2023年9月14日

サステナビリティ / トピックス

福島県の中学生が、パナソニックグループの福島『復興』応援アクションを取材しレポート動画を公開

2023年8月22日、福島県いわき市立中央台南中学校の生徒4人が、大阪府門真市のパナソニック ホールディングス株式会社(以下、PHD)本社を訪問し、パナソニックグループが実施する福島『復興』応援アクションの取り組みを取材。当日はグループCEOの楠見や従業員、関係者などにもインタビューを行い、本アクションに取り組むパナソニックグループの思いなどを1本の動画にまとめ、Channel Panasonicなどで公開しました。
パナソニックグループは、東日本大震災から10年以上が経過した今もなお風評被害などを受けている福島県を「食べること」で応援するため、2022年1月から福島県とパートナーシップを組み、福島『復興』応援アクションに取り組んでいます。

本アクションでは、社員食堂での魚を中心とした福島県の農畜水産品の定期的・継続的な提供、福島県が実施している食に対する安全性への取り組みを正しく理解いただくための啓発活動、福島県産品を買って応援する「ふくしまマルシェ」の開催など、さまざまな形で福島県を応援しています。(2023年8月末時点で、社員食堂での提供を国内事業場22拠点、ふくしまマルシェを7拠点で開催しています)

【動画】福島『復興』応援アクション~食べることで福島を応援しよう~
https://channel.panasonic.com/jp/contents/38578

社員食堂で提供されている「福島復興応援メニュー」や「ふくしまマルシェ」の様子

今回取材を行った中央台南中学校は、パナソニックグルーブが主催する教育支援プログラム「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」の参加校で、2024年3月に実施されるコンテストに向け、2023年5月頃から映像制作に取り組んでいます。なお、今回の取材は、映像制作支援ワークショップの一環としてKWNが提供する「キッズレポート活動」として実施したものです。

キッズレポートの活動は2023年7月から開始しており、生徒たちは、2023年8月22日にPHDの社員食堂やふくしまマルシェで提供される食材の生産現場を取材するため、事前に、いわき市沼ノ内漁港や福島県農業総合センター果樹研究所にも赴きました。取材のアポイントメントや初めてのインタビューにも挑戦し、映像制作のノウハウを学ぶとともに、生産者の皆さんの食材に懸ける思いや誇り、食材のおいしさを実現するための努力や喜びに触れました。

沼ノ内漁港や福島県農業総合センター果樹研究所取材の様子

2023年8月22日には、PHD本社の社員食堂での福島復興応援メニューの提供や同構内で行われたふくしまマルシェの取り組みを取材。さらにグループCEO楠見や本アクションに携わる従業員、関係者、福島復興応援メニューを喫食した従業員へのインタビューも行いました。

「福島のことを知ってもらう良い機会になった」「震災後に生まれた私たちは中学生になった。支援いただくだけでなく、自分たちにできることを見つけて“ふるさと福島”を支えていきたい」と感想を述べ、生徒たちは取材を通じて、福島県を応援している人たちがいることを実感しました。

楠見や従業員へのインタビューの様子

*本取り組みは楠見のnote.でも紹介しています。
食おうや、福島!|楠見 雄規@パナソニック(note.com)
https://note.com/kusumiyuki/n/n52ae06659a04

今後も、パナソニックグループは、給食事業者などの協力の輪を広げながら、メニュー提供拠点の拡大やふくしまマルシェの開催などのさまざまな取り組みを行うことで、震災復興という社会課題の解決、ひいてはSDGs11「住み続けられるまちづくりを」の達成に向け、消費行動の変容を促し、ソーシャルアクションのムーブメントを広げてまいります。

■キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)
パナソニックグループが企業市民活動の一環としてグローバルに展開している映像制作を通じた教育支援プログラムです。映像制作活動を通じて創造性やコミュニケーション能力、チームワークなどを養うことを目的にしており、1989年にアメリカでスタートして以来、累計18万人以上の子どもたちや先生がプロジェクトに取り組んでいます。

KWN日本では、参加校に対する映像制作サポートとして、外部のテレビ局や社内の知財部門などさまざまな専門家と連携し、毎年ワークショップを開催しています。また、現場体験の場として、2015年から「キッズレポート活動」を開始。パナソニックオープン ゴルフトーナメントなどでインタビューに挑戦し、映像制作のプロと一緒に映像づくりを行う機会を提供しています。

■パナソニックグループ 企業市民活動
私たちは、一企業市民として「ものづくりやサービスなどの事業」とは異なる方法で、社会課題と直接向き合い、従業員一人ひとりが社会貢献活動に取り組んできました。

社会の一員として、人々のくらしを、すこしでも豊かで平和なものにするために。
そして、これからの世界を、すこしでも明るく、照らしつづけるために。

誰もが自分らしく活き活きとくらす「サステナブルな共生社会」の実現に向けて、「貧困の解消」「環境活動」「人材の育成(学び支援)」という3つの重点テーマを軸にさまざまな「企業市民活動」を行なっていきます。

【関連リンク】
福島『復興』応援アクション
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/fukushimafukko.html
福島県の産品を社員食堂で定期的、継続的に提供
https://news.panasonic.com/jp/press/jn220125-1
キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/kwn.html
Panasonic KWN Meet Up Channel!
https://www.youtube.com/user/panasonickwnglobaljp
パナソニックグループの企業市民活動
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship.html

記事の内容は発表時のものです。
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