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2022年7月1日
企業・経営 / プレスリリース
兵庫県洲本市(以下、洲本市)とパナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、洲本市が令和2年2月より推進している「洲本市25%ごみ減量化作戦」の達成に向け、本来食べられるにもかかわらず廃棄されている食品(以下、食品ロス)の削減を目的とした食品ロス削減マッチングサービス「ごはんのわ」に関する共同実証実験を開始します。
日本のごみ総排出量(事業系ごみ含む)は4,167万t(東京ドーム約112杯分)、1人1日当たりのごみ排出量は901 gと共に減少※1していますが、ごみ処理事業経費は21,290億円と前年度の20,885億円より増加しており、各自治体の大きな負担となっています。
一方、日本における令和2年度の食品ロス量は522万t、このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は275万t、家庭から発生する家庭系食品ロス量は247万tとなり、いずれも推計を開始した平成24年度以降で最少となっていますが※2、より一層の食品ロス削減の取り組みが求められています。
「洲本市25%ごみ減量化作戦」は、1人1日当たりの家庭系ごみ排出量(資源ごみ除く)を、平成28年度の659 gから令和4年度には500 g(24.1%減)に削減するという目標指数の実現に向けて※3、さまざまな事業を展開するものです。この度の共同実証実験は、食品ロスの削減、環境活動への参加、お得な食品の購入を可能にする食品ロス削減マッチングサービスです。ユーザーにはお得に食品を購入しながら気軽に食品ロス削減に貢献するという体験を、協力店には食品ロスを削減しながら収益確保やイメージアップにつながる活動の場を提供します。
洲本市とパナソニックは共同実証実験を通じて一人ひとりの食品ロスに対する意識改革や、ごみをなるべく排出しないライフスタイルの実践を図るとともに、「食」を通じた新たな地域の輪をつくっていきます。
食品ロス削減マッチングサービス「ごはんのわ」は、地域のお店(協力店)と住民(ユーザー)とを食品ロス削減をテーマにつなぐフードシェアリングサービスです。スマホやパソコンで簡単にアクセスできるWebサービスで提供し、
という3点が特長です。ユーザーは、協力店が出品した商品の購入をシステム上で予約し、店頭で代金を支払って商品を受け取ります。協力店とユーザーが直接つながることに拘ったサービス設計とすることにより、食品ロスの削減に加えて、地域コミュニティーの活性化や食育の推進が期待できます。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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