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住宅向け全館空調熱交換気システム「with air(R)(ウイズエアー)」

2023年8月23日

製品・サービス / プレスリリース

エアコンの最適制御システムで、省エネ性を約20%(※1)向上

住宅向け全館空調熱交換気システム「with air®️(ウイズエアー)」の新製品を発売

加湿ユニット(※2)搭載により、快適な住環境を実現

パナソニック株式会社 空質空調社は、10月2日に戸建て向け全館空調熱交換気システム(以下、全館空調)「with air®️」の新製品を発売します。本製品には、エアコンのオン/オフの頻度の抑制により高効率運転を可能にする制御システムを搭載し、さらなる省エネを実現。また、来年春発売予定の加湿ユニット(オプション品)と空調により、家全体を1年中快適な湿度に保ちます。

近年、コロナ禍を経て室内空気質への関心がより一層高まるとともに、電気料金の高騰や、環境に優しいZEH(※3)の普及が進む中、快適・安心と省エネ性の両立を実現する空質空調システムが求められています。

当社はこれらのニーズに対応するため、2019年2月、戸建て向けにルームエアコン1台と熱交換気ユニットを組み合わせて住まい全体を冷暖房する全館空調「with air®️」を発売。2022年6月には新たにマンション向け全館空調「with air®️ CUBE(ウイズエアーキューブ)」を発売し、部屋中の冷房・暖房・全熱交換換気・空気清浄を全て行い、省エネで快適・安心な住空間を実現してきました。

今回発売する全館空調「with air®️」の新製品は、エアコンの温度情報と各部屋のセンサーで検知した室内温度をもとに、使用電力が大きいエアコンのオン/オフの頻度を抑制する制御システムを採用。前機種と比べ、約20%(※1)の省エネを実現しました。また、来年の春にオプション品として発売予定の加湿ユニットは、遠心破砕技術(※4)で加湿量を細かく制御。エアコンによる除湿と同ユニットの加湿制御で1年中快適な湿度に保ちます。さらに、ホームエネルギーマネジメントシステム「AiSEG2(アイセグ2)(※5)」と新たに連携し、宅外からも操作を可能にする(※6)とともに、将来、最新のエアコン(※7)に買い替えた際、それに合わせた運転制御を行えるようソフトウェアの自動更新機能(※8)を導入するなど、利便性を向上しました。

当社は最新の調湿技術と高い省エネ性能を実現した本製品で、上質な空気で快適に暮らせる空間づくりに貢献します。

<特長>

1. 戸建て向けにエアコンの最適制御システムを搭載し、省エネ性を約20%(※1)向上

2. 遠心破砕技術(※4)採用の加湿ユニット(※2)(オプション品)とエアコンの除湿で快適な湿度を実現

3. IoT技術で、宅外操作(※6)やソフトウェアの自動更新(※8)を可能にし、利便性を向上

※1:同一のルームエアコンとミニシロッコファンで、制御方式のみを変更し、ルームエアコンとミニシロッコファンの合計電力にて、従来制御399 Wと新制御314 Wを比較。同結果は当社実験住宅仕様で比較したものであり、お客様の住戸における動作を保証するものではありません。
※2:オプション品。来年春に発売予定。
※3:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。
※4:高速回転するドラムから遠心方向に吹出した水滴を壁面にぶつけて微細化し、循環した室内空気に含ませることで加湿。ドラムの回転数を変化させることで加湿量を自由に制御できます。
※5:家庭内の様々な家電や住宅設備機器を連携させるエネルギーソリューションの中核機器(別売り)。「AiSEG」はパナソニックグループの登録商標です。
※6:自宅にAiSEG2がある場合、宅外から専用アプリで操作が可能。
※7:当社全館空調専用のエアコン。
※8:ソフトウェアの自動更新には、宅内でのWi-Fi環境およびインターネット接続が必要です。また、Wi-Fi環境の整備、スマートフォンのブラウザ機能の設定は契約者ご自身で行っていただく必要があります。

【お問い合わせ先】

パナソニック(株)空質空調社 全館空調開発営業部 全館空調窓口
電話番号:080-7208-0740
受付日時:月~金曜 9時~12時、13時~17時
定休日:土・日・祝(GW、お盆、正月三が日含む)

【特長】

1. 戸建て向けにエアコンの最適制御システムを搭載し、省エネ性を約20%(※1)向上

画像:従来制御:オンオフを繰り返し運転。そのたびに電力を大きく消費。

エアコンの温度情報と各部屋のセンサーで検知した室内温度をもとに、使用電力が大きいエアコンのオン/オフの頻度を抑制する制御システムを採用。全館空調に最適なルームエアコンとして、もっとも効率的な運転を実現したアルゴリズムにより、前機種と比べ、約20%(※1)の省エネを実現しました。

画像:新制御:必要最低限のオンオフ。電力を抑えた効率運転。
画像:制御方式の更新で、エアコンのオン/オフを抑制する効率の良い運転を実現し、従来制御比約20%(※1)の省エネ改善

【使用エアコン】
FY-CS632DXP2(6.3 kW)

【実験住宅仕様】
■住戸面積:119.25 m2
■気密性能:相当隙間面積(C値)=0.4 cm3/m2
■断熱性能:外皮平均熱貫流率(UA値)=0.37 W/(m2・K)
■冷房期平均日射熱取得率(ηAC値)=1.1
■暖房期平均日射熱取得率(ηAH値)=0.9
※ηAC、ηAHは計算値

【測定条件】
下記の項目について「平成28年度省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)現行版」(国立研究開発法人建築研究所)の計算条件を参照して設定
■気象データの適用地域:6地域 8月12日(※8月平均外気温度日)
■熱負荷
・内部負荷:人体・機器・照明・調理負荷を疑似負荷にて設定
・日射負荷:窓からの日射負荷のみを疑似負荷にて設定
■室内目標温度:27 ℃

2. 遠心破砕技術(※4)採用の加湿ユニット(※2)(オプション品)とエアコンの除湿で快適な湿度を実現

画像:イメージ画像1

●自動給排水のため、給水タンクを運ぶ手間がありません。
●「遠心破砕方式」により、一般的な加湿フィルターが不要に。メンテナンスが必要な部品が少ないため、お手入れも簡単です。
さらに少量の水で効率よく加湿しつつ、ディスク回転数によって加湿量を調整します。

空調ユニットの上部に加湿ユニット(※2)をオプションで設置すると、加湿した空気を各部屋に送り込み、冬の室内の空気の過乾燥を抑制します。同ユニットは遠心破砕技術(※4)により加湿量を細かく制御し、少ない水量で効率的な加湿を可能にしました。また、夏や梅雨時期は、エアコンのオン/オフの頻度の抑制により除湿量を向上し、1年中快適な湿度に保ちます。

3. IoT技術で、宅外操作(※6)やソフトウェアの自動更新(※8)を可能にし、利便性を向上

画像:イメージ画像2

IoT技術を活用し、温度設定や運転切替などの日常の操作は、ルーターをつなげば家のどこからでも設定が可能です、さらに、ホームエネルギーマネジメントシステム「AiSEG2(アイセグ2)(※5)」と新たに連携し、宅外からも操作を可能にする(※6)とともに、将来、最新のエアコン(※7)に買い替えた際、それに合わせた運転制御を行えるようソフトウェアの自動更新機能(※8)を導入するなど、利便性を向上しました。

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元:
パナソニック株式会社
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