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画像:KAIROS イメージ

2024年1月31日

製品・サービス / プレスリリース

KAIROSによる映像制作をより拡張する
最大48の入出力が追加できるSDI入出力ボードの発売とソフトウェアバージョン1.6の提供

AT-KC2000TにSDI入出力ボードを4枚装着した場合

パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行)は、業務用ライブ映像制作・配信システム「IT/IPプラットフォームKAIROS」の新しいオプション商品「SDI入出力ボード AT-KC20M1G」*1を2月5日より発売開始し、ソフトウェア「バージョン1.6」を3月まで(2023年度第4四半期中)に提供(無償)します。「SDI入出力ボード」を装着することによりSDIでの入出力をHD/FHD時最大48入出力分*2増やすことができるほか、バージョンアップにより新たな機能が追加されており、お客さまそれぞれの運用環境・撮影環境に適した、より自由な映像制作をサポートします。また、新しいオプションソフトウェア「Kairos Core Manager AT-SFCM10G」を、3月まで(2023年度第4四半期中)に発売します。

「SDI入出力ボード AT-KC20M1G」は、メインフレームKairos Core 200/2000(AT-KC200T/2000T/2000TS1)に対応し、ソフトウェアのバージョンを1.6にアップデートして使用できます。ボード1枚につき12本のSDI端子(マイクロBNC端子、入力端子8本・出力端子4本)があり、最大4枚まで*3メインフレームの背面に装着することが可能です。これにより、第二世代のKAIROSのメインフレームでSDIでの多数の映像の入出力を、外部コンバータを用いずに行え、お客さまの用途と運用環境に応じた、より自由な映像制作を可能にします。

 

AT-KC200T

AT-KC2000T

AT-KC2000TS1

最大装着枚数

4枚

4枚

2枚

HD/FHD時入出力数*4

最大32入力/16出力

最大32入力/16出力

最大16入力/8出力

4K時入出力数*4

最大16入力/8出力

最大16入力/8出力

最大8入力/4出力

新しいパラメーターの例:トーンカーブ、LUT

そのほか、ソフトウェアを「バージョン1.6」にアップデートすることで、新たなパラメーターが追加され、より使いやすくなったカラーコレクション機能や複数ユーザーでKAIROSを使用する際に操作できる権限範囲をユーザーごとに設定し、誤動作を防ぐユーザー管理機能を使用可能です。他にも、内蔵クリッププレイヤーでのSRT/RTP/RTSP*5/RTMPでの入出力の録画・保存・再生のサポート機能など、多くの機能を充実しています。「IT/IPプラットフォームKAIROS」では、ソフトウェアベースである利点を活かし、これからもお客様がより自由に安心して映像を制作できるようなバージョンアップを行ってまいります。

ユーザー管理機能のGUI例

また2023年度第4四半期に提供を開始する新しいオプションソフトウェア「Kairos Core Manager AT-SFCM10G」は、複数台のKairos Core間でのプロダクションファイルなどのバックアップ、クリップなどメディアの同期、データの移動のサポートが可能に。2台以下のKairos Coreで使用する場合は無償で使用できます。もし使用しているKairos Coreがダウンしたとしても、バックアップ用の他のKairos Coreとの入替操作を行うことができます。既に対応しているネットワークリダンダンシーの確保に加えて、Kairos Coreのバックアップも確保することで、より安心してKAIROSを使用した映像制作が可能です。

Kairos Core ManagerのGUI画面(画像は開発中のものです)

パナソニック コネクトはIT/IPプラットフォームKAIROSを通じ、映像制作の現場を再発明することで、様々な場所で繰り広げられる感動や興奮の一瞬を「伝えたい人」と、それを視聴する「参加する人」をより多くの価値ある映像でつなぎ、多様な人々が幸せに暮らせるウェルビーイングとサステナブルな社会の実現を目指します。

