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2019年5月31日
製品・サービス / トピックス
新製品
パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社
フルデジタル溶接電源"融合型"ロボット
TAWERSがTAWERSを超える
品名 | Super Active TAWERS HP |
希望小売価格(税別) | オープン価格 |
工場出荷予定日 | 2019年6月6日 |
月間生産台数 | 40台 |
パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社は、ワイヤ送給を高精度に制御することでスパッタ低減を実現したSuper Active TAWERSのHP(高電流タイプ)を2019年6月6日より発売します。
本製品は、2017年3月に発売し、ご好評をいただいています「Super Active TAWERS」の低スパッタ・高速溶接性能を継承しつつ、高電流タイプを新たにラインアップとして加えるものです。この『Super Active TAWERS HP』は、高電流化により、さらなる高速溶接と、中厚板溶接での低スパッタ化を可能とし、ワーク適用範囲拡大および高生産性を実現します。
パナソニック(株)
熱加工システム総括部 熱加工システム販売推進課 菊地 成享
電話 06-6866-8556(直通)
ホームページ:パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社
アーク溶接ロボットの主力カスタマである自動車業界をはじめ、溶接市場ではさらなる高生産性・高品質溶接が強く要望されています。このような中で、スパッタの発生を抑制する高品質溶接と高速溶接を両立する溶接ロボットシステムの要望が高まってきています。また、車体軽量化を目的とした適用素材のマルチマテリアル化、特に高張力鋼板などに対する溶接裕度拡大の要望も加速しています。当社では低スパッタを可能としたSuper Active TAWERSをさらに進化させ、お客様のご要望にお役立ちできる新たなソリューションを提案し、「モノづくり」における付加価値の追求を進めてまいります。
ハイパワーTAWERS用450 A溶接電源を標準搭載し、「Super Active TAWERS」での高電流溶接を実現。さらなる高速溶接および、中厚板溶接への適用範囲拡大・低スパッタ化を実現します。
薄板向けの高速溶接用と、中厚板向けの低スパッタ溶接用の2種類の溶接特性を準備し、お客様のワークに応じて選択いただけます。
薄板向けの高速溶接特性では、現行比50 %以上※1の高速化を、中厚板向けの低スパッタ溶接特性では、現行比60 %以上※2の低スパッタ化を実現します。
メンテナンス性も容易な間接水冷方式トーチを採用、400 A/100 %(450 A/80 %)の高使用率を実現。
2017年度実績 | 2018年度実績 | 2019年度 | 2020年度 |
---|---|---|---|
22,373台 | 22,627台 | 23,000台 | 23,500台 |
(2017、2018年度実績は、日本ロボット工業会データを引用、見込みは当社予想)
項目 | 定格・仕様 |
---|---|
品名 | Super Active TAWERS HP |
適用ワイヤ | 軟鋼 |
適用ワイヤ径 | 1.2 mm、1.4 mm |
適用ロボット | TMシリーズ、TLシリーズ、TSシリーズ |
※1 当社試験環境における、現行Super Active TAWERSとの比較結果です。
※2 当社試験環境における、現行High Power TAWERS(MTS-CO2)との比較結果です。
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。