パナソニック株式会社 デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORYは、ユーザーとメーカーが一緒にプロトタイプ(完成前の試作品)をブラッシュアップするコミュニティの提案「EPYTOTORP エピトトープ」を発表します。また、体験イベントを2022年9月3日(土)、4日(日)Maker Faire 2022(東京ビッグサイト西4ホール)にて行います。
みんながよろこぶプロダクトのヒントは、きっとみんなが知っている。そんな発想から、プロトタイプコミュニティ「EPYTOTORP(エピトトープ)」はスタートしました。
消費者の生活様式や思想、ニーズが多様化している今、様々な業態のサービスや、多種多様な機能を搭載したプロダクトが生まれています。商品開発の現場では日々、より豊かなくらしを目指して数多くのプロダクトが検討され、試作品も数多く作られていますが、一度もユーザーの目に触れずに消えていくものが多数あります。もしその開発をユーザー自身と提供する側の企業が協力して行えたら、開発に一人ひとりの声が反映されたら。例えば誰かのささやかな困りごとの解決が、大勢の人の豊かなくらしづくりにつながる、そんな新しいサービスやプロダクトが生まれるかもしれません。
ソフトウエア開発では、一般ユーザー自身が貢献者(=Contributor)としてプログラミングに参加・貢献することで、より素晴らしいプログラムに磨かれるということが一般的に行われています。この考えを応用することで、新しいものづくりの開発手法が実現できると、わたしたちは考えました。
EPYTOTORPはContributor自身がものづくりを楽しみながら企業と協力しあい、一緒に製品開発を行う「コミュニケーションプラットフォーム」を目指しています。
■EPYTOTORP プロジェクトページ
https://epytotorp.panasonic.co.jp/
■参加方法 3つの方法があります
1. プロトタイプをレンタルする
2. プロトタイプを購入する
3. イベントでプロトタイプを体験する
■プロトタイプ リスト(2022年8月26日現在)
https://epytotorp.panasonic.co.jp/prototype/
・レンタル対象
・購入対象(キット購入)
Maker Faire Tokyo 2022ではこれまでFUTURE LIFE FACTORYがつくったプロトタイプを実際に使っていただき、その改善案や使用感をフィードバックしてもらうことで、モノづくりに参加することができます。
■パナソニック株式会社 デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORY
FUTURE LIFE FACTORYは、「これからの豊かなくらしとは何か」を問い直し、具現化していくパナソニックのデザインスタジオ。従来の常識にとらわれない発想で、新規事業の種や未来のくらしのビジョンを世に問いかけています。
https://panasonic.co.jp/design/flf
【関連情報】
・パナソニックFUTURE LIFE FACTORYが「Maker Faire Tokyo 2022」に「Future Prototyping」で出展
https://news.panasonic.com/jp/topics/204786