2024年12月2日
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2024年3月11日
企業・経営 / プレスリリース
パナソニックグループは2025年度の新卒採用計画、および2024年度入社のキャリア採用計画を策定しました。創業以来、人材を重要な資本として捉える「人的資本経営」の考え方を大切にしてきたパナソニックグループでは、グループ共通の人事戦略の1つの柱である「やりがいを持って、はたらく。」に繋がる取り組みとして、大学低学年から自律的なキャリア形成支援を行います。入社時においても学生が望んだキャリアから一歩を踏み出せるよう、初期配属(事業領域・職種)を確約する採用体系を今年度も継続します。さらに、初期配属におけるマッチングをより高めるため、生成AIを用いた採用に関する情報提供を新たに試験導入し、学生の初期キャリアの選択をより支援する採用活動を展開してまいります。
社員一人ひとりがその個性や能力を最大限に発揮し、働きがいを高められるよう、入社前後からオンボーディング、キャリア開発などの様々な場面において、挑戦し活躍できる機会づくりを推進し、パナソニックグループに集う一人ひとりが活きる経営の実現を目指します。
「物をつくる前に人をつくる」など人づくりを大切にする創業者 松下幸之助の考え方が根付くパナソニックグループでは、学生が年次にとらわれず一人ひとりに適したタイミングで将来について考え、企業との関わりの中で成長や可能性を広げるきっかけづくりに注力するために、パナソニックキャリアデザインプログラム(※1)を2023年3月に発信しました。
※1 https://news.panasonic.com/jp/press/jn230313-2
2023年度は従来から行っている大学でのキャリア教育授業などに加え、“はたらく”を考える入口としてのキャリアスタートプログラムを実施しました。また、大学のキャリアセンター協力のもと複数大学合同でのキャリアデザインコンソーシアムの継続開催やビジネスゲーム「THINK IMPACT」を通じた仕事体験・理解(※2)など、キャリアディスカバリープログラムについても、産学共創での活動を強化しました。
※2 https://recruit.jpn.panasonic.com/discovery_work-simulation/index.html
主に就職活動年次を対象とした約2週間の職場実習型のインターンシップ(採用と大学教育の未来に関する産学協議会の整理に基づき、学生の長期休暇を活用し学事日程に配慮し実施)において、2023年度は過去最大規模だった2022年度を上回る1,300名を超える学生を受け入れました。また、2日間で「デザイン経営」を学ぶオンライン型のワークショップなども含め、年間2,300名を超える学生の受け入れを実施しました。
高校生・高専生や障がいのある方を対象にした職場見学会やインターンシップも実施し、多様な人材がそれぞれの力を最大限発揮できるように、多種多様なプログラムを通じてキャリア形成支援を行いました。今後も産学共創での取り組み、他企業などとも幅広く連携した若年層のキャリア観醸成に向けた社会全体での支援を行います。
2023年度新卒採用から導入した、事業会社毎に選考を行い、各事業会社における全ての職種について内定時に初期配属(事業領域・職種)を確約する採用体系を継続。初期キャリアを明確にすることで、自律したキャリア形成を促します。初期配属での事業領域や職種とのミスマッチを防ぐため、各事業会社の募集職種における具体的な仕事内容と求められる要件をパナソニックグループ採用サイト(※3)に公開しています(約150)。
※3 https://recruit.jpn.panasonic.com/newgrads/information/
さらに、仕事のやりがいや想いなど、活きた“はたらく”に関する情報は人を介して行いながら、より気軽に、いつでも、どこでも相談でき、学生と共にキャリアを考える存在となる生成AIを用いた採用に関する情報提供を試験的に導入(AI Career Supporter)。学生の専攻・志向・行動特性に適した仕事内容を提案するなど、学生の初期キャリアの選択を支援します。今後は人と生成AIのようなテクノロジーとの最適なバランスを考慮した、ハイブリッドな採用活動を展開します。
選考においては、パナソニックグループの経営基本方針に基づき2023年4月に制定したパナソニックグループ共通の行動指針であるPanasonic Leadership Principles(PLP)と事業会社の行動指針による採用選考基準を導入し、行動指針との適性を確認しながら各事業会社や職種とのマッチングも図ります。
グループ共通の人事戦略の1つの柱である「やりがいを持って、はたらく。」とは自発的な挑戦意欲と自律したキャリア形成支援です。仕事を通じた一人ひとりの挑戦の後押しの例として、公募によるグループ内事業会社間の人材交流を推進しています。2022年度はグループ横断の公募異動(転籍)や社内複業(他部門の業務を兼務)に合わせて約2,000名の社員が手を挙げ、約500名が挑戦しました。公募によるグループ内の人材交流が拡大しており、事業会社間の異動(転籍)のうち52%が公募による異動(転籍)でした。
また、入社者に占めるキャリア入社者の割合も2020年度15.1%、2021年度36.7%、2022年度55.5%と年々上昇しており、2022年度は過半数を超えました。入社後も多様なバッググラウンドと個性を持つ社員がやりがいを持ってはたらいていくための支援を行います。
さらに、オンボーディング研修をはじめ、IT・コミュニケーション・語学など業務推進に必要なスキルを修得するためのビジネススキル研修、技術・モノづくり・営業など機能ごとに必要な専門知識・技能を修得するための機能別研修など、新卒およびキャリア入社者が早期に活躍するためのプログラムを提供しています。
パナソニックグループは一貫して「企業は社会の公器である」という考え方を経営の基本とし、人材についても社会からお預かりした貴重な経営資源として、事業の創出と成長の源泉、および組織活力の維持を担う人材を安定的に確保するという考えのもと、必要人材を継続的に確保します。
2025年度の新卒採用については合計で約1,500人、2024年度入社のキャリア採用については約2,000人の採用計画とし、各事業会社は自主責任経営を徹底し、向き合う業界、顧客、競合に対して最適な事業体制の構築を図ってまいります。投資領域における人事戦略についてはサステナビリティ データブック2023(※4)で公開しております。
※4 https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/pdf/sdb2023j-employee.pdf
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2025年度 |
2024年度 |
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新卒採用 |
大学/大学院 |
約1,000人 |
約1,000人 |
高校/高専 |
約500人 |
約400人 |
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合計 |
約1,500人 |
約1,400人 |
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2024年度 |
2023年度 |
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キャリア採用 |
約2,000人 |
約2,000人 |
上記はパナソニック ホールディングス(株)、パナソニック(株)、パナソニック オートモーティブ システムズ(株)、パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション(株)、パナソニック ハウジングソリューションズ(株)、パナソニック コネクト(株)、パナソニック インダストリー(株)、パナソニック エナジー(株)、パナソニック オペレーショナルエクセレンス(株)の採用計画数
記事の内容は発表時のものです。
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