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2024年9月11日
製品・サービス / プレスリリース
リモートカメラシステムと連携可能なボックススタイル4KマルチパーパスカメラAW-UB50/AW-UB10
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社(本社:大阪府守口市、CEO:豊嶋 明、以下パナソニック)は、大判センサーによる優れた描写力・表現力を備え、当社製リモートカメラシステムとの連携により映像制作のワークフローを円滑化するボックススタイル4KマルチパーパスカメラAW-UB50/AW-UB10を開発しました。AW-UB50/AW-UB10はともに2024年度第4四半期の発売を予定しています。
動画を用いたプロモーション、コミュニケーションの重要性が再認識された昨今、企業や教育業界など、様々なシーンで映像制作が活発に行われています。このように、映像制作のすそ野が拡がる中で、さらに高品位な映像表現へのニーズが高まるとともに、放送局・ライブエンターテインメントなどの現場では、業務の効率化など映像制作のワークフロー改善を目指す動きが加速しています。
AW-UB50/AW-UB10は当社製デジタル一眼カメラLUMIXシリーズのテクノロジーをベースに、業務用放送システムに組み込んだ際の運用を容易にする各種機能を新たに搭載。当社製リモートカメラシステムとのシームレスな連携を可能にする共通のIP制御プロトコルへの対応など、豊かな映像表現と現場での運用性を兼ね備えたボックススタイル4Kマルチパーパスカメラとして仕上げました。リモートカメラを中心としたコンパクトなシステムの現場に、これまでにない映像表現を提供します。
品名 |
4Kマルチパーパスカメラ |
4Kマルチパーパスカメラ |
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品番 |
AW-UB50 |
AW-UB10 |
発売時期 |
2024年度第4四半期発売予定 |
2024年度第4四半期発売予定 |
AW-UB50は有効画素数24.2MフルサイズMOSセンサー、AW-UB10は有効画素数4/3型10.3M MOSセンサーを採用しており、高感度大判センサーの優れた色再現と解像感による多彩で高品位な映像表現を実現します。フルサイズセンサーを搭載したAW-UB50は、AW-UB10と比較してさらに被写界深度の浅いシネマティックな映像撮影を得意とするなど、センサーサイズが異なる2種類のラインナップにより、求める映像表現や現場の規模に合わせた機種選定、システム構築が可能です。
筐体デザインにおいてもユーザビリティーを追求しており、高さ、幅、奥行きがそれぞれ10 cm未満(レンズは除く)と非常にコンパクトなボディを実現しています。リモートカメラと同様に様々な場所に設置できるとともに、ジンバル等を用いた手持ち撮影にも対応し、撮影したいシーンや現場の状況に合わせて運用することができます。
システム面では、センサーサイズが4/3型以上の大判センサー搭載カメラとして初めて、当社製リモートカメラシステムとの共通IP制御プロトコルに対応。同一ネットワーク上のリモートカメラシステムと連携させることで、リモートオペレーションパネル(※1)、リモートカメラコントローラー(※2)、ライブスイッチャー(※3)からカメラ、タリーの制御が可能です。また、当社4KインテグレーテッドカメラAW-UE160と親和性の高いカラープロファイルを搭載することで、リモートカメラとの混在運用での色合わせも容易に行え、当社製リモートカメラシステムとのシームレスな連携が可能です。さらに、NDI® HX2(※4)などのIP伝送規格への将来対応も予定しており、ストリーミングサービスを用いた映像配信や、IPベースのシステム構築が可能になるなど、より柔軟な映像制作をサポートします。
入出力インターフェイスとしては、3G-SDI OUT、HDMI Type A、LAN端子、TC IN/OUT、GENLOCK IN、USB Type-C、φ3.5MIC端子、ヘッドフォン端子を搭載。業務用映像機器の標準的な端子を備えており、現場に合わせた柔軟なシステム構築が可能です。LAN端子はPoE+に対応しており映像伝送・制御・給電をLANケーブル1本で行え、現場の省線化にも貢献します。
ソフトウェアプラットフォームにおいては、Media Production Suite(※5)に対応し、リモートカメラと組み合わせたマルチカメラシステムの構築をサポートいたします。
制作者のクリエイティビティに応える高品位な映像表現力と、現場ワークフローを効率化する多彩な機能を備えたAW-UB50/AW-UB10は、各種イベントや教育機関、一般企業など、映像制作を必要とする現場の撮影・収録・配信で活躍します。
※1 リモートオペレーションパネルAK-HRP1010に対応。
※2 リモートカメラコントローラーAW-RP150GJへの将来対応を予定。最新の情報はパナソニックWebサイトをご確認ください。
※3 将来対応を予定。最新の情報はパナソニックWebサイトをご確認ください。
※4 NDI®は映像伝送・制御技術であり、Vizrt NDI ABの米国およびその他の国における登録商標です。
※5 Media Production SuiteのDevice View機能内のEasyIPモードに対応。順次ファームウェアアップデートにて拡充を予定しています。
放送・業務用映像システムサポートセンター
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記事の内容は発表時のものです。
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