本技術による新たな価値創造の検討を進める中、「香り」をテーマに洋菓子を数多く手掛ける新進気鋭のパティシエ西園誠一郎氏に、従来の乾燥技術では不可能であったフレッシュな風味を閉じ込めた新たな乾燥フルーツとしての可能性を高く評価いただきました。また、同氏は株式会社えにしグループの運営する「旬のフルーツ×サステナブル」をコンセプトにしたカフェ「Parlor_hana by SN」のプロデューサーを務めており、今まで規格外として廃棄または価格を下げて販売せざるを得なかったフルーツなどを新たなサステナブル食材として生かせる可能性を示唆いただきました。カフェ「Parlor_hana by SN」で、焼き菓子やチョコレートの見た目を大きく変える無二の食材として本技術で加工したフルーツを用いた華やかなクーロンヌ サッシュ(リースケーキ)とタブレット タブロー(チョコレート)を、一般向けに限定販売します。なお、今回、限定販売される洋菓子に使用する一部のサステナブルなフルーツは、株式会社えにしグループと株式会社スミフルジャパンが提供しています。
■株式会社えにしグループ
40年にわたって飲食業界に関わり、関西や海外にて約20店舗以上の和カフェ、バーガーショップを運営。和歌山県をはじめ全国の果物・野菜農家と深いつながりをもち、「旬のフルーツ×サステナブル」をコンセプトに掲げる新感覚パーラー「Parlor_hana by SN」を西園氏と協同運営。今回は、「サステナブル」なフルーツを提供し、「Parlor_hana by SN」にて洋菓子を販売します。