2024年12月23日
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2023年10月31日
製品・サービス / プレスリリース
~IT/IPプラットフォーム「KAIROS」を中心に業務効率化や多彩な映像表現を実現~
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行、以下当社)は、株式会社静岡第一テレビ(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長 赤座 弘一)、テレビ大阪株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 品田 卓)、株式会社テレビ北海道(本社:北海道札幌市、代表取締役社長 桑田 一郎)、株式会社宮城テレビ放送(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長 玉井 忠幸)の4社から、IPスタジオサブ映像システムを受注しました。本システムは2024年3月より順次納入し、稼働する予定です。
昨今、映像コンテンツは表現の多様化や多種多様な視聴スタイルなど、求められるニーズが目まぐるしく変化しています。放送局においても、変わり続ける映像コンテンツへのニーズに常に対応できる、拡張性の高いIPサブシステムへの更新が必要とされています。しかしながら、働き手不足や設置スペースの制約のニーズなどの課題から、少人数での運用が可能で、拡張性や柔軟な表現力を備えた革新的なシステムが求められていました。
そこで当社は、IT/IPプラットフォーム「KAIROS」を中心としたフルIPシステムで、自由で柔軟な表現力や現場で求められる様々な機能をコンパクトにまとめたシステムをご提案します。必要な機器に絞り、設置スペースを従来よりも縮小し、TV放送用、PC・スマートフォン等での視聴配信用など様々な画面のアスペクト比に対応したコンテンツを高いクオリティで効率的に制作できる点を評価いただき、この度4社の放送局に採用されました。また、約60年にわたって放送現場の運用に寄り添ってきた設計ノウハウを活用し、フルIPシステムでありながら従来のSDIシステムに近い運用性、安定性も実現したことで初めてIPシステムを運用する担当者でも使えるよう、利便性を向上しました。
当社は多彩な映像表現を実現するKAIROSをはじめとする様々な商品群で、効率的で自由な表現を実現し、映像制作現場の課題を解決していきます。
KAIROS(ケイロス)は映像制作現場における「撮る・創る・映す」を革新することで、現場における“新たなワークスタイル”をご提供します。映像コンテンツの、多様な演出表現と高い生産性の両立が求められる制作プロセスに、IT/IPプラットフォームを導入。現場ニーズに“最適”な環境で、ハイクオリティーな映像制作が可能となります。またIT/IPへの変革を図る事で、映像制作現場の「時間」と「場所」、「リソース」の制約を一手に解放し、より映像制作の可能性を広げます。進化し続けるIT/IPプラットフォーム“KAIROS”により、日々要求が高まる映像制作ニーズに応え続けます。
▼IT/IPプラットフォーム「KAIROS」についてはこちら。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav_kairos
▼パナソニックの業務・放送用映像システムについてはこちら。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav
・株式会社静岡第一テレビ
メインスイッチャー:AV-HS8300×1式
第二サブスイッチャー:AT-KC1000T×1式
エマージェンシー、マルチビューワーAT-KC100T×2式
ブロードキャストコントローラー※1×1式
・テレビ大阪株式会社
メインスイッチャー、DSK※2:AT-KC1000T×1式×サブ2式
エマージェンシー※3、DSK、マルチビューワー※4、CC※5:AT-KC100T×2式×サブ2式
・株式会社テレビ北海道
メインスイッチャー:AT-KC1000T×1式×サブ2式
マルチビューワー:AT-KC1000T、AT-KC100T各1式×サブ2式
ブロードキャストコントローラー×1式
・株式会社宮城テレビ放送
メインスイッチャー:AT-KC200×1式
エマージェンシー、DSK、マルチビューワー:AT-KC100T×1式
マルチビューワー:AT-KC100T×1式
ブロードキャストコントローラー×1式
※1 様々な放送機材を接続し、制御、管理を行うためのシステム。
※2 ダウンストリームキーヤーの略。すでに合成などが終わった素材にテロップなどの文字や画像を合成する装置のこと。
※3 メインスイッチャーが故障などで動作しなくなった際など、非常時に使用するスイッチャー。
※4 スイッチャーに入力されている素材や、送出されている素材を確認するためのモニター。
※5 カラーコレクターの略。様々な素材の色味を補正したり、変更するための装置。
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約29,500名の従業員を擁し、売上高は1兆1,257億円※6を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
※6 2022年度売上高
パナソニック コネクトは、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつと位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高いカルチャーを目指しています。
「少数であること」やその他の理由で権利が守られていない状況に対しては、妥協できない「人権」の問題として取り組みます。
例えば、2016年、国内の人事制度運用上の配偶者に「(同性婚も含む)事実婚を結婚したものと同様に取り扱う」ことを発信するなど、家族の在り方の多様化に対応しています。
▼その他の取り組みについてはこちら
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei/lgbtq
▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
記事の内容は発表時のものです。
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