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2025年10月28日
製品・サービス / プレスリリース
ソフトウェアならではの柔軟な操作性と高度な画質調整機能で、映像制作現場のワークフローを革新
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社(本社:大阪府守口市、CEO:豊嶋 明)は、ソフトウェアプラットフォーム「Media Production Suite」でPC/タブレットから複数台のスタジオカメラ・リモートカメラの画質調整を行えるImage Adjust Proプラグインを開発しました。本プラグインは2025年度第4四半期(※)の提供開始を予定しています。
※最新の提供時期は、下記ウェブサイトをご確認ください
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/software/mps
番組制作や大規模イベントの現場では、複数種類のカメラを大量に用いたマルチカメラ撮影が行われます。このような現場においては、画質調整のためのリモートオペレーションパネル(以下、ROP)が、設置スペースの不足によりカメラの台数分設置できない、カメラの種類ごとに画質調整の方法が異なるなどの事象が発生しやすく、スムーズな映像制作を行う上で課題となっていました。
このような市場のニーズを受け、Image Adjust Proプラグインは当社製スタジオカメラ、リモートカメラ(※1)に対応したソフトウェアベースのROPとして開発。PC/タブレット端末から1ライセンスあたり最大20台のカメラの状態を同時に確認、遠隔で調整できるなど、ソフトウェアならではの柔軟な運用性を実現しました。当社製カメラシステム、ROPとの組み合わせにより、リモート操作や省スペース化を実現し、映像制作現場の運用効率化に貢献します。
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プラグイン名 |
Image Adjust Pro |
|---|---|
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アクティべーション用ソフトウェアキー |
AW-SF600 |
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提供開始時期 |
2025年度第4四半期 |
Image Adjust Proプラグインは、当社製のスタジオカメラ、リモートカメラ(※1)の制御に対応し、大規模なマルチカメラ撮影の現場でも高い運用性を発揮します。1ライセンスあたり最大20台分のカメラ情報をリスト形式で表示して操作できるほか、1画面で複数台のカメラ情報をハードウェアROPのように表示して操作するGUIも選択可能です。当社製ROP AK-HRP1010と同等の調整機能を備えているため、例えば、使用頻度の高いメインカメラはハードウェアのROPから、その他のカメラは本プラグインから制御することで、ROPの設置台数を削減しながら、全てのカメラに対し高度な画質調整を行えるシステムを構築できます。IPべースのシステム下では、ROPと本プラグインのいずれからも制御可能で、現場の状況に合わせシームレスな運用が可能です。
1ライセンスあたり最大20台分のカメラ情報をリスト形式で表示して操作
1画面で複数台のカメラ情報をハードウェアROPのように表示して操作
※画面は開発中のものです。実際の仕様とは異なる場合があります。
本プラグインをインストールしたPCに加え、同一ネットワーク上の複数の端末からもアプリケーションを使用できます。ノートPCやタブレットなどを操作端末とすることで、ROPが設置された場所に縛られることなく様々な場所から複数人で操作できます。ディレクターが全カメラの状況を一括で確認・管理したり、照明など、VE以外の技術担当者がそれぞれの作業場所で調整画面を見ることができ、より効率的なワークフローを実現できます。ROPの数を増やすことなく使用場所や人数を限定しない柔軟な運用が可能です。
コントロールパネルのGUIは3種類から選択可能(※2)。AK-HRP1010のボタン配列を再現したハードウェアレイアウト、映像編集ソフトで画質調整を行うようなグラフィカルレイアウト、必要なボタンだけを表示可能なカスタムUIを搭載。ROPを使い慣れた技術者はもちろん、ROPの使用経験が少ないユーザーも、使用状況に合わせてGUIを選ぶことができます。
Image Adjust Proプラグインは、ソフトウェアならではの柔軟性と高度な画質調整機能により、マルチカメラ撮影に取り組む現場のシステム構築・運用をサポートし、映像制作のワークフローを革新します。
なお、本プラグインは、2025年11月19日(水)から11月21日(金)に幕張メッセで開催される国内最大のメディア総合イベント「Inter BEE 2025」に出展します。
※1 提供開始時点は、スタジオカメラAK-UCX100/UC4000/UC4000B、リモートカメラAW-UE160/AW-UE150Aに対応。スタジオカメラAK-UC3300、リモートカメラAW-UE150/UR100、マルチパーパスカメラAK-UBX100へも将来対応予定。
※2 グラフィカルレイアウト、カスタムUIは将来対応予定。
Media Production Suiteは、当社製カメラを活用した様々なシーンでの映像撮影を、さらに高品質・円滑にするためのソフトウェアプラットフォームです。基本機能としてデバイスの一元管理・モニタリングなどの機能を提供し、慌ただしい撮影現場でのカメラのセットアップ/管理/制御を効率化。さらに有償プラグインによって提供される多彩な機能でオペレーションをサポートし、少ない人数で質の高い映像演出が可能になります。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/software/mps
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/software/mps/iap
※製品仕様は開発中のものであり、発売時変更する可能性がございます。
パナソニック 放送・業務用映像システム サポートセンター
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/supportcenter
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社は、パナソニックグループの事業会社化の一環として2022年4月に設立し、有機ELテレビをはじめとするAV機器、LUMIXデジタルカメラ、ヘッドホン、電話機、インターホン等の個人のお客様向け製品、ならびに放送・業務用映像制作システム、業務用音響機器システムといった法人のお客様向けソリューション機器・ソフトウェア・ソリューションサービスの提供を通じて、人と人との絆を強め、お客様の生活を豊かにしています。私たちの使命は、エンターテインメントとコミュニケーションの力で人々に新しい「感動と安らぎ」を提供することです。その実現に向けて、人と人をつなぐ、明日を創造し続けるプロフェッショナルでありたいと考えています。詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.panasonic.com/jp/peac/corporate-profile.html
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