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2020年10月9日
イベント・スポンサー活動 / トピックス
「やさしさラボ」パナソニックセンター東京(所在地:東京都江東区有明3-5-1、以下PC東京)では、社内外からさまざまな分野のゲストを招き、オンライン上で誰でも参加が可能なウェビナー形式のイベント「ソウゾウするちから」シリーズを、2020年5月より継続して開催してきました。この度、デザイン・スポーツ・SDGsなど、さまざまなテーマを扱い実施してきたこれまでのウェビナーからさらに発展させ、より深く一つのテーマに向き合う場をつくれないかという思いから、新たなプログラムを立ち上げます。渋谷道玄坂に位置するデジタルものづくりカフェ「FabCafe Tokyo」をパートナーとして招き、参加者がより深い議論を通じて「想像」し、実際に手や足を動かしながら「創造」することを目指すスタディプログラムを実施、2020年10月9日(金)より参加者の募集を開始します。
本プログラムのテーマは「やさしさ」です。都市やコミュニティを素材に、サイトスペシフィックな演劇やアートプロジェクトを手がける劇作家、石神夏希さんをメインナビゲーターとして迎え、フィールドリサーチワークショップや、ゲストを招いたトークイベントなど、全4回のセッションを通して、社会におけるやさしさとは何か、そして可能か、という命題に向き合います。
プロジェクトマネージャーとしてPC東京、FabCafe Tokyoが中心となり、プログラム期間を通して、参加者・ゲストスピーカーの議論や交流を促し、オンラインコミュニティを醸成していきます。そして最終的には、セッションの内容も含めた期間中の活動を冊子形式にまとめ、発表する予定です。
本プログラムは、現在の新型コロナウイルスの流行状況をふまえ、オンラインコミュニティを核として活動します。ワークショップ、ゲストを迎えてのトークイベントなどは、基本的にオンラインで行うため、インターネット環境がある方であれば、どこからでもどなたでも参加が可能です。
■「やさしさラボ」企画コンセプト
SDGsやサステイナビリティの議論が加速し、「環境にやさしい」や「社会にやさしい」といったような表現をよく耳にしたり、口にすることも増えてきたように思います。
ただそんな耳ざわりも、口当たりもいいこの「やさしさ」という言葉、ふと立ち止まって、「やさしさってなんだろう?」と考え始めると、その輪郭がぼやけて消えていくような、捉えることが非常に難しい概念でもあります。
地球にやさしくする。環境にやさしくする。
海の向こうの、一生会うことのない人にやさしくする。
いま隣にいる人にやさしくする。自分にやさしくする。
生まれてくる人に、何世紀も前に亡くなった人に、やさしくする。
「やさしさ」とはどういう形をしているのでしょうか。そしてその「やさしさ」をどのように形作ることができるのでしょうか。様々な価値観が揺れ動くこの激動の時代と社会において「やさしさとは何か」という問いと向き合うことはとても根源的で、必要なことなのだと思います。
そのような思いから「やさしさラボ」の企画・実施に至りました。正解でも正義でもなく「自分ではない誰かへの想像力」を頼りとして、実践を通した「やさしさの使いかた」を探り創造する、対話と実験の場で、これからの社会のあり方を探求するコミュニティを育てていきたいと思います。
■実施概要
<Step1:やさしさについて考える>
外部有識者を招いたトークイベントや、フィールドリサーチワークショップを通して、インタビューやディスカッションを行い、自分たちの社会や環境における「やさしさ」とは何か?そもそも「やさしさは実践できるのか?」という問いを深掘りします。
<Step2:やさしさを実験する>
Step1を通じて感じた気付きや、学びをベースに「やさしさ」を実践する企画を考えるワークショップを実施。実践してみたい、向き合ってみたいプロジェクトの種を複数出しながら、企画案を作成し、1ヶ月間通して1つのアイデアを形にしていきます。
<Step3:アイデア発表会!>
プロジェクトの最後に各人が行ったプロジェクトを発表します。発表会ではありますが、堅苦しいことはなく、参加者のみなさんが「やさしさ」と向き合って感じたこと、気づいたことを、他の参加者の人たちと共有をしながら、テーマについての対話を行います。
■スケジュール
<Step1>
2020年11月03日(火):第一回目イベント実施(10:00~18:00 ※途中休憩あり)
2020年11月15日(日):第二回目イベント実施(10:00~18:00 ※途中休憩あり)
<Step2>
2020年11月29日(日):第三回目イベント実施(10:00~18:00 ※途中休憩あり)
<Step3>
2020年12月27日(日):第四回目イベント実施(14:00~19:00)
2021年1月中旬:ブック完成・発表
*受講方法:Zoomを利用したオンライン配信
*参加費:無料
■募集条件
・文系理系問わず、SDGSなどの社会や環境の議論に興味がある人
・既存のコミュニティの枠組みを超えて、同世代の人と繋がりたいと思っている人
・議論だけでなく、実際に足を動かして、テーマについて深掘りをしたい人
・募集期間:2020年10月9日(金)12:00~10月20日(火)23:59
・2020年11月3日からのプログラム全日程に参加できる人
・定員:20名程度(人数が多い場合は、選考実施をする可能性があります)
・申込方法: こちらのPeatix URL <https://yasashisa-lab.peatix.com/>から申込・情報の提出をお願いいたします。
(氏名、年齢、職業、活動がわかるウェブページなどのリンク (任意))
※ 選考となった場合、合否に関わらず、全応募者に10月23日(金)中に申込時にお知らせいただいたメールアドレスへご連絡いたします。
■ディレクター略歴
<メインナビゲーター/石神夏希さん>
劇作家。1999年より演劇集団「ペピン結構設計」を中心に活動。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。近年は横浜を拠点に国内各地や海外に滞在し、横浜・メルボルン・マニラで創作・上演した『ギブ・ミー・チョコレート!』(2015-2017)をはじめ都市やコミュニティを素材にサイトスペシフィックな演劇やアートプロジェクトを手がける。また『Sensuous City [官能都市]』(HOME’S総研, 2015)はじめとする調査研究、NPO法人『場所と物語』理事長、遊休不動産を活用したクリエイティブ拠点『The CAVE』の立ち上げなど、空間や都市に関するさまざまなプロジェクトに携わる。
■FabCafe Tokyoについて
FabCafeは世界12拠点に広がる、クリエイティブコミュニティです。人が集うカフェに、3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタルものづくりマシンを設置。“デジタル”と“リアル”の壁を自由に横断し、未来のイノベーションを生み出します。地域のクリエイターやアーティスト、企業とともに、食、アート、バイオ、AIから教育まで、ものづくりの枠を超えたラボ活動も行っています。FabCafe Tokyoは、2012年にスタートした第一号拠点。シングルオリジンの豆を使ったコーヒーや、旬の野菜を使ったフード、パティシェが作るスイーツなど、こだわりのドリンク&フードをご用意しています。
【本プログラムに関するお問い合わせ先】
『やさしさラボ』事務局:yasashisa.lab@fabcafe.com
【報道関係者様 お問い合わせ先】
パナソニックセンター東京
代表電話番号:03-3599-2600
受付:火曜日~日曜日 10時00分~17時00分
<関連情報>
・やさしさラボ WEBページ
https://fabcafe.com/jp/labs/yasashisa-lab/
・パナソニックセンター東京ホームページ
https://panasonic.com/jp/center-tokyo/
・パナソニックセンター東京「くらしを楽しもう」
https://www.panasonic.com/jp/corporate/center-tokyo.html
記事の内容は発表時のものです。
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