2024年10月17日
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2017年1月23日
サステナビリティ / トピックス
パナソニック株式会社は、「パラリンピック」をテーマに「共生社会」の重要性を理解するための、中学生、高校生向けの教育プログラム『多様性と共生社会~インクルーシブな社会を考える』を開発しました。2017年4月1日より、年間300校を目標に教材の提供を開始します。
本プログラムは、2015年11月より提供を開始したパナソニック独自の学習教材「オリンピックとパラリンピックを題材とした教育プログラム」全5点のうち、4番目のものです。2つの映像教材と4つのワークで構成され、中学校や高校の「総合」や「道徳」「特別活動」と関連した2時限授業を想定しています。授業を通じて、生徒たちの「パラリンピック」に対する興味・関心を高めるとともに、「共生社会の実現に向けて、自らが実践できることは何か」を考える内容となっています。
▼【動画】パナソニックの"パラリンピック"をテーマにした新たな教育プログラム
http://channel.panasonic.com/jp/contents/19896/
https://www.youtube.com/watch?v=1YyX-K5xOEg
東京都では、都内の全公立校約2,300校で年間35時間程度を目安としたオリンピック・パラリンピック教育を推進する基本方針を掲げており、「障がい者理解」 は重点的に育成すべき5つの資質のうちのひとつです。2020年に向け、今後こうした動きが全国的に広がると想定されます。
パナソニックは、1988年から25年以上にわたりオリンピックのワールドワイド公式パートナーを務め、また、1998年長野冬季大会から2016年リオ夏季大会までの18年間にわたり、パラリンピック競技大会へ映像音響機器・サービスを提供してきました。2014年には国際パラリンピック委員会と、2014年から2020年の6年2カ月にわたるワールドワイド公式パートナー契約を締結。パナソニックは、国際社会の平和と発展および、障がい者スポーツの振興・普及に貢献していきます。
【新教材について】
タイトル:多様性と共生社会~インクルーシブな社会を考える
●特長
・パナソニックがパラリンピックのスポンサーとして蓄積した映像や、1981年から36年間にわたり取り組んできた障がい者雇用の経験をもとにした映像教材
・生徒たちの主体的・協同的な学習(アクティブ・ラーニング)、「言語スキル」や「論理的・批判的思考力」「社会参画力」など21世紀型能力(※)の育成
・学校の授業で活用できるよう関連教科を明確化、学習目的に応じて自由にアレンジできる設計
●主なコンテンツ
映像教材(2点):
・パラリンピックとはどんなもの?(約2分)
・人と人が共に生きる社会とは?~パナソニックの重度障がい者雇用事業場の事例を通じて考える~(約6分30秒)
ワーク:
1. 社会にはどのくらい障がいのある方や高齢者がいるのか、クラス人数に換算して考える
2. 視覚や聴覚に障がいのある方とのコミュニケーション方法を具体的シーンで考える
3. 障がいのある人とない人が共に働く工場の事例から、工夫や心がまえについて考える
4. 資料読解を通じ、障がい者の進出を阻む社会の障害を考え、それらを解決するために自分たちができることを考える
【教材に関するお問い合わせ】
パナソニック株式会社 ブランドコミュニケーション本部 CSR・社会文化部 TEL:06-6909-6700
【これまでの取り組み】
●パナソニック独自の教育プログラム~オリンピックとパラリンピックを題材として
http://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/child/education/program.html
学校でのオリンピック・パラリンピック教育活動を支援する「東京2020公認教育プログラム」を、2015年11月より提供開始しています。オリンピックとパラリンピックを題材とした各教材は、パナソニックのノウハウを活用して制作され、これまでに(1)大会の意義とそれを支える人々、(2)多様性と国際理解、(3)テクノロジー&イノベーション、の3教材を約180校へ提供してきました。2019年には、5番目のプログラムとなる「サスティナブルな社会づくり」を提供予定。2020年に改訂が予定されている新学習指導要領の導入に向けて、21世紀型能力(※)を育む、新たな授業づくりの支援を行います。
※「21世紀型能力」は学力の三要素を、「課題を解決するため」の資質・能力という視点で再構成し、これからの学校教育で身につけさせたい資質・能力として示したもの。「思考力」を中核として、それを支える「基礎力」、その使い方を方向づける「実践力」という三構造で構成されています。(国立政策研究所より)
●Teachers' セミナー スペシャル~オリンピックとパラリンピックを題材とした教育を考える
http://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/child/education/teachers_seminar_special.html
教育関係者に対する新・教材発表の場として、2017年1月20日(金)、パナソニックの総合受発信拠点「パナソニックセンター東京(東京都江東区有明3-5-1)」において、教員向けのセミナー「Teachers' セミナー スペシャル」(東京2020公認セミナー)を開催。当日は、新教材を活用したミニ授業体験や、ユニバーサルマナーへの理解につながる外部講師による特別セミナー、同社教材を活用した学校による実践事例の紹介等、学校でのオリンピック・パラリンピック教育推進に役立つ情報を提供しました。
●教育展示施設「Active Learning Camp」
http://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/child/education.html#kougaigakusyuu
東京2020公認施設。「平和」「相互理解」など8つのテーマを手がかりに、自らオリンピックとパラリンピックについて学ぶことができる体験型の教育展示施設で、オリンピックやパラリンピックへの理解を深めるワークショップを実施しています。
パナソニックは、オリンピックとパラリンピックのワールドワイド公式パートナーとして、今後も各界パートナーと連携を図り、より次世代育成の支援を強化することでオリンピックおよび、パラリンピックのムーブメントを醸成していきます。
<関連情報>
・[動画レポート]【東京2020公認プログラム】パナソニックのオリンピックとパラリンピックを題材にした教育プログラム(2017年1月23日)
http://channel.panasonic.com/jp/contents/19787/
https://www.youtube.com/watch?v=fx9tl_uvQPE
・[プレスリリース] 日本初、オリンピックやパラリンピックを学べる「教育支援・文化創造の場」を新設(2015年10月5日)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2015/10/jn151005-2/jn151005-2.html
・パナソニックが国際パラリンピック委員会とのワールドワイド公式パートナー契約に調印(2014年10月15日)
http://news.panasonic.com/jp/topics/2014/38689.html
・パナソニックが2017年から2024年までのオリンピックのワールドワイド公式パートナー契約に調印(2014年2月6日)
http://news.panasonic.com/press/news/official.data/data.dir/2014/02/jn140206-1/jn140206-1.html
・パナソニックのオリンピックとパラリンピックに関する教育支援サイト
http://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/child/education.html
・パナソニック オリンピック スペシャルサイト
http://panasonic.net/olympic/jp/
・Panasonic / Worldwide Olympic Partner Facebookページ
https://www.facebook.com/PanasonicWorldwideOlympicPartner
記事の内容は発表時のものです。
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