2019年2月27日

パナソニックとシステムエアー社が
空調統合ソリューションの開発に向けて提携

業務用・家庭用の両分野で新たな価値を共創

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)とSystemair AB(以下、システムエアー社)は、業務用・家庭用の両分野におけるサスティナブルなHVAC&R(Heating Ventilation and Air Conditioning and Refrigerating)統合ソリューションの開発に向けた、戦略的な提携に合意しました。HVAC&Rに関する技術開発のリーディングカンパニーであるパナソニックと、換気とチラー空調に強みを持つ世界的なメーカーであるシステムエアー社は互いの技術と知見を生かし、欧州のHVAC&R市場に新たなトレンドを創出していきます。

提携の第一段階として、パナソニックは、システムエアー社の先進的な空冷式チラー技術を特長とする高効率なヒートポンプチラーを、欧州市場で販売します。このヒートポンプチラーは、きめ細かなカスタマイズ対応が可能なため、学校やレストラン、事務所といった施設ごとのニーズに合わせた最適な対応が可能です。

また、両社は、業務用のチラー空調に関する技術開発においても緊密に協力します。より高効率で環境性能を向上させたヒートポンプチラーの開発を共同で進めるとともに、両社が持つスマートクラウド技術を活用して、遠隔制御から保守まで含めたワンストップソリューションの構築を目指します。さらに、システムエアー社が専門とする室内空気質(Indoor Air Quality:IAQ)のコア技術である換気技術と、パナソニックの高度なヒートポンプ技術、制御技術とを組み合わせ、業務用・家庭用の両分野でIAQソリューションを進化させていきます。

パナソニックとシステムエアー社は、開発からサービスに至るまで包括的な協力体制を通じて、業務用・住宅用の両分野における多様化するお客様のHVAC&Rへのニーズに応える、新たな価値を提案していきます。

パナソニック 常務役員兼アプライアンス社 エアコンカンパニー社長の高木俊幸は、「この提携により、進化し続ける欧州のHVAC&R市場において、長期的なビジネスの視野に立つことが可能になると同時に、お客様のより高い環境ニーズを満たすためのシナジーを創出できる素晴らしい機会だと捉えています。システムエアー社の卓越した製品群とHVAC&R・換気業界での豊富な経験は、お客様に優れた価値、機能、そして製品品質をお届けするというパナソニックの企業責任と高い親和性を有しています」と話しています。

システムエアー社のロランド・キャスパーCEOは、「パナソニックとの提携と、それがもたらす革新的でシームレスな新しいソリューション開発の新たな機会を歓迎します。パナソニックと共にオペレーション構築の強化やエネルギー効率の最適化、二酸化炭素排出量の削減、そしてエネルギーコストの軽減を目指していきます。両社の強固なパートナーシップは、今後の建設業界において大きな役割を果たすソリューションを創出することでしょう」と述べています。

【システムエアー社の概要】

会社名Systemair AB
代表者ジェラルド・エングストロム(創業者、会長兼代表取締役)
ロランド・キャスパー(社長兼CEO)
設立1974年
本社所在地スウェーデン シンスカッテベリ市
従業員数約5,500人
連結売上高73億クローナ(約7億ユーロ、2018年3月期実績)
主な事業家庭用換気システム、業務用換気システム、業務用チラー空調など
備考
  • ・欧州、米州、中東、アジア、アフリカ50カ国以上で事業を展開
  • ・2007年10月より、ストックホルム証券取引所におけるThe Mid Cap Listの構成銘柄に採用
  • ・「Systemair」のほか、「Frico」「Fantech」「Menerga」の4ブランドを保有
  • ・Webサイト:http://systemair.com

以上