2024年12月11日
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2024年11月18日
製品・サービス / プレスリリース
~省エネ・省資源な設計で環境に配慮した運用もサポート~
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行、以下パナソニック コネクト)は、液晶レーザープロジェクター「PT-VMZ71シリーズ」の後継として、標準レンズモデル「PT-VMZ82シリーズ」と短焦点レンズモデル「PT-VMZ7STシリーズ」を2025年度第1四半期(2025年4月~6月)より発売します。
近年の教育現場やオフィスでは、自由な議論や協働を促す双方向型の授業・会議が推進されるなど、コミュニケーション環境が重要視されています。これに伴い、自然光を取り入れた空間や、開放的なオープンスペースでディスカッションを実施する学校・企業が増加しており、資料を投写するプロジェクターについても、明るい照明環境で鮮明に投写できる高輝度モデルのニーズが高まっています。一方で、プロジェクター本体の大型化に伴う圧迫感の増大や、電力コストの増加、地球環境への影響などを懸念されるお客様も多く、高輝度化とともに施設ごとの環境・要件に対応しやすい製品が求められています。加えて、エンターテインメント分野でも投写ニーズが多様化しており、特にデジタルミュージアムやゴルフシミュレーションなどの用途では、色彩豊かな大画面投写をコンパクトな設置環境で実現することが必要とされています。そこで当社は、ポータブル液晶プロジェクター「PT-VMZ82シリーズ(標準レンズモデル)」と「PT-VMZ7STシリーズ(短焦点レンズモデル)」を開発しました。
8,000 lm(※2※3)モデルを含む「VMZ82シリーズ」は、前シリーズ(※4)以上の明るさを世界最小・最軽量(※1)ボディで実現。明るい場所でもくっきり鮮やかに投写でき、軽量・コンパクトなので空間を圧迫する心配もありません。一方、「VMZ7STシリーズ」は短焦点レンズを搭載し、約1.72 mの距離で100型スクリーン投写が可能。デジタルミュージアムやゴルフシミュレーションなど、省スペースで大画面投写が求められる用途に最適です。両シリーズとも消費電力の削減に加え、本体の一部に再生樹脂を採用するなど、ライフサイクル全体でのサステナビリティにも配慮。環境負荷低減をサポートしつつ、コミュニケーションの活性化、さらにはエンターテインメント演出の多様化といったニーズに応えてまいります。
8,000 lm(※2※3)の高輝度を世界最小・最軽量(※1)ボディで実現。7.4 kg(※5)のコンパクトボディは多彩なスペースに溶け込み、大型モデルのように空間を圧迫する心配がありません。独自のコントラスト技術で3,000,000:1(※3※6)の高コントラスト比も可能にし、締まりのある明暗差がコンテンツに臨場感を与えます。これに加え、環境照度に合わせて適正な画質補正を行う「デイライトビューベーシック機能」や、より鮮やかな色再現を可能にする「カラーアジャスト機能」も搭載。採光性の高い場所での使用や、照明をつけたまま行う授業・打ち合わせなどに最適です。
「VMZ82シリーズ」は100型スクリーンを約2.35 mの距離で投写できるほか、1.6倍ズーム機能(スローレシオ1.09‒1.77:1)を搭載し、お使いの環境に合わせてスクリーンサイズを自由に調整いただけます。短焦点レンズモデルの「VMZ7STシリーズ」は100型スクリーンを約1.72 mの距離で投写できる省スペース性が持ち味で、1.2倍ズーム機能(スローレシオ0.797‒1.01:1)や、リモコン/本体ボタン操作による電動フォーカス調整にも対応。教室・オフィスだけでなく、デジタルミュージアムやゴルフシミュレーションのような、省スペースで高精細なコンテンツ表示が必要とされるエンターテインメント用途にもご活用いただけます。両シリーズともグリッド調整など、多様な設置条件に対応できる便利機能を搭載。「角度モニター(※7)」を使えば設置時の傾きも可視化でき、設置・調整作業時間の短縮に貢献します。
前シリーズ比で約25%(※8)となる電力効率向上に加え、本体プラスチック部品の約59%(※9)に再生樹脂を採用、梱包クッション材にもペーパートレイを使用しています。さらに、20,000時間(※10)交換せず使えるレーザー光源や、長期間交換不要なエコフィルター、無駄な消費電力を抑える「オートパワーオン機能(※11)」なども搭載。高輝度化のニーズに応えつつ、環境に配慮した運用を支えます。
パナソニック コネクトは、業界シェアNo.1(※12)を誇る高輝度プロジェクターの開発や保守・運用サービス提供により、圧倒的な映像美と運用効率・信頼性向上を通し、「まだ見ぬ世界を、一緒に作ろう」というミッションのもと、お客様のかけがえのないパートナーとして、今後も映像空間における体験価値向上に貢献します。
シリーズ名 |
PT-VMZ82シリーズ |
PT-VMZ7STシリーズ |
|||
---|---|---|---|---|---|
品番 |
PT-VMZ82J |
PT-VMZ72J |
PT-VMZ62J |
PT-VMZ7STJ |
PT-VMZ6STJ |
タイプ |
標準焦点プロジェクター |
