2024年11月21日
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パナソニック株式会社 空質空調社は、2023年1月に、徳島県の住宅会社「株式会社かみくぼ住宅」に業務用空質空調連携システムを納入しました。同システムは、空調機の温度調節機能、熱交換気ユニットによる換気機能、当社独自技術の次亜塩素酸を使った空間浄化と「ナノイーX」による、除菌、脱臭、加湿機能を連携させたシステムです。オフィスで働く社員に安心、安全な環境を提供しながら、省エネルギー化を実現します。
新しい生活様式が浸透する中、オフィスでの勤務するケースも増え、長時間いるオフィスの中でも安心、安全な空気質の提供ニーズが高まっています。
同社では2023年1月にオフィス拡張に伴い新社屋を建築するにあたって、パナソニックグループがZEBプランナーとして設計支援し、太陽光、照明、配線器具、エコキュート、そして業務用空質空調連携システムなどを納入しました。導入においては、補助金制度の「環境省令和3年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」の「ZEB実現に向けた先進的省エネルギー建築物実証事業」を活用しています。
新社屋は延床面積440 m2の2階建てで、ショールームを備えた建屋となっています。今回当社が納入したのは、パッケージエアコン8台、熱交換気ユニット3台、天井埋込形ジアイーノ2台で、1階と2階の事務室それぞれで空調機、熱交換気ユニット、天井埋込形ジアイーノを連携させています。
この業務用空質空調連携システムは、天井埋込形ジアイーノによる除菌・脱臭効果や、空調室内機に搭載した「ナノイーX」によるPM2.5、花粉の抑制効果により、1年を通じてきれいな空気を提供します。また、天井埋込形ジアイーノのリモコン内のCO2センサーと熱交換気ユニットが連動、CO2濃度が1000 ppm以下の時は弱運転による換気を行い、高効率な空調機の使用と合わせて省エネ化を図っています。
同社の上久保哲也代表取締役は次のように導入のメリットを述べています。
「当社は創業以来40年以上にわたり、徳島県で建築工事を手掛けてけきました。コロナの影響で、お客様に来社いただく際に非常に気を使っていました。今回新たにショールームも構え、お客様にも従業員にも安心・安全な環境を提供できると考えています。また、空調と換気、加湿を組み合わせることで、冬でも設定温度を上げること無く、暖かさを実感し、省エネルギー化にも期待しています。」
当社は、今後も、空質空調技術の強みを掛け合わせ、社会課題の解決に挑戦し、健康で快適なくらしと社会の創造に貢献していきます。
社名 |
株式会社 かみくぼ住宅 |
---|---|
代表者 |
代表取締役 上久保 哲也 |
所在地 |
〒779-3223 徳島県名西郡石井町高川原字高川原64番1 |
事業内容 |
新築一戸建て住宅、注文住宅・セミオーダー住宅、リフォーム・リノベーション |
業務用空質空調連携システム |
1階ショールーム:パッケージエアコン4台、熱交換気ユニット2台、天井埋込形ジアイーノ1台の合計7台の連携 |
その他納入商品 |
太陽光発電、エコキュート、照明、配線器具、電設盤、エネルギーマネジメントソリューション「エマネージ」、電気自動車(EV・PHEV)充電設備「ELSEEV:エルシーヴ」 |
記事の内容は発表時のものです。
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