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画像:リモートカメラコントローラーAW-RP200GJ

2025年9月3日

製品・サービス / プレスリリース

オペレーターのワークフローを革新し、コンテンツの価値を向上する次世代リモートカメラコントローラーAW-RP200GJを開発

当社初のマクロ機能を搭載し、放送やライブイベント現場でのマルチカメラ運用を強化

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社(本社:大阪府守口市、CEO:豊嶋 明)は、複数台のカメラで撮影する大規模な現場での運用性を強化したリモートカメラコントローラーAW-RP200GJを開発しました。本機は2025年度第4四半期の発売を予定しています(※)

※最新の発売時期についてはウェブサイトをご覧ください。

<開発背景>

近年、放送局やライブエンターテインメントの現場では、リモートカメラの活用が進み、マルチカメラ撮影やロボットアームの導入など、撮影手法の多様化が加速しています。

このような現場の状況を受け開発したAW-RP200GJは、業界で評価の高い従来機AW-RP150GJの操作性を引き継ぎながら、新機能を搭載。マルチカメラ撮影での運用性を高め、さらなるコンテンツの価値向上に貢献します。

品名

リモートカメラコントローラー

品番

AW-RP200GJ

発売時期

2025年度第4四半期

<詳細>

■新たな機能でコンテンツ価値向上に貢献

複雑なカメラ操作をワンボタンで実行できるマクロ機能

AW-RP200GJはリモートカメラコントローラーとして当社初のマクロ機能に対応。カメラ複数台の同時制御や、プリセット等を使用したシーケンスをマクロとして登録できます。マクロはボタン一つで呼び出せるため、複雑なカメラ制御を簡単に実行することが可能です。また、マクロ実行中の他カメラ制御にも対応し、オペレーターが少人数の現場でも効率よくマルチカメラ撮影を行えるなど、柔軟な運用性が高品位な映像制作をサポートします。

2本のジョイスティックを搭載し現場で求められる操作性を追求

ジョイスティックは、AW-RP150GJから継承したパン・チルト・ズーム(またはフォーカス)を片手で操作可能なメインのR(Right)-ジョイスティックに加え、新たにL(Left)-ジョイスティックを搭載。それぞれのジョイスティックを同時に使い分けることができ、複数のリモートカメラを1台のコントローラーから操作できます。さらにL-ジョイスティックには様々な機能をアサインでき、メニュー操作、クロッピング機能の操作が可能。2本のジョイスティックを組み合わせた操作で、より高度な制御が可能です。

■さらなる運用性の向上

新たに搭載したマルチセレクトスイッチで確実かつスピーディーに操作

カメラ、プリセット、マクロをアサインできるマルチセレクトスイッチを20個搭載。LCDを内蔵したハードウェアスイッチを採用し、使用するモードによってスイッチの表示内容が切り替わります。スイッチにアサインした機能を確実かつスピーディーに実行できます。

WEBメニューで設定変更などの作業を効率化

本機と接続したPCなどのWEBブラウザーから接続機器の設定が可能。カメラ複数台のIPアドレス、カメラ番号割り当てを一括設定できるなど、大規模システム構築時の工数削減に貢献します。一部のメニュー操作やマクロの作成、ユーザーアサインボタンへの機能の割り当てなどもPCから行え、各種設定作業の効率化が可能です。

IP入力に対応し、現場でのセットアップや運用を効率化

本機は3G-SDIの他にNDI® High Bandwidth(※1)、SRTによるIP映像入力に対応(※2)。LANケーブルで接続したカメラの映像を本機搭載のLCDモニターおよびSDI OUTから確認でき、現場でのセットアップや運用の効率化が可能です。

なお、本機は2025年9月12日~15日にオランダ・アムステルダムで開催される欧州最大のプロ用放送機器展IBC2025(International Broadcasting Convention 2025)に出展します。

画像:説明図

<主な特長>(※3)

  • 運用に合わせて選べる5つのオペレーションモードを搭載
    • モード1:カメラセレクション(最大20台のカメラをアサイン可能)
    • モード2:プリセットセレクション(最大20個のプリセットをアサイン可能)
    • モード3:カメラセレクション+プリセットセレクション(カメラを最大10台、プリセットを最大10個アサイン可能)
    • モード4:マクロセレクション(最大20個のマクロをアサイン可能)
    • モード5:カメラセレクション+マクロセレクション(カメラを最大10台、マクロを最大10個アサイン可能)
  • 当社初のマクロ機能に対応
  • 本機1台に最大200台のリモートカメラを接続可能
  • 2本のジョイスティック搭載により、操作性を大幅に向上
  • 入力映像の波形表示、およびベクトルスコープを本体LCDモニターに表示可能
  • WEBメニューに対応し、登録カメラの一括設定が可能
  • NDI® High Bandwidth、SRTの映像入力に対応し、入力映像を本体LCDモニターおよびSDI OUTに出力可能
  • 各種設定にワンプッシュでアクセスできるショートカットボタンを導入
  • 本機から当社製リモートカメラのクロッピング機能を制御可能
  • 視認性・操作性に優れた新開発の7型LCDモニターを採用
  • 本体搭載のタッチパネル式LCDモニターを活用しタッチフォーカス機能を利用可能
  • 対応機種 AW-UE160W/K、AW-UE150AW/AK、AW-UE150W/K(その他の機種も将来対応予定です)

※1 NDI®は映像伝送・制御技術であり、Vizrt NDI ABの米国およびその他の国における登録商標です。

※2 3つの入力フォーマットからひとつを選択して入力。同時入力は対応していません。

※3 製品仕様は開発中のものであり、発売時変更する可能性があります。

【製品ページURL】

■リモートカメラコントローラー AW-RP200GJ

【お問い合わせ先】

放送・業務用映像システムサポートセンター
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/supportcenter

【放送・業務用映像システム ウェブサイト】

【パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社について】

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社は、パナソニックグループの事業会社化の一環として2022年4月に設立し、有機ELテレビをはじめとするAV機器、LUMIXデジタルカメラ、ヘッドホン、電話機、インターホン等の個人のお客様向け製品、ならびに放送・業務用映像制作システム、業務用音響機器システムといった法人のお客様向けソリューション機器・ソフトウェア・ソリューションサービスの提供を通じて、人と人との絆を強め、お客様の生活を豊かにしています。私たちの使命は、エンターテインメントとコミュニケーションの力で人々に新しい「感動と安らぎ」を提供することです。その実現に向けて、人と人をつなぐ、明日を創造し続けるプロフェッショナルでありたいと考えています。詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.panasonic.com/jp/peac/corporate-profile.html

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更などにより、最新の情報と異なる場合がありますので、ご了承ください。

配信元:
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社

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