2024年10月11日
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2024年9月30日
製品・サービス / プレスリリース
自然冷媒(R600a)を採用した環境配慮型ショーケース
店舗向け小型ショーケース、冷媒のノンフロン化推進
パナソニック株式会社コールドチェーンソリューションズ社は、2024年10月より順次、自然冷媒(R600a)を使用したノンフロン内蔵型冷蔵ショーケース5機種の販売を開始します。
今回の新製品は、冷媒に地球温暖化係数(GWP)3の自然冷媒R600a(イソブタン)を採用した環境配慮型ショーケースで、床置き箱型の左右スライド扉タイプです。高効率コンプレッサーやDCファンモーター、Low-Eガラス(※1)の採用により、代表機種SMR-HZ99の場合で現行モデル比34.3%の年間消費電力量を削減しました。また、デジタルコントローラーやドレン水強制蒸発方式、フィルター清掃が不要なワイヤーコンデンサー等を採用し、温度調整やドレン排水を本体前面での操作に変更したことにより、メンテナンス作業の負荷を軽減したモデルとなりました。
当社は今後も、製品の省エネ化を進めるとともに、CO2冷媒(R744)や、イソブタン冷媒(R600a)、プロパン冷媒(R290)などの自然冷媒を、製品の特性や大きさに応じて使い分けながら、店舗向け小型ショーケースのノンフロン化を推進していきます。
冷媒にR600a(イソブタン)を採用したノンフロンショーケースです。R600aは、オゾン破壊係数(ODP)がゼロで、地球温暖化係数(GWP)も現行機種で使用しているHFC代替フロンR134aと比べて大変小さい自然冷媒です。ノンフロン製品のため、「フロン排出抑制法」で義務付けられた簡易点検が不要です。
高効率コンプレッサーやDCファンモーター、断熱性に優れたLow-Eガラス(※1)の採用によって、現行モデル比34.3%~20.5%の年間消費電力量を削減しました。
デジタルコントローラー採用:細やかな温度制御に加え、庫内温度をデジタル表示で分かりやすく
ドレン水強制蒸発方式採用:除霜によるドレン水を排水する手間を軽減
ワイヤーコンデンサー採用:フィルター清掃が不要に
温度調整やドレン排水作業を、本体前面での操作に変更
※1 Low Emissivity(低反射)ガラス。ガラスの表面にLow-E膜といわれる特殊な金属膜(酸化錫や銀)をコーティングしたガラスのことで、外気の熱を吸収・反射する。
※2 算出条件は、JIS B 8631-2(2011)に準ずる
※3 現行モデル(SMR-H99NC、SMR-H129NC、SMR-H138NC、SMR-H180NC、SMR-M120NC)との比較
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。