パナソニックグループは、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を掲げ、自社のCO2排出を減らし、社会のCO2排出削減に貢献しながら、循環経済の実現にもつながる様々な活動のインパクトを拡げることで、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立を目指しています。今回受賞の取り組み、商品は、自社のCO2排出削減と、社会のCO2排出削減の両面から、Panasonic GREEN IMPACTの実現に寄与するものであり、ゴールである2050年までに年3億トン以上の削減インパクト創出に向けて引き続き挑戦を続けていきます。
本テーマは、九州・滋賀間のトラック輸送において、一部区間を鉄道輸送へ切り替えることで、CO2排出量を約71%削減した事例です。
鉄道へのモーダルシフトはCO2排出量低減を見込めるが、+1日の輸送リードタイムを要し、コンテナ手配のための物量事前把握が必要でした。
これらの課題に対し、在庫の持ち方や運用ルールを見直すと共に、取引先とShare Point Onlineを活用した物量の共有化を図りました。また、積載量分析ツールを構築し、コンテナの積載効率を向上させることで、運送費約26%削減も実現しました。