター”。GUIコントロールパネル表示もでき、省スペースの運用にも対応します。
  • ●機能拡張や外部機器連携にはアプリケーションソフトウェアの追加で対応できる設計により、用途とユーザーニーズに応じた無駄のないシステム設計ができ、将来性も確保しています。
  • ●ITおよび映像のメーカー、サプライヤー各社との協業“KAIROSアライアンスパートナー”を設立。ソフトウェアの追加による機能拡張、外部デバイスとの連携を推進します。
  • ※1:ベースバンド入出力にはDeltacast FLEXモジュールが必要。
  • ※2:オプション使用時の最大入出力数。
  • ●NDI®は米国におけるNewTek社の登録商標です。

以上