■新オプションの概要

画像:SDIボード、Kairos Core ManagerのGUI画面

品名

SDI入出力ボード

Kairos Core Manager

品番

AT-KC20M1G

AT-SFCM10G

発売予定時期

2024年2月5日

2023年度第4四半期

本体希望小売価格

1,140,000円(税抜)

550,000円(税抜)*6

■KAIROS バージョン1.6詳細

【対応商品】

- メインフレーム:Kairos Core 2000(AT-KC2000T/KC2000TS1)、Kairos Core 200(AT-KC200T)、Kairos Core 1000(AT-KC1000T)、Kairos Core 100(AT-KC100T)

- ソフトウェア:Kairos Creator(AT-SFC10G)、タッチコントロールパネルソフトウェア(AT-SFTC10G)

- コントロールパネル:Kairos Control Panel(AT-KC10C1、AT-KC10C2)

【提供開始予定】

2023年度第4四半期

【主な機能】

  • 新商品SDI入出力ボード AT-KC20M1Gに対応*1。背面に最大4枚まで装着でき*3、SDIで最大32入力/16出力(HD/FHD時*2)が可能に。
  • カラーコレクション機能が向上。RGB、YUV補正にペデスタルほかパラメーターを追加。トーンカーブ、色温度、マトリックス補正を新たにサポート。
  • ユーザー管理機能を追加。操作できる権限範囲をユーザーごとに設定でき、KAIROSを複数ユーザーで使用する場合のセキュリティを確保。
  • ストリーミングREC機能。内蔵クリッププレイヤーで、SRT/RTP/RTSP*5/RTMPストリーミング入出力の録画・保存・再生をサポート。
  • その他、多項目にわたって操作性を改善。

*1:メインフレームKairos Core 200/2000(AT-KC200T/2000T/2000TS1)のみ対応。

*2:4K時は、最大16入力/8出力。

*3:AT-KC2000TS1は、最大2枚まで。

*4:最大枚数装着時。

*5:RTSPは入力のみ対応。

*6:2台以下のKairos Coreに対してご使用いただく場合は無償でご使用いただけます。3台以上のKairos Coreに対してご使用の場合、ソフトウェアオプションキーの購入が必要です。

【IT/IPプラットフォーム「KAIROS」について】

KAIROS(ケイロス)は映像制作現場における「撮る・創る・映す」を革新することで、現場における“新たなワークスタイル”をご提供します。映像コンテンツの、多様な演出表現と高い生産性の両立が求められる制作プロセスに、IT/IPプラットフォームを導入。現場ニーズに“最適”な環境で、ハイクオリティーな映像制作が可能となります。またIT/IPへの変革を図る事で、映像制作現場の「時間」と「場所」、「リソース」の制約を一手に解放し、より映像制作の可能性を広げます。進化し続けるIT/IPプラットフォーム“KAIROS”により、日々要求が高まる映像制作ニーズに応え続けます。

▼詳細についてはパナソニックのIT/IPプラットフォーム「KAIROS」のウェブサイトをご覧ください。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav_it-ip-platform

【お問い合わせ先】

パナソニック システム お客様ご相談センター
電話:0120-878-410(受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)

[放送・業務用映像システム ホームページURL]
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav

【パナソニック コネクト株式会社について】

パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約29,500名の従業員を擁し、売上高は1兆1,257億円(2022年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。

■人権の尊重と企業価値の向上に向けて

パナソニック コネクトは、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつと位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高いカルチャーを目指しています。
「少数であること」やその他の理由で権利が守られていない状況に対しては、妥協できない「人権」の問題として取り組みます。
例えば、2016年、国内の人事制度運用上の配偶者に「(同性婚も含む)事実婚を結婚したものと同様に取り扱う」ことを発信するなど、家族の在り方の多様化に対応しています。

▼その他の取り組みについてはこちら
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei/lgbtq

画像:Panasonic CONNECTロゴ

▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com
▼パナソニック コネクト Newsroom
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記事の内容は発表時のものです。
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配信元:
パナソニック コネクト株式会社

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