【主な特長】
1. 高画質4K60p 10 bit動画撮影、新エンジン搭載で豊富な描写力を実現
●高精細でなめらかに撮れる4K60p 10 bit 200 Mbps記録、4K30p 4:2:2 10 bit
4Kの高画質で速い動きの被写体をなめらかに撮れる4K60p記録に対応。色階調が豊かで、高効率のHEVCコーデックに対応した10 bit 200 Mbpsの高ビットレート記録や階調が豊かな4K30p 4:2:2 10 bit、編集に便利なFHDでのALL-Intra記録など多彩な動画記録形式を備えています。プロの現場にも対応する豊富な動画記録形式により、4K放送の番組制作もサポートします。
●新エンジン
描写に優れた新エンジンを搭載し、画質性能を向上しました。新たに16軸独立色補正機能に対応し、同一光源で複数カメラによる撮影での細かな色合わせが可能になりました。また、輪郭補正の強弱を調整するマスターディテールや人物の肌をきれいに処理するスキンディテールなどの機能も搭載しています。また、8種類のモードからガンマ選択も可能で、記録する動画の画質調整をシーンファイルで行うこともできます。
●ライカディコマーレンズ
ゴースト/フレアを抑止し、高い解像感を実現するライカディコマーレンズを搭載しています。
2. さまざまな撮影シーンをサポートする機動力と信頼性
●広角25 mm(※1)からの光学24倍ズームを実現
広角25 mm(※1)から望遠600 mm(※1)までの光学24倍ズームが可能です。25 mm(※1)の広い画角は、狭い室内での撮影で活躍し、光学24倍からさらにズームしたい場合は、高解像度を保ったまま最大32倍(4K時)のiズームで被写体にぐっと寄った撮影も可能です。
●長時間撮影を可能にする大容量バッテリー
付属の5,900 mAhバッテリーを使用すれば、4K60p記録で約5時間20分(※3)(HC-X1500)の連続撮影が可能。ロケ撮影などの長時間撮影をサポートします。
●こだわりの撮影を可能にするNDフィルター内蔵
NDフィルターは、撮影環境に応じて1/4、1/16、1/64の3段階を選択でき、日差しの中でスローシャッターを使用する場合などに有効で、開放側の絞りを使うことで高い解像感を得ることができ、被写界深度の浅い撮影も可能になります。
●拡張性に優れたハンドルユニットとプロの現場をサポートする3G-SDI対応
即座に着脱可能なハンドルユニット(HC-X1500は別売VW-HU1)は、2チャンネルのXLRオーディオ入力端子と+48 Vファンタム電源を装備しており、外部マイク収録とライン録音対応で、プロ仕様のマイクを使ったハイレベルな撮影が行えます。また、照度約70ルクス(※4)と非常に明るいLEDライトをハンドル前方に装備し、暗所での撮影をアシストします。調光もダイヤル操作で行えます。HC-X2000は、放送局などのプロの現場をサポートする3G-SDI用のBNC端子を搭載しています。
●長時間撮影やバックアップ記録に対応するSDダブルスロット
長時間撮影やバックアップ撮影等に便利な2つのSDカードスロットを搭載しています。1枚目のSDカードがいっぱいになると、自動的に2枚目のSDカードで記録を継続するリレー記録(※5)や、2枚のSDカードに同じ映像を同時記録するサイマル記録、片方のSDカードを常時録画状態にし、もう片方のカードで必要なシーンだけ録画・停止を繰り返して撮影できるバックグラウンド記録(※6)など高い信頼性で撮影をアシストします。
- ※5:記録メディアが切り換わるときは音声が最大で約1秒間途切れます。
- ※6:MOV/FHD設定時のみ。
3. かんたんオート撮影から本格マニュアル撮影まで幅広い用途に対応
●1/2.5型高感度MOSセンサー
1/2.5型の高感度MOSセンサーは、画素サイズの面積を今までの1.7倍(※7)に拡大し、より光を集めることで暗い場所での撮影もざらつきを抑えた撮影が可能です。また、深い被写界深度で撮影中のピント外れを抑えます。
●新たに顔検出+追尾AE&AFに対応した4KハイプレシジョンAFでしっかりピントを合わせる
レンズユニットを微細に駆動させ、フォーカスを素早くコントロールするマイクロドライブ・フォーカスユニットと4KハイプレシジョンAFによりスピード、安定性、追従性に優れたオートフォーカスを実現しました。新たに顔検出+追尾AE&AFに対応。早く動いている被写体を撮影する場合や、インタビュー中に複数の人物が画面に映り込む場合も、狙った被写体に精度高くフォーカスを追従します。同時に被写体が最適な明るさになるよう、自動的に露出補正します。
●5軸ハイブリッド手ブレ補正で手ブレをしっかりと抑える
上下左右のブレや回転ブレや水平ブレなどさまざまな手ブレをリアルタイムに検知し補正する5軸ハイブリッド手ブレ補正に対応しました。なめらかな手ブレ補正を実現するボールO.I.S.機構を搭載し、手持ち撮影やズーム時の手ブレを効果的に抑制します。また固定撮影やパン・チルト撮影に対応する手ブレモードを搭載しているので三脚撮影時でも効果的に補正します。
●優れた操作性を実現する2連のマニュアルリング、高精細EVFとタッチパネル液晶モニター
フォーカスリングとズーム・アイリス等が調整できるリアリングの計2つのマニュアルリングを装備しました。前後リングの大きさを変えているので細かな操作も可能です。また、リングとは別にダイヤルを搭載することで、細かいモードメニューに入らずにさまざまな撮影設定を変更できます。本機に搭載した高精細で明るい約276万ドットの3.5型タッチパネルモニターは、静電容量方式なのでスムーズな操作で晴天時でも鮮明なライブビューと高い視認性を実現します。約156万ドット相当の高精細LCDを採用した0.24型のチルト式ビューファインダーは、被写体の細部に至るまで階調豊かに映し出します。またファインダーとモニターの同時表示が可能です。
●Wi-Fiによるライブストリーミング機能に対応
RTMP(Real Time Messaging Protocol)をサポートしており、FacebookやYouTube Liveなどのストリーミングサービスへダイレクト接続できるライブストリーミング機能を搭載しました。
- ・対応プロトコル:RTSP/RTP/RTMP/RTMPS
【上記以外の主な特長】
- ●FHDモードで最大120 fpsが可能なスーパースロー撮影
- ●タイムラプス撮影が可能なインターバルREC
- ●取材時の撮り逃しを防ぐプリREC
- ●撮影をアシストするWFM、ゼブラパターン、画質調整、水準器搭載
- ●高品位なハイレゾ音声記録(記録モード:MOV時)
- ●タブレットからワイヤレスリモートで画質調整、RECスタートなどの設定が可能な専用アプリHC ROP(iPadOS/iOS/Android対応)
【別売アクセサリー】
品名 | 品番 | メーカー希望小売価格 | 発売日 |
ハンドルユニット | VW-HU1 | オープン価格 | 3月19日 |
【仕様一覧】
主な仕様につきましては、下記URLよりご確認いただけます。
■HC-X1500
https://panasonic.jp/dvc/products/x1500/spec.html
■HC-X2000
https://panasonic.jp/dvc/products/x2000/spec.html
- ●LEICA/ライカはライカマイクロシステムズIR GmbHの登録商標です。
- ●DICOMAR/ディコマーはライカカメラAGの登録商標です。
- ●SDXC/SDHCロゴはSD-3C, LLCの商標です。
- ●"Wi-Fi®"は"Wi-Fi Alliance®"の登録商標です。