2023年2月28日

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せんだい3.11メモリアル交流館企画展のWeb展示に新規事業サービス”Uttzs(ウツス)”が貢献

パナソニック ホールディングス株式会社 事業開発室 BTCイノベーション室(以下、BTC室)は、「せんだい3.11メモリアル交流館」で2022年11月から開催中の企画展「私がここで暮らしていくための科学~『黒い壁』の正体」をオンラインで体感できるWeb展示化に、新規事業サービスとして実証中のWebプラットフォーム”Uttzs(ウツス)”で貢献しました。
今回Web展示化した企画展は、地震・津波といった自然現象やそれが引き起こす災害に対する疑問に対し、「地震」・「津波」・「予測」・「警報」・「科学」・「伝承」という6つのテーマを設け、科学的な視点から回答していく内容になっています。

(Web展示版)企画展「私がここで暮らしていくための科学~『黒い壁』の正体」
https://www.uttzs.art/view/2f9a1a4a-bbec-42b2-8cdd-d822a5a4adcb
※空間の雰囲気が分かりやすいPCやタブレットでの閲覧を推奨します。

BTC室で事業化を推進している”Uttzs(ウツス)”は、展示型のWebサイトをノーコード[1]で構築できるWebプラットフォームです。展示会場の写真や動画の素材を組み合わせて、Web上に展示空間を再現できます。

展示の企画当初から、仙台から世界中の人々にも展示のメッセージをオンラインで届けたいという思いがあり、クリエーターが簡単に扱える”Uttzs(ウツス)”が採用されました。
交流館の実際の展示制作も手掛けた仙台市の建築家/デザイナー 小山田 陽 氏(H.simple Design Studio 合同会社 代表社員)およびクリエーター 門傳 一彦 氏(Lidea フリーランス)から、Web展示化で”Uttzs(ウツス)”を使用した感想を頂きました。
「同施設での企画展はその性質上、時間的/空間的距離のある人に対しても開かれる意義のあるものであり、その整備が課題でした。”Uttzs(ウツス)”では実際の展示を手軽にWEB上で再現することができ、その移行作業がとてもスムーズでした。また、実際の空間感覚に近い状態をWEB上に再現できることも大きな魅力です。」

空間全体を見渡せる360度表示

展示物を細部まで拡大表示

展示中のメッセージや空間演出もWeb上で再現

BTC室は本活動のように顧客との接点を活かしてWell-Beingの地域・くらしの課題解決として継続し、様々な地域で得たリアルなお客様の声を体系化して各プロジェクトの精錬に活用していくとともに新たな事業創出へも繋げていきます。

[1]ノーコード:従来のコンピュータ・プログラミングの代わりに、
グラフィカル・ユーザー・インタフェースや設定を通してアプリケーション・ソフトウェアを作成することの総称

【サービス内容に関するお問合せ先】
パナソニック ホールディングス株式会社 事業開発室 BTCイノベーション室
Email:contact_btc-innovation@ml.jp.panasonic.com

<関連情報>
・Uttzs/ウツスHP
https://www.uttzs.art/
・BTCイノベーション室の取り組み
https://tech.panasonic.com/jp/btc/
・パナソニックHD技術部門のビジョン
https://news.panasonic.com/jp/stories/579

・せんだい3.11メモリアル交流館 企画展
https://sendai311-memorial.jp/uttzs_kuroikabe/

記事の内容は発表時のものです。
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