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画像:空質空調社の2製品が、2025年度 省エネ大賞の最高賞「経済産業大臣賞」などを受賞

2025年12月24日

企業・経営 / プレスリリース

空質空調社の2製品が、2025年度 省エネ大賞の
最高賞「経済産業大臣賞」などを受賞

パナソニック株式会社 空質空調社(以下、当社)の業務用空調向けIoTサービス「Panasonic HVAC CLOUD(パナソニック ヒーバック クラウド) 省エネマネジメントサービス」が、「2025年度省エネ大賞」製品・ビジネスモデル部門の最高賞である「経済産業大臣賞」を受賞しました。合わせて、ルームエアコン「エオリア」(26XS、26HXシリーズ)が「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました。

「省エネ大賞」は、一般財団法人 省エネルギーセンターが主催し、国内の産業・業務・運輸部門に属する企業、工場、事業場などの省エネを推進している事業者および省エネ性に優れた製品を開発した事業者の活動を表彰するものです。これにより、省エネ意識の浸透、省エネ製品の普及促進、省エネ産業の発展、および省エネ型社会の構築に寄与することを目的としています。

パナソニック株式会社 空質空調社 2025年度 省エネ大賞 受賞一覧

部門名

受賞名

受賞者名

テーマ名

製品・ビジネスモデル部門

経済産業大臣賞
(ビジネスモデル分野)

パナソニック株式会社 空質空調社

業界初、AIを活用した空調制御「省エネマネジメントサービス」

資源エネルギー庁長官賞
(家庭分野)

エコロータリー圧縮機搭載で長時間使っても省エネなルームエアコン「エオリア」

【受賞製品の概要】

1. 製品・ビジネスモデル部門「経済産業大臣賞」(ビジネスモデル分野)受賞
業界初(※1)、AIを活用した空調制御「省エネマネジメントサービス」

「省エネマネジメントサービス」は、業務用空調向けIoTサービス「Panasonic HVAC CLOUD(パナソニック ヒーバック クラウド)(以下、HVAC CLOUD)」に含まれるサービスの一つです。
HVAC CLOUDは、空調設備の遠隔管理とAI制御による省エネマネジメントが可能なクラウド型IoTサービスで、空調設備管理業務における省力化と省コスト化に大きく貢献します。2024年4月のサービス開始以降、アパレル店舗や飲食店を中心に累計1,400拠点(※2)で導入されています。

<本サービスの主な特長>

AIによる「快適性と省エネ」の両立:AIが施設情報や外気温・気象情報に加え、利用者のリモコン操作履歴を学習。店舗スタッフの業務や時間帯で変わる快適性を損なうことなく、状況に応じた最適な温度へ自動制御します。これにより、年間で約20%(※3)の消費電力量削減を実現しています。
既設設備(※5)への「後付け導入」が可能:既設の業務用空調機(※5)に後付けで導入でき、大規模工事や複雑な運用変更を必要としません。
小中規模・多店舗展開施設の課題を解決:コストや運用負荷から対策が困難だった小中規模物件においても、空調運用の自動化による確実な省エネを可能にします。

当社は、空調運用を最適化する省エネサービスの提供を通じて、小中規模施設における省エネ推進という社会課題の解決に貢献していきます。

画像:本サービスの主な特長

※1 空調機業界において、当社調べ(2023年3月8日時点)

※2 2025年12月現在

※3 1年間、関東地方の2つの異なる物販店舗(約1,000 m2)の施設での検証値を元に推定。「設定温度自動リターン」機能(一定時間で指定した温度設定に戻る機能)との比較。実際の効果は、使用環境等の条件により異なります。

※4 2025年3月時点。特許の状態は記載時点とは異なる場合があります。

※5 当社指定の機種および製造年数の条件を満たす機器に限ります。

参考URL

Panasonic HVAC CLOUD サービス紹介ウェブページ
https://solution-cloud.hvac.panasonic.com/hc_about

2. 製品・ビジネスモデル部門「資源エネルギー庁長官賞」(家庭部門)受賞
エコロータリー圧縮機搭載で長時間使っても省エネなルームエアコン「エオリア」(26HX、26XSシリーズ)

画像:本体イメージ、エコロータリー コンプレッサーイメージ

昨今、酷暑が長引く傾向にあることから、エアコンを長時間つけっぱなしで運転される方が増加しています。また、物価高と電気代高騰を受け、エアコン購入検討者の省エネへの関心が一層高まっています。「エオリア」HX、XSシリーズでは25年モデルにおいて、200 V機種に13年ぶりの開発となる「エコロータリー コンプレッサー」を搭載することで、冷房運転時の最小出力を約40%低減(※6)し最小出力0.3 kWを実現しました。これにより、設定温度到達後の室温安定時に運転オン・オフによるムダな電力を抑え、快適な室温・湿度をキープしながらも消費電力量を削減(※7)することを可能にしました。
26年モデルでは、制御技術の高度化や難易度の高い切削技術を実現し、新たに100 V機種にまで「エコロータリー コンプレッサー」の搭載を拡大。当社のエアコンとして初めて最小出力0.2 kWを達成しました。これにより約6畳~26畳までのさまざまな広さの部屋に、より省エネ(※7)で快適なエアコンを選べるようになりました。
さらに、風量と圧縮機制御を進化させた「エコインバータ制御」や、新開発「補助翼付プロペラファン(※8)」を搭載し、軽量・省資源化と性能向上を両立しました。
エオリアは「10年使うものだから省エネ(※7)も 清潔も」をコンセプトに省エネ(※7)ながら室内の空気を清潔かつ快適に保ち、心地よい暮らしを提案していきます。

※6 最小冷房能力が、エコロータリー コンプレッサー非搭載品CS-404DHX2=0.5 kW、搭載品CS-405DHX2=0.3 kW。

※7 当社独自の条件により評価。運転安定時約1時間の積算消費電力量が、当社従来品(エコロータリー コンプレッサー非搭載)CS-404DHX2=140 Wh、新製品CS-406DHX2=119 Wh。実際の消費電力量は条件により異なります。(CS-406DHX2、冷房運転での測定例。当社環境試験室(約14畳)、外気温30℃、湿度60%、室温25℃となるように運転した場合。)

※8 200 V機種に搭載。

参考URL

エオリア ハイグレードモデル 26HXシリーズ
https://panasonic.jp/housing-aircon/HXseries.html

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更などにより、最新の情報と異なる場合がありますので、ご了承ください。

配信元:
パナソニック株式会社

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画像:2025年度 省エネ大賞 受賞

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