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画像:CEATEC2023 パナソニックグループブース

2023年9月29日

イベント・スポンサー活動 / プレスリリース

パナソニックグループが「CEATEC 2023」に出展

パナソニックグループは、2023年10月17日から20日まで、幕張メッセ(千葉県千葉市)にて開催されるTOWARD SOCIETY 5.0「CEATEC 2023」に出展します。

パナソニックグループは、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向け、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」(以下「PGI」)を掲げ、2030年までに自社の事業に伴うCO2排出量を実質ゼロに、また2050年に向けては、現時点の全世界の排出総量約330億トン(※1)の「約1%」にあたる3億トン(※2)以上の削減貢献インパクトの創出を目指し、事業活動に取り組んでいます。

今回の展示では、PGIを具現化する、くらし、街・工場、モビリティなど様々な領域でのCO2削減貢献に繋がる環境技術やソリューションを中心に出展します。
またCO2削減貢献に取り組む従業員一人ひとりの想いを説明パネルや映像に取り入れ、事例を通して紹介することにより、来場者の地球環境課題解決に向けた気付きや共感を創出します。
尚、会期中は中央ステージにて、グループの技術を通じた社会へのCO2削減貢献について技術担当者が語るセッションを毎日開催(3回/日)します。

今後もグループのPGI活動を通じて社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献していきます。

※1:2019年 エネルギー起源 CO2排出量 336億トン(出典:IEA)
※2:CO2排出係数は 2020年基準

【主な展示内容】

CONTRIBUTION IMPACT ~既存事業による社会への排出削減貢献事例~

●RE100ソリューション

パナソニックのRE100ソリューションは、必要な電力需要や設置場所に合わせ5kWタイプの純水素型燃料電池、太陽電池、蓄電池を組み合わせた3電池を高度に連携制御(EMS:エネルギーマネジメントシステム)することで、電力需要変化や天候による再生可能エネルギーの出力変化に追随する電力需給調整を行い、発電の余剰やムダを抑えて再生可能エネルギーを安定的に供給するソリューションです。
滋賀県草津市のRE100ソリューション実証施設「H2 KIBOU FIELD」では、5 kW純水素型燃料電池99台(495 kW)と太陽電池(約570 kW)を組み合わせた自家発電設備、そして余剰電力を蓄えるリチウムイオン蓄電池(約1.1 MWh)を備え、燃料電池工場の製造部門の全使用電力を賄うとともに、3電池連携(EMS)による最適な電力需給運用に関する技術開発および検証を行っています。

●ゼロエミッションハウス・V2H※1

太陽光がつくる電気を、蓄電池や電気自動車にためて、必要なときに自由に使う、クリーンエネルギーの活用の仕組みを映像で表現。家の中が実物大で見える大きな窓をスクリーンとして映像投影すると共に、平常時も停電時も効率よく電気を活用するクリーンエネルギーのプラットフォームとしてV2H蓄電システム「eneplat」を展示します。

※1:V2Hとは、Vehicle(車) to Home(家)の略で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に搭載されているバッテリーで蓄えた電力を家庭で使用するシステムの総称。

●Automotive Devices & Solutions

EV普及の貢献につながるパナソニックグループの広範な車載デバイス・ソリューションを一堂に集めて紹介します。当社の製品・技術が車内の様々な場所で活用され、どのように環境課題解決や快適な車室と安心安全の実現(Well-being)に貢献しているかを、光りやタッチパネルを使い直感的な展示を行います。

FUTURE IMPACT ~新事業・新技術による社会への排出削減貢献事例~

●ペロブスカイト太陽電池

独自の材料技術やインクジェット塗布工法で発電層をガラス基板上に直接形成した、ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池は、「発電するガラス」として様々な建築物への利用を目指しています。実用サイズ(30 cm角)のモジュールとして世界最高レベルの光電変換効率17.9%を達成しており、レーザー加工技術と組み合わせることで、サイズ、透過度、デザインなどの自由度を高め、カスタマイズにも対応が可能。会場では透過度の異なる4つのモジュールを展示します。

●セルロースエコマテリアル/kinari

従来の石油由来樹脂とほぼ同じ性質をもちながら、最大85%の植物繊維(セルロース)を含むサスティナブルな高機能素材である「kinari」を紹介。これまで捨てられていた様々な植物由来の廃材(間伐材、廃紙、コーヒーかす、わら、農業残茎、木製の樽など)も素材として活用できる。福知山市の小中学校で使われている地元間伐材で製作した給食食器や、竹・杉・コーヒー豆かす等を原料にしたkinari製品を展示。さらに、生分解グレードのkinariの分解プロセスをパネルで紹介します。

●バイオCO2変換

独自開発した光合成微生物の働きで、空気中のCO2から農作物の成長を刺激・補助する成分を合成。農作物の葉に吹き付けることで収穫量の増加、安定的な生産そして農作物そのものの免疫力向上を実現します。空気中のCO2の回収・活用ととともに、農作物の生産力向上・増産によるCO2固定を同時に実現する技術を紹介します。光合成微生物を使った成長促進成分を合成させる装置模型などを展示します。

【トークセッションスケジュール】

時間

10/17(火)

10/18(水)

10/19(木)

10/20(金)

1回目
10:50-11:20

CO2ゼロ工場

ゼロエミッションハウス・V2H

CO2ゼロ工場

セルロースエコマテリアル/kinari

2回目
13:10-13:40

ぺロブスカイト太陽電池

ペロブスカイト太陽電池

RE100ソリューション

RE100ソリューション

3回目
15:00-15:30

ゼロエミッションハウス・V2H

CO2ゼロ工場

セルロースエコマテリアル/kinari

CO2ゼロ工場

【CEATEC 2023 概要】

会期:2023年10月17日(火)~10月20日(金)10:00~17:00
会場:幕張メッセ(国際展示場 展示ホール)千葉市美浜区中瀬2-1
パナソニックグループブース:ホール6「アドバンスドテクノロジーエリア」
※主催者公式ホームページ:https://www.ceatec.com/ja/

【関連情報】

●「CEATEC 2023」パナソニック インダストリーブースの展示概要と見どころ
https://news.panasonic.com/jp/topics/205333.html
●「Panasonic GREEN IMPACT」
https://holdings.panasonic/jp/corporate/panasonic-green-impact.html

記事の内容は発表時のものです。
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配信元:
パナソニックホールディングス株式会社

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