2024年12月25日
- 製品・サービス
- 特集
- 事業会社
- くらし
- ナノイー
- テクノロジー
- モノづくり
Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。
2022年4月19日
製品・サービス / プレスリリース
パナソニック インダストリー株式会社(代表取締役 社長執行役員:坂本真治、本社:大阪府門真市)は、「電動車向け水素封止カプセル型直流高容量リレーの開発」の功績に対して、公益財団法人 市村清新技術財団より、「第54回市村産業賞 貢献賞」を受賞しました。(贈呈式は4月15日に挙行)
当社は、1997年にハイブリッド自動車の高電圧バッテリー制御用途として、世界で初めて水素封止カプセル接点技術を採用した直流高容量リレー「EVリレー」を実用化しました。以降、電動車における高電圧システムは進化が著しく、ニッケル水素電池からリチウムイオン電池への進化、およびハイブリッド車から電気自動車へのシステム進化に対し、搭載される直流高容量リレーには高電圧に対する安全性の実現が強く求められていました。
電池の性能向上により直流高容量リレーに流れる電流が増加する中、当社は車載に適した小サイズを維持しながらも、電流増加に対する安全性等の課題を克服するため、以下の技術開発を行いました。
本技術を適用した「電動車向け水素封止カプセル型直流高容量リレー」は、大電流通電、高容量遮断、高短絡耐量など、リレーに求められる性能を小サイズで実現しており、様々な電動車にグローバルで幅広く採用されています。また、本技術は車載用途に留まらず、直流高電圧・大電流制御が必要とされる電気自動車の急速充電器や太陽光発電・蓄電設備などにも適しており、直流制御用途への幅広い展開が期待されています。
公益財団法人 市村清新技術財団により、わが国の科学技術の進歩、産業の発展に顕著な成果をあげ、産業分野の進展に多大な貢献・功績のあった技術開発者に対して表彰される、国内で権威ある技術賞のひとつです。
市村産業賞 第54回概要(市村清新技術財団HP)
https://www.sgkz.or.jp/prize/industry/54/document_06.html
当社「EVリレー」の詳細情報
https://www3.panasonic.biz/ac/j/control/relay/vehicle/ev_special/index.jsp
パナソニック インダストリー株式会社 企業情報
https://www.panasonic.com/jp/industry.html
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。