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画像:スーパーショーケース REシリーズ

2024年1月23日

製品・サービス / プレスリリース

デザイン刷新&省力化/省エネ/大容量化/冷凍強化

国内向けスーパーショーケース「REシリーズ」発売

業界初※1真空断熱ガラスを採用した冷凍リーチインショーケースもラインアップ

品名

スーパーショーケース

シリーズ名

REシリーズ

機種数

標準機種 計1,303機種(本体)
(多段形1,156機種、平形67機種、リーチイン80機種)

対応冷媒

R744(CO2冷媒)/R448A/R449A/R410A

メーカー希望小売価格

オープン価格

発売日

2024年6月受注開始

パナソニック株式会社は、国内向けスーパーショーケースをフルモデルチェンジし、「省力化」「省エネ」「大容量化」「冷凍強化」について追及した「REシリーズ」を、2024年6月より受注開始します。

当社は、1963年に、当時のトップメーカーであった米国のウェーバーショーケース&フィクスチャー社と技術提携し、大型ショーケースの生産・販売を開始しました。翌1964年には、日本市場のニーズに対応したエアカーテン方式で、日本メーカー初※2の連結ができる多段形スーパーショーケースを発売。以来60年、食品小売業界の発展とともに、市場ニーズに合わせて製品を進化させてきました。

今回発売を開始するREシリーズは、現行のEVシリーズを発売して以来の9年振りのモデルチェンジとなります。電気代や人件費が高騰して経営を圧迫している今、店舗設備にも省力化への貢献、省エネ性の向上が求められています。そこで新シリーズは、シンプルを極めたデザインで清掃性と堅牢性を向上し、冷却性能を高めて省エネ性をさらにアップ、庫内形状の見直しなどで商品陳列スペースを拡大したモデルへと進化させました。また、旺盛な冷食需要に対応して冷凍ショーケースの品揃えを強化するとともに、さらなる省エネに貢献する業界初※1真空断熱ガラスを採用した冷凍リーチインショーケースもラインアップしました。

なお新シリーズは、2月14日(水)から16日(金)まで幕張メッセで開催予定の「第58回スーパーマーケット・トレードショー2024」(主催:一般社団法人 全国スーパーマーケット協会)のパナソニックブースにて展示する予定です。

※1 2024年1月現在、真空断熱ガラスを採用した冷凍リーチインショーケースとして
※2 1964年当時

<主な特長>

1.【省力化】シンプルを極めたデザインで、清掃性と堅牢性を向上

2.【省エネ】冷却性能を高めて省エネ性をさらにアップ

3.【大容量化】庫内形状の改善などで商品陳列スペースを拡大

4.【冷凍強化】旺盛な冷食需要に対応し、冷凍ショーケースのラインアップを強化

【特長】

1. シンプルを極めたデザインで、清掃性と堅牢性を向上

シンプルで段差を抑えた直線的なデザインを採用して清掃性を向上するとともに、ハンドレール、バンパーをステンレス仕様とし堅牢性を向上しています。EXシリーズ、EVシリーズで好評だった、継ぎ目カバーのない美しいケース連結は、新シリーズにも引き継がれています。また、多段ケース用側板のガラス開口アップや、両面平形ケースのワイドガラス採用などにより、陳列商品の視認性も向上しています。

画像:シンプルを極めたデザインで、清掃性と堅牢性を向上

継ぎ目カバーのないケース連結部

画像:継ぎ目カバーのないケース連結部

2. 冷却性能を高めて省エネ性をさらにアップ

エアカーテンの効率を改善したほか、庫内温度制御を見直してプルダウン(冷やしこみ)時の過冷却を防止し、省エネ性能をさらに向上させました。冷凍リーチインケースにおいては、ヒーター容量の最適化による庫内熱負荷の低減と冷却器の運転効率を向上したことにより、所要冷凍能力を改善しました。

さらに、ショーケースと冷凍機、バージョンアップした店舗コントローラー(SEC-TMC650C)との連携制御においても、店舗全体で約15%※3の省エネを実現します。

◆低圧制御による省エネ性向上

ショーケースの庫内温度を監視しながら、冷凍機の負荷を小さくするように自動で調整します。
従来、施工者によって手動設定していた低圧制御パラメーターを自動設定にすることで、より安定した制御で省エネを実現します。

◆上限周波数調整機能

外気温度に合わせて圧縮機の上限周波数を自動調整し、消費電力量を削減します。
ほかにも、店内環境と連動した防露ヒーターや結露抑制ファン、調光機能なども省エネに貢献します。

また、業界初※1の真空断熱ガラスVIG(Vacuum Insulated Glass)を扉に採用した冷凍リーチインショーケースもラインアップしました。ガラス扉のヒーター通電制御により、約33%省エネ※4が期待できます。

3. 庫内形状の改善などで商品陳列スペースを拡大

トップパネルのスリム化に加え、冷気吹き出し部分の形状変更、棚の薄型化、ベースの低床化により、庫内有効高さが94 mm、有効内容積は約9%※5アップ。商品陳列作業の負担軽減に貢献します。

4. 旺盛な冷食需要に対応し、冷凍ショーケースのラインアップを強化

冷凍食品の需要増加により、店舗における冷凍用ショーケースの導入比率も増加していることから、冷凍用ケースのラインアップを強化しました。

◆冷凍リーチインケースは、オープンケースからの入れ替えを考慮し、尺幅でのラインアップを拡充しました。売れ筋の高さ1800 mmのケースは庫内容積を10%※6アップしています。また、棚の最上段を商品ストック用として活用することで補充作業省力化することができる、トレンドの高さ2100 mmのモデルも追加しました。

◆両面平形冷凍ケースは、扉無しでも扉付きでも使いやすいハンドレール高さ800 mmで統一しました。

※1 2024年1月現在、真空断熱ガラスを採用した冷凍リーチインショーケースとして
※2 1964年当時
※3 HFC冷媒採用スーパーマーケットモデル店舗(約2,800 m2)での試算
EVシリーズ導入の場合と、REシリーズ+店舗コントローラー導入の場合との10年間の電気代比較

※4 トリプルガラス搭載機種とVIG搭載機種との比較
ショーケースFLD-EV0377LA×4台、冷凍機OCU-NL1501F 6,300 W 蒸発温度-40℃ 50 Hzの冷凍能力、
ガラス面ヒーター、ガラスの曇り防止のため霜取り時のみ通電(霜取り時間1日30分×2回)

※5 EVシリーズ・CPW-EV085、REシリーズ・CPW-RE9085との比較
※6 EVシリーズ・冷凍リーチインショーケース・高さ1800タイプとの比較

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元:
パナソニック株式会社

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スーパーショーケース REシリーズ
スーパーショーケース外観

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