2024年12月26日
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品名 | 顔認証 入退セキュリティ&オフィス可視化システム(KPAS) |
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受注開始日 | 4月26日 |
システム価格 | オープン |
パナソニック株式会社(代表者:津賀一宏)は、ディープラーニング技術を応用した顔認証技術の活用による「入退セキュリティ&オフィス可視化システム(KPAS:ケイパス)」を2019年4月から受注開始します。
従来のICカードを用いた入退セキュリティシステムは、社員や来訪者の登録・発行・配布に時間とコストがかかることや、カードの貸し借りによるなりすまし・不正入場、盗難・紛失等によるセキュリティインシデント発生が課題となっていました。「顔認証 入退セキュリティ&オフィス可視化システム(KPAS)」は、一括の顔登録に加え、専用端末での顔と名刺を同時に登録し最短15秒で利用できます。これにより社員のみならず来訪者の入退管理を可能とし、登録可能人数は最大3万人(※2)と大規模オフィスビルにも対応します。
加えて顔と名刺を連携させた情報は、会議室に設置した端末と併用することにより、社員用PC等から即座に参加者の顔と名前・訪問履歴等を確認することができます。さらに情報を蓄積することで人脈相関図としてグラフィカルに表示が可能。これら情報を活用することで社員別・組織別の人脈の可視化や施設稼働率の分析等、働き方改革の指標や、社員活動の活性化に活用することができます。
当社は、これまでにも空港やアミューズメントパークで顔認証技術を応用したシステムを展開しています。世界最高水準の顔認証技術と、現場での使いやすさを追求し、お客様との実証実験を重ねて実現したUXデザインとの融合により、オフィスの入退室を安心・快適で効率的にします。
今後はオフィスビルへの展開を始め、店舗・商業施設、展示場・国際会議場、ホテルなどに展開し、「ストレスフリーで安心のハイ・セキュリティと、快適で効率的な空間実現」の両立を目指します。
「KPAS」は、パナソニックのB2B向けIoTサービス「μSockets(ミューソケッツ)」(※3)の一つとして提供します。今後、当社が有する現場ノウハウとμSocketsで提供する先進コア技術をベースとした様々なマイクロサービスを掛け合わせることで、B2B現場の可視化・分析、課題解決を図り、現場プロセスイノベーションの実現により、お客様に貢献して参ります。
本システムは、3月5日から東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW」「リテールテックJAPAN」に出展いたします。
本システムは、顔登録は最短で15秒、顔認証は1秒以内とスピーディーで利用者に負担が少なくストレスフリーです。顔登録は最大で3万人(※2)が登録可能で、管理者による一括登録もできるので大規模なオフィスビルへの導入も可能です。利用者の登録・発行に時間がかかっていた従来の課題を解決します。来訪者のゲストカード発行も省力化できるので、来訪者の受付時のカード発行の待ち時間も大幅に短縮できます。当社独自のディープラーニング技術を応用した顔認証技術は、顔特徴の変化に強く、利用者の年齢の10年程度までの経年変化、サングラスを含むメガネ、マスク、メイクなどの変化にも対応して認証が可能です。利用者が認証のためにメガネやマスクを外したりする手間もいらず、両手が荷物でふさがっていても認証できるなど、利用者の様々な状況に対応でき便利です(※4)。
また家電で培ったノウハウを活かし、お客様との実証実験を重ねて使いやすさを徹底追求したデザインは、使い心地が良く快適なオフィス空間づくりを目指しています。
顔認証の入退では、従来のICカード入退で課題となっていたなりすましやコピーによる不正入場の抑止効果や、カードの盗難や紛失などのリスクも低減します。顔データは暗号化して登録され、顔登録、認証時の個人情報データは登録用レジスター、ゲート、認証チェッカーなど端末側では即時廃棄され残りません。個人情報はサーバーで管理され、有効期限の設定により自動削除も可能なので安心して運用できます。基本システム構成に加え、お客様のオフィス環境に合わせたご提案も可能です。KPASチェッカーは、標準の壁掛けタイプに加え、スタンドタイプなどお客様の現場のニーズに合わせた導入が可能です。またKPASゲートは、アダプタによる他社製品への組込みや独自デザインのゲートの提供も検討中です。お客様の既存システムとの連携、今後の拡張性を踏まえたラインアップを拡充していきます。
顔登録時に名刺情報を登録することで、会議中にポータルサイトに来訪者の顔写真入りの「デジタル名刺」を表示、顔と名前が一致しないというお困りごとを解決します。さらに入退室で使用した顔情報でオフィスの人脈相関図として可視化などにも活用することができます。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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