2023年10月6日

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2025年大阪・関西万博 民間パビリオン構想発表会で「共創」をテーマに発表

素材提供:2025年日本国際博覧会協会

2023年10月4日 2025年日本国際博覧会協会が主催する民間パビリオン構想発表会が東京都内で開催された。パナソニックグループは今回の大阪・関西万博を契機に取り組んでいる「共創」をテーマに発表を行った。

2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
「未来社会の実験場」というコンセプトのもと、世界中の人々がアイデアを交換し、未来社会を「共創」(co-create)する場、人類共通の課題解決に向けて先端技術などの世界の英知を集め、新たなアイデアを創造・発信する場となることが期待されている。
パナソニックグループは創業以来の経営理念に基づき、お客様のお役に立つ商品やサービスを提供する事業活動を中心に、様々なステークホルダーとの共創活動を通じて、社会課題の解決に向けた活動に取り組んでいる。

本発表会では、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」の総合プロデューサーの原口さんと、共創メンバーを代表して大阪大学の成富さんが登壇し、万博における「共創」活動への思いや、大阪・関西万博に期待することを発表した。

原口さんからは、パナソニックグループが、未来社会を担う人々の思いに寄り添い、その思いを実現するためのパートナーと思って頂けるような存在になれるように、万博では子供たちと、これからの未来を共に創っていく第一歩を踏み出す場にしていきたいという意気込みを発表した。また学生の成富さんは、万博に参加することで、最新の技術やイノベーションに触れ、新しい知識やアイデアを得ることへの期待や、万博を通じて環境問題を学び、国際交流をすることで自分たちの未来についても考え、グローバルな視点で社会を築いていきたいという思いを語った。
冒頭のメッセージ動画では、パナソニックグループ 万博推進委員会 委員長の小川さんと、万博に強い期待を抱いている大学生の皆さんが、建設予定地(工事現場)を視察しているところや、実際に工場から出た端材などを手に取りながら語り合う様子を紹介。URL:https://channel.panasonic.com/jp/contents/39428/

素材提供:2025年日本国際博覧会協会

発表後のトークセッションでは、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーの落合陽一氏の「パナソニックの共創は何を意味しているのか?」という質問に対し、原口さんは、「一つは万博に向けて環境負荷の低いパビリオンを、様々なパートナーと知恵を出して実現していく共創。もう一つは万博をきっかけに子供たちと未来を作っていく共創がある。」と述べ、万博を通じて、子供たちの「未来への思い」を込めたタイムカプセルを作り、共創で実現していきたい、と語った。
そして、発表の最後には、「2025年、わたしたちはふしぎな蝶に出会う。」という展示体験企画をイメージさせるメッセージで締めくくった。
なお、2023年11月下旬には、パナソニックグループ単独でパナソニックグループパビリオン「ノモの国」のロゴデザインや展示体験構想等を中心に発表を行う予定。

記事の内容は発表時のものです。
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