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2015年5月11日
製品・サービス / トピックス
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(以下、パナソニック)は、プローブカードなどの計測機器や、ウエアラブル端末などの電池駆動機器の小型化、低消費電流化に貢献する業界最小 (※1)で低消費電流を実現した半導体リレー「PhotoMOSリレー CCタイプ」を製品化しました。
<商品情報>
▼半導体リレー「PhotoMOSリレー CCタイプ」 商品情報
http://www3.panasonic.biz/ac/j/control/relay/photomos/cc/cc1a_aqy2c_r_cr/index.jsp
ICテスタ、プローブカードなどの半導体を計測する機器では、半導体ウェハの集積化、インチアップ化により測定対象となるピン数が大幅に増加。それに伴い、測定チャンネル切替えのために搭載されるリレーの数も増加しており、リレーのさらなる小型化が求められています。また、医療機器などのリレー搭載数の多い機器や、ウエアラブル端末、セキュリティ機器など電池で駆動する機器では、電池の長寿命化のため、消費電流を抑えることが求められています。パナソニックは、新たにLEDを使用しない容量絶縁方式を採用することにより、業界最小(※1) (1.8×1.95×0.8mm)で低消費電流(0.2mA)、さらに高温動作保証(105℃)を実現した「PhotoMOSリレー CCタイプ」を製品化しました。各種機器の小型化、低消費電流化、高温対応に貢献します。
■半導体リレー「PhotoMOSリレー CCタイプ」の概要
品名:半導体リレー
品番:AQY2C1R6P、AQY2C1R2P
愛称:PhotoMOSリレー CCタイプ
発売開始:2015年5月
■半導体リレー「PhotoMOSリレー CCタイプ」の特長
1. 業界最小(※1)で、機器の小型化に貢献
サイズ: 縦1.8×横1.95×高さ0.8mm、実装面積をパナソニック従来品(※2)比約50%減
2. 低消費電流により、機器の省エネ化に貢献
入力電流:0.2mA、パナソニック従来品(※2) 比 25分の1
3. 高温動作保証により、高温環境下で使用する機器への搭載が可能
使用周囲温度:-40℃~+105℃、パナソニック従来品(※2) -40℃~+85℃
※1 出力側にMOS-FETを採用した半導体リレーとして。2015年5月8日現在、パナソニック調べ。
※2 光絶縁方式のパナソニック従来品 品番AQY221R2M(縦2.95×横2.2×高さ1.4mm)
■用途
リレーの小型化が求められる高密度実装の計測機器、低消費電流が求められるウエアラブル端末、セキュリティ機器などの電池駆動機器、高温耐性が求められる計測機、恒温槽など
<商品に関するお問い合わせ先>
パナソニック株式会社
オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 メカトロニクス事業部
電話 0120-101-550
<関連情報>
▼[プレスリリース]業界最小、低消費電流の「半導体リレー」を製品化(2015年5月8日)
http://news.panasonic.com/press/news/data/2015/05/jn150508-1/jn150508-1.html
▼欧州のパワーエレクトロニクス展示会「PCIM 2015」に出展~パナソニックのパワー半導体技術を結集(2015年4月27日)
http://news.panasonic.com/jp/topics/2015/43674.html
▼パナソニック 電子デバイス・産業用機器
http://industrial.panasonic.com/jp
記事の内容は発表時のものです。
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