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画像:公園内に設置された無人自動販売機

2023年10月16日

  • 株式会社デリシャスノーツ
  • パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社
  • Fujisawa SSTマネジメント株式会社

企業・経営 / プレスリリース

デリシャスノーツ、パナソニック、Fujisawa SSTマネジメントが、公園を活用した食の地域インフラ構築のための実証実験を開始

~藤沢市と協力し、地場食品事業者と連携した地産地消型の食品流通を目指す~

飲食店のDX事業を推進する株式会社デリシャスノーツ(本社:東京都中央区、代表取締役:長屋大輔)とパナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社(本社:大阪府門真市、社長:佐藤基嗣)、Fujisawa SSTマネジメント株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:松田賢治)は、神奈川県藤沢市の協力を得て、Fujisawa サスティナブル・スマートタウン(所在地:神奈川県藤沢市、以下、Fujisawa SST)内の辻堂元町六丁目第二公園において、公園を活用した食の地域インフラ構築のための実証実験を2023年10月16日から12月25日まで実施いたします。

本実証実験では、藤沢市が郷土愛あふれるまちに向けて掲げるサステナブル・インクルーシブ・スマートという3つのまちづくりコンセプト※1に通ずる、「地産地消食文化による持続可能な地場食産業の発展」、「高齢層から子育て層や若者まで誰もが買い物をしやすく暮らしやすい食のインフラ創り」、「食のDX化支援による市民サービスの向上」を目指します。
背景には、高齢者などを中心に食料品の購入に不便や苦労を感じる「買い物弱者」※2の増加による「食品アクセス問題」や、本来食べられるはずの食品が廃棄される「食品ロス問題」※3、働き方改革関連法改正に伴う自動車運転業務の時間外労働の上限制約による「物流の2024年問題」※4といった社会課題があります。IT・IoT・AIなどで日本の農業・外食産業の効率化や活性化で実績のあるデリシャスノーツと、2014年のFujisawa SSTまちびらき以降、数多くのパートナー企業と実証実験を重ね、共創フィールドとして街の発展に取り組んできたパナソニック オペレーショナルエクセレンス、Fujisawa SSTマネジメントが藤沢市に提案し、本実証の実施が実現しました。

具体的には、Fujisawa SSTの公園内に冷凍食品無人販売機を新たに設置し、太陽光パネルで発電した電力も有効活用し、地場食品業者の冷凍食品等を販売します。近隣住民が24時間いつでも食品を購入できる買い物環境を提供することで、歩行困難者や高齢者の買い物の移動を軽減するほか、地場食品事業者と地域住民を結び、地域コミュニティの活性化や、地産地消の食文化を醸成し、食品ロス削減にも繋がると期待しています。
地場食品業者にとっては流通経費節減や環境負荷軽減により収益性を確保しながら販路を拡大でき、消費者にとっては送料無しに地場の新鮮で安心な食材を購入できます。さらに、市民の憩いの場、交流の場である都市公園の活用の幅を広げることで、公園の活性化と魅力向上を図ります。災害時には遠隔から無料提供に切り替えることで、非常食提供拠点として役立てます。地場食材に加えて、全国の名店食材も販売し、地元に居ながら全国名店の食を味わう機会を提供しつつ、地場食材と全国名店とのコラボレーションの機会や全国展開の機会を提供します。

Fujisawa SSTは、今後も、実証フィールドとして行政・パートナー企業・住民との共創活動を通じて、社会課題を解決する新たなソリューションを生み出し、他地域への展開も図りながら、持続可能でインクルーシブな社会の実現を目指します。

※1 ご参考:広報ふじさわ「市政情報」(city.fujisawa.kanagawa.jp)
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kouhou/sumafo/khf-s210410/sisei02_s.html

※2 ご参考:食品アクセス(買い物弱者・買い物難民等)問題ポータルサイト:農林水産省(maff.go.jp)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/eat/syoku_akusesu.html

※3 ご参考:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_4.html#1(農林水産省)

※4 ご参考:知っていますか?物流の2024年問題|全日本トラック協会|Japan Trucking Association(jta.or.jp)
https://jta.or.jp/logistics2024-lp/

■販売商品例

しらす問屋とびっちょ(江の島)の
冷凍釜揚げしらす

ラーメン凪(新宿他)の
冷凍ラーメン

ジェラテリア イル グラツィア
(辻堂)のジェラート

■実証概要

実証期間:2023年10月16日~2023年12月25日(24時間稼働)
設置場所:Fujisawa SST内辻堂元町六丁目第二公園(住所:神奈川県藤沢市辻堂元町六丁目302番)
販売食品:餃子、冷凍しらす、名店ラーメン、ジェラート等(予定)
*販売食品の内容は予告なく変更になる可能性があります。
利用可能な決済方法:交通系電子マネー、iD、nanaco、Edy、QUICPay、WAON、VISA、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、DISCOVER、Alipay、AEON Pay、PayPay、d払い、au Pay、楽天ペイ、Smart Code

■Fujisawa SSTについて

Fujisawa SSTは、「生きるエネルギーがうまれる街。」というコンセプトをもとに、社会・地域課題を捉えながら、街に関わる住人、企業、働く人との共創を通じ、サスティナブルに進化し続けるまちづくりに取り組んでいます。

参考:Fujisawa SST公式サイト https://fujisawasst.com/JP/

■位置図

画像:辻堂元町六丁目第二公園に冷凍食品無人販売機を設置

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公園内に設置された無人自動販売機

公園内に設置されたPanasonic製太陽光パネルで発電

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元:
パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社

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公園内に設置された無人自動販売機
公園内に設置されたPanasonic製太陽光パネルで発電

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