短焦点プロジェクター |
|||
光出力(※3※13) |
8,000 lm |
7,200 lm |
6,500 lm |
7,000 lm |
6,200 lm |
解像度 |
WUXGA(1920 x 1200ドット) |
||||
本体希望 |
オープン価格(※14) |
||||
発売時期 |
2025年度第1四半期(2025年4月~6月) |
▼PT-VMZ82シリーズ(標準レンズモデル)製品ウェブサイト
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/projector/lineup/vmz82
▼PT-VMZ7STシリーズ(短焦点レンズモデル)製品ウェブサイト
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/projector/lineup/vmz7st
※1 PT-VMZ82Jは8,000 lm以上、PT-VMZ72Jは7,200 lm以上、PT-VMZ62Jは6,500 lm以上の投写型プロジェクターにおいて。2024年11月現在。当社調べ。
※2 8,000 lmはPT-VMZ82Jのみ。
※3 工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2021データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書Bに基づいています。
※4 前シリーズ(PT-VMZ71シリーズ)と比較した場合。
※5 7.4 kgはPT-VMZ82Jのみ。PT-VMZ72Jは7.0 kg、PT-VMZ62Jは6.9 kg。数値は暫定です。
※6 3,000,000:1は全白/全黒。測定条件:[映像モード]を[ダイナミック]、[ダイナミックコントラスト]を[1]に設定。
※7 角度モニターに表示される数値は角度センサーの検出結果を基にしたものであり、実際の本機の姿勢を表す角度とは異なる場合があります。また、表示される数値は目安であり、精度を保証するものではありません。
※8 PT-VMZ72J(光出力:7,200 lm、最大消費電力:345 W、ルーメンパーワット:20.9 lm/W)とPT-VMZ71J(光出力:7,000 lm、最大消費電力:420 W、ルーメンパーワット:16.7 lm/W)を比較した場合。PT-VMZ72Jの仕様は暫定です。
※9 PT-VMZ82シリーズにおいて、プロジェクター本体に使用しているプラスチック部品の総重量に対する比率。投写レンズ、プリント基板、ラベル、ケーブル、コネクター、電子部品、光学部品、ESD部品、EMI部品の接着剤、コーティングは除く。
※10 映像モードを「ダイナミック」、ダイナミックコントラストを「2」に設定、IEC62087:2008ブロードキャストコンテンツ投写、温度30°C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。仕様は2024年11月時点のものであり、暫定です。
※11 オートパワーオン機能は、[スタンバイモード]が[ECO]に設定されている場合や、[音声設定]の[スタンバイ時動作]を[オン]に設定している場合はご利用いただけません。HDMI™入力端子およびコンピューター入力端子が本機能に対応しています。
※12 国内市場5,000 lm以上の販売金額シェアでNo.1(出典:PMA)
※13「映像モード」を「ダイナミック」、「光源電力」を「ノーマル」、「デイライトビュー」を「オフ」、「省エネ設定」を「オフ」に設定時。
※14 オープン価格商品の価格は販売店にお問い合わせください。
※製品の仕様及びデザインは、改善等のため予告なく変更する場合があります。
※本リリースで使用している画像やイラストは内容や効果を説明するためのイメージです。
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約28,300名の従業員を擁し、売上高は1兆2,028億円(2023年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
さらに、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつに位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高い企業文化の改革に取り組んでいます。
▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
▼パナソニック コネクト DEI(Diversity, Equity & Inclusion)
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei
パナソニック 業務用プロジェクター サポートセンター お問い合わせフォーム
https://lp.jpn.biz.panasonic.com/visual-proav-technical-inquiry-form.html
記事の内容は発表時のものです。
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